69年目の開戦記念日
69年前の1941年12月8日、日本軍は米軍太平洋艦隊基地であるハワイ・真珠湾を航空機で奇襲攻撃しました。結果世界中を相手に戦争を継続し、国土は焦土化し、300万人の国民が命を失いました。アジア近隣諸国の犠牲者は1000万人を超えました。
本当に無謀な戦争でした。2度と戦争はしたくはない。敗戦後日本人は強く皆が心に念じました。日本国憲法第9条が制定後63年間も堅持されてきたことにもその強い気持ちであると思います。
しかし今年は隣国の横暴さ、帝国主義的な侵略行動や言辞がありました。
中国は日本固有の領土尖閣諸島海域に漁船を侵入させ、退去勧告を繰り返していた海上保安庁の巡視船にあろうことか体当たりし、逃亡しようとしていました。シーマン・シップに反する海賊行為です。
横柄で強権的な言辞を中国外交当局を繰り返しました。許されることではありません。
一方ロシアは戦争集結が9月2日であると勝手に解釈し、8月15日に日本が連合国に無条件降伏した後に千島列島に侵略したことを「交戦中」であったと歴史を捏造しました。そして大統領がAPECの直前に国後島を訪問。強権的な態度を見せ付けました。
いまだに大戦の敗戦の惨めな現実をあらためて日本人は見せ付けられました。
相手国の挑発に乗り戦争を始めることがいかに無謀で、結末が悲惨なことになるのか。それを未だに引きづらないといけないのかとあらためて感じます。
アメリカの保守層は「パールハーバーは不意打ちで許せない。広島。長崎の原爆は正当化されるものだ。」と戦勝国独特の誤った歴史観に未だに毒されています。スミソニアン航空博物館の独善的な展示にも驚きました。
「2度と負ける戦争はしてはいけない」と日本人は強く心に念じなければならない。
望まなくても相手国が自国を侵略してくる場合もあります。その場合もし戦争状態になったとしても、決して侵略者に負けてはいけないのです。その方法手段を日本人は真剣に考えないといけないですね。
「戦わずして勝つ」ことが1番大事です。でもそうばかりは出来ないかも知れないです。もし戦うことがあれば、圧勝しないといけないからです。
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