日本はヨルダンにかろうじて引き分けてスタート
中東のカタールでのアジア・カップが7日から始まりました。地元開催国のカタールは開幕戦でウズベキスタンに0-2で敗れることに。波乱含みです。
日本VSヨルダン戦ですが、最初から「引き分け狙い」の相手。守備を崩すのは容易ではない。でもなんとか欧州組の活躍で点を取り日本は勝ちたいところ。
しかし見ていてなんだか動きが鈍い。無意味な横パスが多く、それをヨルダンにカットされ、逆襲されるケースが多くなっていた。ヨルダンの動きがシャープ。球際も強く、諦めない。守備の意識が統一され、隙のない守備でゴール前をがちがちに守られていました。
そうこうしているうちにヨルダンが日本のサイドを破り、先制ゴール。日本は追う展開に。
後半になって、李と岡崎を投入し、攻め立てるとようやく攻撃のリズムが出てくる。後半ロスタイムに長谷部のクロスにBFの吉田がヘットで同点に。日本は追い付くのが精一杯でした。
かつてこの地(カタールのドーハ)で、「ドーハの悲劇」(1993年)がありました。あの試合はテレビで見ていて後半ロスタイム、あと30秒耐えれば日本はW杯へ行けると力んでテレビ観戦していました。
今回は逆になり、ロスタイムに追いつき、「ドーハの奇跡」になりました。いいことです。それだけ日本サッカーの実力が向上したと思います。公式戦は簡単に勝てないのも事実です。
同じゾーンのサウジアラビアVSシリア戦は、シリアが2-1でサウジに勝っています。次のシリア戦にはどうしても勝たないといけませんね。本当にサッカーは難しい。
ヨルダン相手には、3戦3引き分け。中東勢と地元で試合する場合はとてもタフな試合になるからです。
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