今週の野良犬メディアも”濃い”
昨日週刊ポストの1月14日・21日のまたまた合併号を買いました。400円ですが、それだけの価値はあります。
年明けから菅首相は、自らの無能さを棚に挙げ、人気回復の為に、小沢一郎氏に「強制起訴されたら離党し、議員辞職しろ」と凄んでいます。
談合記者クラブマスコミも、多くは無能な菅首相を応援しているようです。日本の国難は「政治と金」の問題だけなのか。検察が起訴しなかった案件をいちいち日本国総理が記者会見を行いコメントすることかいな。本当に今の民主党は阿呆です。
談合記者クラブ・マスコミは小沢一郎批判・非難一色なので。「小沢一郎が着々と築く 孫子の兵法 必勝の形」とありました。
一読しましたが、「見出しだけ」の内容。中身はありませんでした。13日の党大会でどう動くか。観測記事では
予算成立までは小沢氏は動かない。Xディは4月1日であるとか。
小沢一郎「天命に従う」は前回に続き、渡辺乾介氏のインタビュー記事。談合記者クラブ・マスコミで得られない小沢一郎氏の本音が綴られている。
「官僚は国家レベルのことをやれ」
「小泉政策が生んだ将来不安」
「政治活動は主権者のみが判断」という見出しにとも記事はもっともであると思いますね。
ファシスト評論家の桜井よし子氏ですが、今回の記事である「尖閣・北方領土の帰趨は「世論戦」「法律戦」「心理戦」で決まる。70年間粘り続けついに「カチンの森虐殺事件をロシアに認めさせたポーランドに学べ」と言うことは正論です。
終戦後のドサクサの北方領土への侵略による住民虐殺(「映画氷雪の門など)や、シベリヤ抑留問題など、ロシアには謝罪していただかないといけない歴史問題・領土問題が存在しています。
桜井氏の指摘したポーランド政府のしぶとさを日本も見習わないといけません。
うちの父より1歳年上の中曽根康弘氏(92歳)の「大勲位、国難に獅子吼す」も一利ありました。
「中国と大国同士の関係をつくれ」
「民主党の処女性を見守る時期」 というのも「なるほど」と思う。アメリカとの関係は日本は長年こしあれましたが、それ以外の国との関係は、なきに等しい。中国との関係をどうこしらえるかは、腰の座らない、肝がない菅内閣では無理ではないでしょうか。
「なぜ記者クラブは 平野前官房長官「消えた3億円」疑惑を追及しないのか」という記事も面白い。例によって上杉隆氏の暴露ですが、動向がきになるところです。
麻生政権末期に河村元官房長官も機密費引き出し疑惑がありました。政権が変っても官房長官引継ぎ時には、金庫が空っぽでないといけないのが「慣例」だそうですが、それでいいのかの議論は必要ですね。
三国連太郎「けんかと差別」と言う記事も面白かった。80歳を超えて尚意欲を失わない俳優というのも面白い存在。まだ「代表作が撮れてない」と前向きなコメントはとても良いです。
連載ものの「逆説の日本史」も面白い。「幕府の罪人吉田松陰を生かした長州藩の徳川家に対する怨念」のすさまじしさが、明治維新を生んだのですね。
吉田松陰は処刑されず軟禁状態でしたが、牢獄の中を明るくし、囚人を皆弟子にしてしまう。松下村塾の存在も長州藩あってのことでしょう。
土佐ではありえないこと。だから皆「脱藩」せざるを得ませんでした。井沢氏は「そうせい侯」といわれた毛利敬親は名君であると評価していました。
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コメント
政治家の使命は、政党の内紛に専念することか。
議員は、自己の政治哲学は持ち合わせていないのか。
内閣の首班指名を何回繰り返しても結果は同じ (低級) になるのではないか。
標本を抽出する母集団の質の問題を考えることなく、総理の首を何回挿げ替えても、それは賽の河原の石積みのようなもになるのではないか。
投稿: noga | 2011.01.08 09:33