コンパクト・シティは地方再生になるのか?
年明けの報道では、政府はまちづくりの基本理念で、郊外開発を抑制して。都市機能を中心市街地にコンパクト化する方向性を本格的に打ち出すそうです。
日本全国の地方都市の中心市街地が崩壊したのは、小泉内閣時代の「規制緩和政策」でしょう。主に利益が受けたのは、ハゲタカ・スーパー.イオンでしょう。全国各地の田舎に進出。広大な面積の店舗と数千台の駐車場をかまえて、「1人勝ち」をしたからです。
結果地方都市の商店街はシャッター通りと化し、街は空洞化し、人口は郊外に分散化するという、行政コストが非常にかさむ都市になりました。
提言は正しいが、本気で政府や自治体はやる気があるのか?やる気があるとは思えない。
英国も野放図な郊外店舗の出店により、地方都市の中心市街地が壊滅し治安が悪化しました。英国政府は誤りを認め、以後郊外大型店舗の出店を禁止し、中心街への出店のみ許可したそうです。
結果中心市街地は蘇ったそうです。
わたしはこの問題を青年会議所時代からずっと指摘してきました。自分の非力さから未だに高知市では実現できていません。情けない限りです。
とにかく本気度が足りません。
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