« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

2011年2月

2011.02.28

どうなる東京都知事?

 田舎者にとっては、「高みの見物」でしかありませんが、次期東京都知事に誰がなるのか興味はあります。

 身勝手なファシスト知事である石原慎太郎氏が不出馬ということになり、突然本命が消えました。どうして東京都民は無駄遣いをする見識のない石原を選び続けてきたのかわかりません。

 そういえば大阪でも横山ノックを選んできた歴史もありますし。石原の前は青島幸夫だったんであるし、ある意味どうでもよいのかもしれませんね。

 とはいえ莫大な予算を動かす執行権者ですし、そこそこの国より権限があります。

 下馬評ではそのまんま東が有力かなんて言われているようですが、どうなんでしょうか?居酒屋の大将も出ていますし。今回は羽柴秀吉さんは、参戦しないのでしょうか?

あとフリーと言えば、元高知県知事であった橋本大二郎さん。都知事候補として名前が上がってもよいとは思いますが、全然出てきませんね。もう「過去の人」になったのでしょうか・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

錆びていては防災に役立てないのでは・・・

 2月20日に私が所属しているNPO法人YASU海の駅クラブの「海辺のウォーキング」がありました。わたしも役員をしているので、1番後ろの世話役をしていました。

 海の駅クラブ・ウォーキング 

 ウォーキングは約10キロコース。4歳児から74歳の人までの参加者でも無理なく歩けます。

 コースの最後のほうで、「見せ場」があります。香南市岸本海岸から、夜須町のヤ・シィパークまでの海沿いのウォーキングはお天気なら最高の散策ができます。当日は生憎曇りでした。

 その岸本海岸の堤防に、写真の鉄構造物があります。一応高波防止用の堤防としたものでしょうか?
Ikikaigansabi02_r_r

 分厚い矢板とH鋼で作成されておりますが、海岸沿いの潮風や波しぶきの影響で、見事に錆びています。
Kikaigansabi1_r_r


Kikaigansabi3_r_r

 常時「塩水噴霧試験」をやっているようなものですから。
Kikaigansabi04_r_r

 土木関係者は防錆対策には関心がないのでしょうか?せっかくの高波防止堤防も、これほど錆びていたら役目は果たせないかもしれませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フェイスブックで中東で革命?

  マスコミなどの情報が統制されているはずの、中東地域,アフリカ地域の独裁政権が、チェニジアとエジプトで倒れました。市民運動の架け橋となったのが、フェイスブックとのこと。

 しかし日本ではその兆しがありません。実名投稿サイトですが、たわいもない「おしゃべりサイト」にすぎないように思える。それは日本人一般の体質なのかもしれませんね。

 過去にもブログやツイッターが果たした役割もあるようです。フェイスブックがそれほど大きな役目を果たすのであれば、中国の強権政府打倒にも中国市民には立ち上がっていただきたいものです。

 面白い現象が起こったものであると注目しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.27

滑車とロープで介護予防

Mizubune_r


 ディンギー・ヨットのメインシートを引っ張る滑車(ラチェットというのだろうか?)それを天井につけますと、上半身を伸ばし、筋力トレーニングができる「滑車」となります。
Kasha_r

高齢の母でも自分の力で引っ張れば、気軽な筋力トレーニングになります。最近は母は猫背気味になって来ています。背中の筋力が衰えてきているのです。
Kasha01_r

 腰掛けてロープ(これもヨットの備品。ナイロンロープです。
椅子へ座って引っ張れば無理なく筋トレが出来るのです。
Ltesuri1_r


Kaidan2_r


 我が家は狭小。1階が事務所、生活の場所は2階。3階が寝室です。バリヤフリーどころか、バリヤーだらけ。少し足腰の弱った両親の為に、ヨットに使うナイロンロープで、階段の昇降に使用するロープを張りました。場所も足らず、コストも安くできました。

 参考ブログ記事  我が家のバリヤ・フリー対策

 福祉の関係者も生真面目にがちがちに「バリヤフリーだ」とか発想を固定せず、バリヤだらけでもなんとか生活できるように工夫すればよいという事例を認知していただきたいものです。
それが現実なのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

80回目の献血にようやく行けました。

Yamamomo01_r


Yamamomo02_r


Yamamamoiriguchi_r


 今日の午後、昼ご飯を食べまして、ようやく献血へいくことができました。入り口の看板では「血がたりません!」と表示されていました。

Kenketukiroku01

 年末に献血しようとして果たせず、今日の午後にようやく献血が出来ました。

 受付の人が「いろいろと迷惑をおかけしているようで、申し訳ありません」と言われました。どうやら私の名前は県当局の部署に「登録」されているようですね。こういう「情報化」は、官公庁は素早い。個人情報もなにもかにも、その「組織」で共有化するようです。

 高知県庁健康政策部医薬業務課が、管轄のようです。

 私はRHマイナスのA型の血液型です。献血は唯一の私の社会貢献です。献血の上限は69歳までだそうです。通産100回くらいまでは献血できるとは思います。

 服薬していては駄目ですし、今日も肝機能低下や貧血という理由で検査の段階で献血できない若い人達が2人いました。それでも献血に来られるから真摯な人であると思います。

 「だくだくと血が出ますね。すぐに終わりますからね」と看護士さんはご機嫌のようでした。看護士さんによれば、わたしは血管が大きく、血の流れが良いようですと。ようは健康であると言う事らしいです。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

父のゴルフ打ち放し場へ付き合いました

Y01_r

 今朝は朝食後、父がゴルフの打ち放し場へ行きたいと言いますので、車を運転して連れて来ました。
 父は現在91歳。ゴルフ好きです。休みながらですが、125発の球を打つのが何よりの楽しみのようです。
 入念な準備運動をして打ちます。
Yoshimasagolf001_r

「飛ばなくなった」と言って嘆きながらも、渾身の力で球を打っています。ゴルフを全くしない私は何が面白いのか理解は出来ません。
Ygolf_r

 20発打てば休み。また打つ。125発打つのに1時間と少しかかります。
 その間は私は読書タイムです。
 今日は「拒否できない日本」(関岡秀之・著・2004年刊)を読んでいます。1昔前のワンセグ携帯で「サンデー・モーニング」を視聴し、ゴルフ練習場の自販機でココアを飲みながらの読書タイムです。
Hon4_r

 「暖かいから楽だね」と父は言いました。何歳まで打ち放しが出来るかわかりませんが、好きなことして人生を過ごすのが長生きの秘訣のようにも思います。

 「120しか飛ばない。130が常時飛ぶとコースへ行けるんだが」と、野心をつのらせているようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

宗教的な観点からの考察も必要

 「連合赤軍と新自由主義の総括」が、私個人の思想的な整理の最大の課題であり、関心ごとであります。今までは社会思想や社会運動の観点からの観察や見解を表明してきました。

 ブログ記事一覧 「連合赤軍と新自由主義の総括」

しかし最近は「宗教的な観点」からの見直しも必要ではないかと考えました。

 何故かと言いますと連合赤軍に参加していた人達は、当時としては高学歴者(エリート)であり、真摯で禁欲的な人達でした。きちんと卒業すれば大企業や中央官庁へ入れる能力のある人達。それだけ生真面目な人達が何故、仲間殺しをしてしまったのか。そのあたりの倫理観はどうなっているのか。それを解明したいと思います。

 また新自由主義についても、昔読んだことのあるキリスト教徒の経済学者である大塚久雄氏がマックス・ウエーバーの著作を翻訳した「プロテスタンティズムと資本主義の精神」がありました。

 プロテスタンティズムの信仰が資本主義の発展に作用しましたたが、近代化・現代化とともに信仰が薄れてゆくと、「営利追求自体が自己目的化」するようになりまた。

「内からの動機」であった営利追求が、「外圧的動機」に変貌していったのです。最近の投機ファンドなどの動きは異常です。主食の穀物や生活用品である石油を買占め、値段を吊り上げ人びとの暮らしを苦しめていますが、無頓着に金儲けだけしか考えない下劣な連中です。

 仲間を殺してはいけない。という倫理観を何故連合赤軍は喪失してしまったのか。人間の命より大事な革命理論や党があったのでしょうか?それを私たちは近い出来るのでしょうか?

 ドストエスキーの「罪と罰」も読んでみたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.26

2月26日の夜須の海

Zibun_r
   今日は快晴なので、早く起きてしましました。そして午前8時過ぎには夜須へ到着していました。

  2月最後のセーリングに夜須へやってきました。さすがに2月も終わりになると春の兆しが出てきます。しかし海の上は強風が吹けば、まだまだ寒いのです。それで今日もドライスーツ着用しました。

 今日明日と「四国レーザー選手権」というのがあるようです。県外からも参加者があるようで、愛媛や遠くは芦屋市からの参加された方がいたようです。今日は安芸市で「阪神VSオリックス」のオープン戦があるので、早めに自宅を出られたそうでです。でもそれほど道路は混んでいなかったとのこと。

 レーザー協会のサイト 

 わたしがセーリングしているヨットは、ヤマハのシーホッパーという艇です。

Gisou2_r
 セールNOは1848.シーホッパー1時代のセールNOがそのままです。

Gisou18481_r

 今日は最高のお天気と言えるでしょう。快晴でした。

 レーザーはカナダで開発された、ディンギーで国際大会もあるようです。日本では国体では、シーホッパーもレーザーも同じクラスの艇で、シングルハンドクラスでレースをします。でも今日はレーザーだけの大会なので、私はエントリーができません。

 レーザーとは 

 シーホッパー  

 もともとヨット・レースには昔から興味がないので、わたしは今日は1人で孤独にセーリング。シニア・ヨットクラブのTさんも。Wさんも、Kさんも艇がレーザーなので、出場するそうですので。

 聞くとレースは午後1時スタートとか。わたしは午前中限定のセーリングでしたので、午前9時過ぎには海へ出ました。意外に波がないので、赤岡沖まですいすいとセーリングしました。
Umi1_r

 今日は波と風がそれほどないので、以前Wさんにいただきました防水ケースにデジタル・カメラを入れて撮影してみました。赤岡の沖の海です。
Umi2_r

 ケースごしにシャッターを押すので、調整がなかなか難しい。
Umi03_r

Umi4_r

Umi5_r

 逆光になったりします。今日は天気が良いのであまり失敗作がなく良く撮れているようでした。
Umi6_r

 今日は3時間くらいセーリングしました。お昼前から風が強くなり、撮影どころではなくなりました。
下の写真のように、フットベルトに足をかけ、お尻をヨット外へ突き出して、ヒールを潰しながら帆走しました。ハイクアウトと言う操作です。腹筋と背筋、腕、足の筋肉を総動員して帆走します、
Main_img

(自分でハイクアウトしている写真は撮れませんので、上の写真のような操作をしながらセーリングしました。お腹が少しへこんだかもしれません。

Mizubune_r
 3時間のセーリング。今日は波がなく、風も程よかったのでセーリングを堪能しました。でもキャビンには結構水が溜まりました。水船になっております。
Toreraoreta1_r


 セーリングは快適でしたが、昨年修理していただいたトレーラーの柄がまとしても折れてしまいました。
Ypparking1_r

 片づけして、お昼を買いに隣のヤ・シィパークへ行きました。たくさんの人達が来ていました。
Hirumeshi1_r

 お昼はおむすびと、ノンアルコールビールを買いました。爽やかな最高の1日でした。

 全身筋肉痛です。爽やかな疲労でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

井上さんところのセロリは効きそうだ

Inoueserori1_r

 30年来南国市で有機無農薬野菜(JASS認定)を栽培し続けている井上正雄さん。
 セロリの季節になりました。新鮮なセロリの青臭さがなんか身体に合う感じがします。

 まもなく花粉症などの季節になりますが、その青臭いセロリが身体に効くように感じます。普段は食べないセロリの葉っぱまでも食べます。

 毎週おまかせ野菜セットで、1コンテナーを配送いただいています。うちの家族はおかげて健康です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

国防意識を日本人は持つべき

 日本は、アメリカ、ロシア、中国という大国に隣接して存在しています。幸い陸続きではなく海で隔たれておりますが、高い技術開発の時代には海の存在は関係ありません。まず国民はこの意識をもつべきです。

ロシアや中国は民主主義国ではありません。強権的で国内の少数民族や反政府運動を有無を言わさず虐殺し、圧殺する強権国家です。革命で1党独裁政権をこしらえただけのことはあるのです。

 その「凶暴な体質」を持つ国が隣国にあり、核保有もしていて軍事大国であると言う現実を私たちはまず認識しないといけないと思います。

 更に中国の支援を受け、中国の「属国」化した北朝鮮の存在。この国とは外交関係も無く、核兵器保有を宣言し、日本を仮想敵国としています。大変危険な隣国の1つです。

 同じ民主主義国ですが、韓国は反日教育を今でも執拗にしています。「韓国の近代化は日本の植民地化から」という歴史は紛れもない事実です。当時の韓国の支配階級が無能であり、当時は独自に近代化することは不可能でした。

 伊藤博文を射殺した安重来は、立派な人物でしたが、国を思う憂国の士が課当時の韓国には余りに少なかったし、勢力を持つにいたりませんでした。その悔しさがある故に、「必要以上の反日教育」と「必要以上の反日行動」を韓国はとっているのです。

 それは日本の固有の領土である竹島の不法占拠です。日本が占領軍に統治されていた時代(1952年)に、当時の韓国の独裁者李承晩大統領は竹島を実効支配し、軍事基地をこしらえ今日に到っています。

 李承晩ラインという韓国の海の実効支配するものは、1965年の日韓条約で廃棄されたはずです。未だに韓国が竹島を不法占拠し、領有権を主張していて、若い世代に誤った歴史教育をしていることは、日韓親善をそこなう行為であり両国にとって良くないことなのです。

 更に幕末維新期より難しいのは、在日米軍基地の存在です。横須賀、佐世保の軍港と巨大な沖縄での米軍基地の存在は、日本国民に「国防」意識を希薄化させる効用がありました。

 日本国憲法9条の存在により、日本は敗戦後66年間も戦乱に巻き込まれずにすみました。それ以前の66年間の日本は「戦争を繰り返してきた」国であったからです。

 巨大な米軍基地は、米国の国益、特にアジア・太平地域のアメリカの権益を守るために存在しています。

 また米軍基地の存在は、何より「日本を押さえつけるため」「日本が反米的な動きをすれば軍事占領するために」存在しているのです。

 アメリカは開国を江戸幕府に要求していたペリーが、事の次第では竜今琉球を軍事占領すべきであると主張していたとうりに、二次大戦で沖縄を手に入れました。今でも沖縄は「太平洋のかなめ石(キーストーン)なので
す。

 沖縄の普天間基地移設問題は、大変悩ましい問題を含んでいます。今の米軍基地はアメリカ施政権時代に、強制収用され建設されたものばかりです。日本政府が関与し、米軍基地をわざわざ沖縄に建設することはない。それが沖縄県民の総意なのです。

 ならばどうするのか。やはり自衛隊なり、日本の軍隊。国防を強化し、自分の国は自分で守るしかありません。

 日本は国防力を増強します。そしてアメリカと韓国と日本とで相互安全保障条約を締結すべきです。その場合は日米安保条約は廃棄します。

 何より韓国とは「戦略的互恵関係」を結ぶべきであり、相互友好的な「日韓併合」を経済的にも政治的にも行うべきであると考えます。それがベースにあってアメリカと向かい合う必要があると思うからです。

 その相互の三角関係が上手く機能して初めて、ロシアや中国との実務交渉がきちんとできるというものです。

 その場合、憲法9条を改正すべきかどうかは、国民各位で大いに議論すべきでしょう。隣国が不信感を持っている間は改正すべきではないからです。

 その国家論、軍事論を確立すべきでしょう。


す。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.25

明日のセーリングに備えて

Yachtdougu001_r


 明日の夜須でのセーリングに備えて、ヨットのぎ装品(センターボード、ラダー。ティラーエクステンション。シートロープ、セール)などと、靴や帽子、手袋、ドライスーツ。アンダーウェアー、着替えなどは、今日のうちに準備し,点呼していないといけません。

 明日の備え、夕食にはアルコールは控えます。夜更かしはせず、早めに就寝します。

 明日は早起きし、道具の再点検をし、確認が終わってから朝食をとります。朝食はヨットへ行く日はカレーです。それにはりまや橋サロンで購入したアンパンを食べていきます。セーリングの日は高カロリー食にします。

 今日から、セーリングは始まっているのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2月最後のはりまや橋サロン

 2月は短い。4週しかない感覚。今日ではりまや橋サロンの2月は終わりです。
Uonotana1_r

 魚の棚商店街では、夕食のコロッケを購入します。今日は上の子どもも一緒に食べるので5個買いました。
Uonotanacorocekeya_r
 はりまや橋商店街金曜市も春を感じました。
Harimaya2_r


Harimaya12_r

 谷ひろこさんのお店でクッキー(自家製)などを購入しました。
Harimaya1_r

  はりまや橋商店街では、ひな人形もでていました。もうすっかり春モードです。
Harimayahinaningyou2_r


Hayamayahinaningyou03_r


 母を連れて、活き活き100歳体操にやってきました。
Ikiiki100sai01_r


Ikiiki100sai2_r

  今日の高知市は最高気温が20度になりました。暖かいせいで体操にやってくる高齢者の皆さんも13人いました。皆さんお元気です。先週欠席した叔母も元気に来ていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

自由報道協会(仮) 主催行事情報


3月24日に告示される東京都知事選挙。その選挙に立候補を予定してい
る前参議院議員の小池晃氏の記者会見,ワタミ株式会社最高顧問・渡邉美樹氏の記者会見
を「自由報道協会(仮)」主催で行ないます。

■小池晃氏記者会見

[時間]2011年3月1日(火)13:30開始予定
    ※開場は13:00から

[会場]ニコニコ本社
    東京都渋谷区神宮前1-15-2

[主催]「自由報道協会」設立準備委員会


■渡邉美樹氏記者会見

[時間]2011年3月1日(火)17:00開始予定
    ※開場は16:30から

[会場]ニコニコ本社
    東京都渋谷区神宮前1-15-2

[主催]「自由報道協会」設立準備委員会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ニコニコ動画が関与しているようです。日本でも報道のあり方が少し変化してきたようです。

 「統制」された、談合記者クラブ(大手新聞社・テレビ局)の報道に飽き足らない国民が少しずつ増えてきている証でしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

残念「お花見遊覧船」の運航中止!

09ohanamiy1_r


 高知市堀川で、両岸に咲く桜並木を、「歩く速度」で運航する「お花見遊覧船。
 様々な難しい事情があり、今年(2011年度)は、運航が中止になりました。とても残念です。

 そもそも2005年に最初に始めたのは「お花見遊覧船」でした。双頭船で運航も実に安定していました。水面をゆっくり運航する船からの景色には癒されてきました。
Ohanamiyuransen

 それが今年は体験できない。見学できないのはとても残念です。

 でもしかたがありません。またの復活に期待します。

 詳細はお花見遊覧船ホームページ を閲覧ください。

お花見遊覧船無期限運行休止(自粛)のお知らせ 

 諸問題を円満に解決され、来年こそ復活していただきたい!
Nisizawa_r

 西沢さん、豊後さんご苦労様でした!また楽しく運航できる日を楽しみにしています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ディベートとメディア・リテラシー

 Debetoneumonhon

 市民図書館で「ディベート入門」(松本道弘・著・中経出版・2010年)を借りて読みました。

 「ディベート」という言葉はまだ日本では定着していません。「メディア・リテラシー」という言葉もそうです。

 「マスコミがいちばん恐れるのは、政界でもなければ、財界でもない。産業界でも無ければ、教育界でも法曹界でもない。知的に洗練され、空気に踊らされない国民である。

 つまりディベートに目覚めた、無名だが信念のぶれない市民である。」

「マスコミはリベラルのポーズを取りリベラルな道徳観をふりまわすことが好きだ。
彼らは「正義」とか、「人権の擁護者」という仮面をつけるので、平然と絶対的な価値観を押し付けるようになる。

 とことが、ディベートを通じて啓蒙された市民は「絶対」に対して「相対」という立場をとるから、権力やマスコミに煽動されることはない。」

「マスコミが報道する氷山の1角より、マスコミが報道しなかった、水面下に隠された氷山の部分を自分の目で調べる。
 真実とは、語られた部分と、語られていない部分とあわせたものである。この両方の事実から真理を発見する方法が、ディベートなのだ。」(P36 「ディペート「本当の問題点が見える)

 談合記者クラブマスコミや、野良犬メディアなどの「一部の情報」に惑わされることなく、真実を追究しないといけない。そうしないと「とんでもない社会」になることは過去の歴史が証明しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.24

完成しつつあるはりまや橋パチンコ店

Harimauapachinkoya01_r

 銀行へ行く途中で目撃。高知市はりまや端交差点の東南角にある工事現場です。昔はとでん西武百貨店がありました。それは取り壊され、一時期には服飾系の商業ビルの計画もありました。あえなくリーマンで頓挫。

 それで大阪が本拠のパチンコ店が買収し、大きなパチンコ店をこしらえています。

 もっとも地下は地元高知の産品を売る名店街とか。1階はパチンコ店。1000台の機械が入るとか。2階から6階までは自走式の駐車場。600台は収容できるとか。
Iharimayapachinkokanseizu01_r

 一時期無責任な連中が署名を集め、「パチンコ店は反対。観光施設にしろ。ついては県が買い取れ」とか言う趣旨でした。運動は当然広がりはなく、非合法な建物ではないので下火になりました。

 景観に配慮した建物のようです。ベストではありませんが、いいんではないですか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

自由報道協会ができたらしい

  最近「自由報道協会」という団体ができたらしい。

 この団体は大手新聞社やテレビ局などの「談合記者者クラブ・マスコミ」から、排除されている、ネット関係者、ブロガー、雑誌記者などが加盟しているようです。

 「自由報道協会」(仮)

 それで今日は、自由報道協会主催で「小沢一郎氏の記者会見」が行われるらしい。

  ブログに自由報道協会、外国人特派員協会、中央省庁の記者クラブの比較表が掲載されています。
  つまりは、大手新聞社やテレビ局が加盟している「記者クラブ」なるものは、官公庁の部屋の賃貸料は無料、警備費用も無料で、官公庁おかかえ。つまりは国民の税金で賃貸料も警備費用もでています。
 
 にもかかわらず、大変排他的で、記者クラブ加盟社以外の取材を認めません。これを「談合」「大本営広報」といえるのではないでしょうか?

 大手新聞社・テレビ局に、公正・中立な報道や取材を期待するのはこの表を見ても無理であることがわかりますね。

Hikakuhyou


 (自由報道協会 ブログより引用) 画像をクリックしますと少し大きくなり見やすくなります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「絵で見る十字軍物語」を読んで

10zigunsionohon

 「絵で見る十字軍物語」(塩野七生・著・新潮社・2010年)を市民図書館で借りて読みました。税別で2200円もするので、購入は出来ないので、図書館の存在はありがたいものです。

 「ローマ人の物語」を書き終えた歴史作家の塩野七生氏の書き下ろし。挿絵がギュースターブ・ドレ。実に詳細な絵です。戦闘の場面や行軍や虐殺の場面が克明に描かれています。

「イスラム教徒にとっての聖典であるコーランでは、生涯に少なくても一度のメッカへの巡礼を、信徒にとっての重要な義務としていている。

 ゆえに、もともとからにしてイスラム教徒は、キリスト教徒のイェルサレム巡礼に理解ある態度で接していたのだった。

 しかし、キリスト教も、イスラム教も、じぶんたちの信じる神以外の神は認めないとする一線は、絶対に譲らない一神教同士である。ひとたびこの一線が強調されすぎると・・・・・・・。

 十字軍とは、1神教同士でなければ起こりえなかった。宗教を旗印にかかげた戦争なのであった。」(p8)

 当時キリスト教徒の聖地とされたイェルサレムはイスラム教徒の支配下にあり、キリスト教徒の巡礼者へのときどき横暴をイスラム側が働いていたということらしい。しかし命まで奪うということもなく比較的寛容で黙認していたのでしょう。でもイスラム支配下ですので、聖地は荒れていたかもしれません。

 欧州へ戻った巡礼者たちは、聖地でのイスラム教徒のキリスト教徒への迫害をやめさせるためには、聖地そのものを征服するしかないとキャンペーンをしてまわったそうです。

「キリスト教の影響力を高めるのに熱心だったローマ教会は、100%巡礼者を活用した。「神がそれをのぞんでおられる」を旗印にかかげた。十字軍のはじまりである。」(p12)

 いわばこれはキリスト教徒による侵略戦争。しかも異教徒はいくら殺してもかまわない。それには神のご加護がある。戦闘で死ねば、天国へいけるのだと聖職者は説いて回ったそうです。

 最初は不意をつかれたイスラム教徒側も反撃に転じ、イスラム側も異教徒の侵略者から故郷を守れとの「聖戦」(ジハード)となり、戦闘は激しくなり双方の死傷者が多くなりました。

 イェルサレムはキリスト教徒の聖地でもありますが、イスラム教徒にしても「予言者マホネットがここから天に昇ったとされる聖都なのだ。当選キリスト教徒に対する防衛に立つ・」(p48)

 当時この地に多く住んでいたのはイスラム教徒。キリスト教徒の侵略戦争に対して当然反撃します。
Ziuzigun2

 戦闘では容赦なく敗れると殺害されたようです。ただそのあたりはイスラム教徒側のほうが寛大。イスラム教に改宗すれば命は助けたそうですので。キリスト教側は捕虜は容赦なく殺害した事例が多いとか。

 Zixyuzigun4_r

  200年続いたのでしょうか。十字軍は。兵站線を確保するという考え方もなく、現地で略奪しながらの行軍でした。地の利のあるイスラム教徒側が反撃して、すべて最後は撃退されます。

 そして今度は逆にイスラム強国では強大ななったトルコが欧州へ攻め込むようになり、欧州でキリスト教徒vsイスラム教徒の戦いが長らく続きます。

 時代は下り陸路のシルクロードをイスラム教徒に抑えられているので、欧州のキリスト教徒は海のほうからアジアへやってくるようになったのです。

 他の神を認めないキリスト教、イスラム教。ユダヤ教。中東は混濁しています。双方は1000年以上も戦争し、今も続いています。

 エジプトの騒乱の背景にも宗教的な対立があるので、相当解決は難しいといえます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

もう選挙の本番?

Touitutihousenkyopanfu


 今年の4月は統一地方選挙。前半が県会議員選挙。後半が地方議会選挙です。

 知り合いの議員の皆さんが、わざわざ来訪されたり、郵送されたりしてパンフレットがどんどん来ています。
再選されるのも大変なようですね。

 ある知り合いの地方議会議員の人。「今年が選挙やったら大変でした」とのこと。民主党所属であったからですね。政治の風向きもくるくる変りますから。一寸先は闇とは昔の人は言います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.23

 「メディア・リテラシー」はとても大事です。


 東洋町海の駅の問題で、地元有力紙である高知新聞は「産地偽装」と決め付けています。
全国紙の報道と異なっているようです。

http://mainichi.jp/area/kochi/news/20110220ddlk39040353000c.html (毎日新聞)

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110219/crm11021912520008-n1.htm(産経)

 高知新聞の報道(音声ニュース)

http://203.139.202.230/Voice?&nwSrl=271141&nwIW=1&nwVt=knd

 当事者の沢山保太郎東洋町長のブログの記事

「謝罪」http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-7680.html

「謝罪2」http://sawayama.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-4941.html

 高知新聞。全国新聞、ブログで事実がそれぞれ異なるようですね。ネットの読者は事実をきちんと検証する癖をつけませんといけないと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

小さな龍馬像なら許せますが・・・

Yryoumazou3_r


 こちらは香南市夜須町にあるヤ・シィパーク内にある坂本龍馬像。小さい像ですが人気者で、園内をあちこち移動しています。YASU海の駅クラブでもヨットレースの時などイベントに活用しております

 これでも昨年は龍馬ブーム。県外の観光客がこの像の前で記念撮影などをしていました。

 しかしあろうことか、今度は県民の税金700万円で5メートル大の坂本竜馬像、武市半平太像、中岡慎太郎像をこしらえ、高知駅前に設置するのであるとか。あまりのばかばかしさに驚くばかり。

 入交好保さんたちの青年たちの義挙を冒涜することもはなはだしい。
Ryoumazou_r

 参考ブログ記事 「忘れえぬ人々」を読んで

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ある政治通の分析によると・・・

  2月6日の名古屋市長選挙、愛知知事選挙、名古屋市議会リコール投票は、「減税政策」を掲げる河村たかし氏の一党が、民主党、自民党の推薦候補者に「圧勝」しました。「民主王国」といわれている愛知県でのこの現実派今後の政局を占う一石になりました。

 政治事情に詳しい知人はこう分析します。

「河村たかし氏に投票した民主党の支持者が6割いた。自民党の支持者も5割。無党派層は9割が支持しました。いずれも民主・自民の推薦候補がいて、中央政界から支援の閣僚や党幹部が来ていたのにもかかわずこの結果。

 調べてみないといけないが、2009年の衆議院選挙、10年の参議院選挙の投票の動向はどうなのか。

 それと今回の投票動向で、4月の統一地方選挙の行方がわかる。読めるのは民主党惨敗ということでしょうね。」

 3月までの通常国会で来年度予算が成立しない場合は、日本経済に深刻な影響がでるでしょう。「予算を人質」に解散・総選挙して勝つ見込みは野党にあるとは思えず、小沢元代表の動向もふくめ、天下大乱の兆しが出来てきてます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.22

ニュージーランドの地震には驚き

  今朝起きたというニュージーランドのクライストチャーチという都市での地震には驚きました。あまりニュージーランドでの地震は聞いたことがなかったからです。

 しかし報道によれば、日本同様にプレート型の地震が多い地震国であるとか。クライストチャーチのランドマークである大聖堂は無残にも崩れています。古い建物が残っているということは少なくも200年ぐらいは大地震はなかったのかもしれませんね。

 画像で見ると液状化しているようです。活断層地震で、直下型のようです。

 地震は予告なく起きるので怖いです。

 地震対策グッズを点検しなければ・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

週刊現代はテンションが高い

305

 今週号の野良犬メディアである「週刊現代3月5日」号も張り切っております。
大相撲八百長特集記事が14ページにもなっている。

 今や八百長相撲告発のスタートなっている若ノ鵬が次々と具体的な証言を週刊現代誌上で語っています。

「決定的スクープ うそつきが判明 さあ相撲協会よ、どうする!「それならオレの八百長相手21人を全部バラそう」とあります。
Sgyaotyou01_r

 そのなかには大関か魁皇、琴光喜、千代大海、琴欧州ら幕内上位力士や大関まで上げられています。
Sgyaotyou02_r

 朝青龍、白鵬、琴欧州たの「陳述書」も大公開しようと、勝ち誇った見出しが誌面に躍っている。
Sgyaotyou03_r

 どうする相撲協会 本誌の土下座しますか とますますテンションは上がっています。

 週刊現代とすれば20年間大相撲協会と闘い、裁判で負け続けてきました。言っていることが核心をついているとこともあるので、張り切っています。

 今週号も野良犬メディアは面白い!読む価値はありますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

解体されたハローワーク跡

Hwatochi01_r


 高知市稲荷町にあったハローワーク・高知。随分時間をかけて(昨年からやっている)解体工事をしていました。
 建物はなくなり、あとは整地作業があるだけです。

 結構広い角地。県有地ということですが、どうなるのでしょうか?それこそ下知市民図書館はこちらへ、建築していただきたいと思いますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

全く「テキトー」なアメリカの対応

 エジプトの市民運動が、アラブ諸国や中東諸国へ波及し、目が離せません。運動の広がりにフェイスブックなどが果たした役割は大きいとか。

 ところでアメリカ政府は、イランの反政府行動へのイラン政府の制圧活動に対しては「暴挙」と避難しました。バーレーン政府の強硬手段で2人の市民が犠牲になりましたが、政府の非難はせず「両方が冷静に」という対応をしています。

 「ダブルスターンダード」な外交姿勢はわかりにくい。報道によればバーレーンは中東地域のシーレーンの要で、米海軍の第5艦隊の軍港があるからなんでしょう。

 「アメリカにとって都合の良い民主化」が出来上がる保証は、エジプトでもバーレーンでもイラクでもアフガニスタンでもないでしょう。

 歴史に詳しい作家の塩野七生氏は「欧米諸国が中東地域を制圧したのは、アレキサンダー以外はない。」という歴史的事実をよくわたしたちは検証しないといけないと思う。

ネットに対しても、アメリカは中国に対して声高に「ネット規制はやめろ!」と言っています。その一方でウィク・リークスでの外交機密公文書のネット上での暴露には、反対しているという矛盾。

 普天間基地問題で、談合記者クラブマスコミの皆さんは「アメリカは鳩山内閣にご立腹であるぞ」とアメリカの国益に沿う報道をし続けました。

 「アメリカの2枚舌」に乗る報道を談合記者クラブマスコミは、し続けたのですから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

やはり高額所得者は住む世界が違うようです

 うちの上の子どもと同級生が、医師になっています。結婚して子どももいます。このたび東京でマンションを購入したとの連絡がありました。

「千代田区にある皇居を見下ろす高層マンションの24階を購入しました。億ションでしたが、値下がりして8000万円で買いました。30年ローンで返済しますが、生活には余裕がありません」とか。やはり田舎の貧乏人とは違いますね。

 東京の高層マンションはこうした若くて高収入のある人達が購入しているのですね。

 つくづく「身分が違うぜよ」と卑屈になってしまいますね。まあいいです。関係ないですから。あまりの格差に声も出ません。

 「寝て一畳。座って半畳。」の生活でいいのです。わたしには身近に海がありますので。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.21

民主党の終わりの始まり

  民主党は最近公然と執行部批判、菅首相批判をする国会議員が増加してきました。野党の批判よりも、内部の亀裂から政権は崩壊するものです。

 16人の比例代表選出の国会議員が別会派届けを出しました。樽床元国会対策委員長も公然と批判。また民主党沖縄県連では分裂が確定的になりました。

 どうしてこれほど情けないことになるのか。それは昨年9月の党代表選挙で、直前の7月の参議院選挙の惨敗の責任を誰も取らず、執行部に居座ったからです。やはり「筋が通らない」ことをやり続ければ、国民の支持は到底得られません。

 無能な代表を党首や首相にしているから民主党は「終わり」になったのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「にっぽん電化史」を読んで

Nihondenkashihonhyoushi


  図書館にて「にっぽん電化史」(橋爪紳也・西村陽・都市電化研究会・著・社団法人日本電化新聞新聞部・刊・2005年)借りて読みました。業界関係本であり、1890円もするので、一般書店に並んでいても購入はしないでしょう。

 図書館のおかげで、この種の本も読めることはよい事です。日本史のなかでの電化される歴史を克明に報告しております。

 その本のなかで、これは面白いなと思いましたのは、妖怪漫画家である水木しげる氏の発言です。

 「電灯の普及によって日本から妖怪がいなくなってしまった」と寂しがる。(P47)

 後は真空管の製造技術と魔法瓶の製造技術は良く似ているそうです。それゆえ大正時代以降に、魔法瓶が考案され、普及して行きました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

沖縄基地のグアム移転は既定路線ではないのか

  沖縄の米軍基地を。そっくりすべてグアム島に移転することはできる。米国で公開された公文書には、そう書かれていました。ライシャワー大使の時代の公文書だあるそうです。

 “グアム移転可能”外交文書公開(NHKニュース)

 報道では「今回公開された文書からは、沖縄返還にあたって、アメリカ側が軍事施設の全体をグアムに移転するケースも取り上げながら、日本に対し、自国や極東地域の安全保障で役割を果たすよう迫っていたことがうかがえます。」とあります。

 鳩山由紀夫前首相が言っていた「海外移設」は、他ならぬアメリカが言っています。社民党や前宜野湾市長の「海外移設」根拠も根拠がないわけではありませんでした。

 なのになぜ「辺野古に米軍基地をつくらないとアメリカはご立腹だ」という議論になってしまったのか?ますます謎であります。

 本当にアメリカは辺野古に基地をこしらえることに賛成しているのかどうか怪しいものです。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.20

海の駅クラブ・ウォーキング

 2011年度のYASU海の駅クラブの「海辺のウォーキング」には、今年は運営スタッフとして参加しました。昨年はちょうどその日は、「失語症パートナー養成講座」があり、1日講習を受けておりましたから。

 ということで2年ぶりの参加。家内も友人たちと参加することに。スタッフなので、集合時間は夜須へ8時10分ですので、早めに朝食を取り、家内と2人で出掛けました。コースは10キロです。
Imgp0002_r
 当日参加もあり48人が参加しました。4歳児から74歳の人まで幅広い年齢層の参加者がおられました。

W01_r
Workstumi_r

 子どもはとても元気です。コース脇の岩場で遊んでいます。
Wstkodomo_r

 江戸時代の初頭に土佐藩家老野中兼山が建設した手結港周辺も歩きます。
Teikounonaka001_r


Teikouw003_r


Teikiouw004_r


Teikou05_r

 大手の浜を望む県道臨港道路。眼下には、廃墟になったマリーナ建設用の堤防が1区画のみ設置されています。
Oote_r


Ootehamazangai_r

 坂を上りますと、かつての国民宿舎海風荘跡近くを通過します。見晴らしは良いです。
Kaifuusoutenbou_r


Kaifuusouheisa01_r

 国道55号線を眼下に見下ろし歩きます。手結山トンネルの上の道です。
Kokudou55gouumibeh_r

 旧手結山餅屋跡付近の旧道付近で最初の休憩。お茶と手結の餅をいただきます。
Motiyamichi01_r


Mochikyoukei_r
Otyayamochikyuukei_r


 手結山を降りてきまして、地元在住の有安丈昌さんご夫妻(元坂本龍馬記念館学芸員)による「龍馬の志」という講演会がヤ・シィパーク会議室で行われました。
Ariyasukouenkai01_r


Ariyasukouenkaimidashi01_r
 坂本竜馬の生涯をコンパクトにわかりやすく解説いただきました。

 そして再び歩きます。夜須の町並みを歩かれるおしゃれな奥様たち。「山ガール・ファッション」でしょうか?
Yamagaaru1_r

 月見山の手前に姫蔵城の清水跡の碑があります。今は残念ながら単なる用水路です。
Himekurashiroatoshimizu3_r

 そして再びウォーク。月見山を目指します。
Tukimiyama1_r
Tukimiyama002_r

Tukimiyamatenbou01_r
Tukimiyamamichi_r


 そして降りてきて国道55号線を渡り、岸本海岸沿いに歩きます。
Kishimotokaiganw_r


Kishimotokaiganw08_r

Kishimotokaigansunahama_r


Kissimotokaigankodomo02_r

 そしてヤ・シィパークまで戻りました。コンパクトな模型の坂本竜馬像があります。今日は大賑わい。阪神タイガースの安芸キャンプを見学に大勢県外から来ています。パーク・&・ライドでヤッシーパークに駐車し、御免・奈半利線の鉄道で安芸へ行っているようです。
Tonziru_r

 到着しますとトン汁がありました。理事の斉藤朋子さんがお1人で調理されたとか。大変だったようです。
 
Lanchi_r

 わたしはトン汁2杯とお結びを2個食べました。
Hirumeshitonziruomusubi01_r

 最後尾を歩きました。幸い事故もなく無事に終わりました。結構いい運動でした。

Lezary6_r

 来週レーザーの大会があるようで、練習をするようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

[激震経済」を読んで

Gekishinkeizaihonhyoushi

 「激震経済」(読売新聞経済部・中央公論社・2010年館)を読みました。新聞社らしい克明なレポート記事が満載。トヨタやJALの不祥事。リーマンショックのレポート。GMの破綻。ギリシャの金融危機。デフレなど、今に連なる社会問題、金融危機の連鎖のレポートです。

 読んでいてなるほどそうかとうなづきます。しかし性質上「解決策」は当然ながら書かれていません。

 景気対策と称して行われた、大幅な金融緩和と、規制緩和が、大規模な金融バブルを誘発し、そして破綻し、世界経済に深刻な傷を負わしました。

 それからまで3年も経過しないうちに、またアメリカは大規模な金融緩和政策を行っています。そのおかげで、絶滅したかと思われたハゲタカ・ファンドが復活、また石油投機を始めている。全く迷惑な話であります。

 実態経済とは異なる、バブル経済に頼る経済社会はいびつです。読んでそう思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.19

2月19日の夜須の海

 今日は午前中は温度が上がってきたので、父を連れてのゴルフの打ち放し場へ。父が球を打つ間はもっぱら読書に。それで午後からのセーリングとなりました。冬型もゆるむようなので、午後からのセーリングでも大丈夫であると判断しました。
Gisou001_r

父の調子が良く、思いのほか打ち放しが早く終わりました。父の昼の段取りを家内に依頼し、そのまま夜須へ。途中のコンビニでお結びとお茶を購入しました。夜須へ着いたのは11時頃でした。手際よくぎ装し、ドライスーツに着替えました。
Zibun002_r

 今日は冬型が崩れているので、それほど強風は吹きません。意気地なしヨットマンでも海へ出れます。シニア・よっとクラブのWさんとTさん、Kさんは到着時には既に海上にいました。

 高知大学ヨット部と一緒の海面で練習していました。

Ishowardrys01_r

 お昼は今日はヨットの上で食べました。赤岡沖までのセーリング。程よい風でした。
片づけして、シャワー室でドライスーツも一緒に水洗いしました。自宅へ戻ると干します。

 今日から阪神タイガーズ1軍が安芸市営球場でキャンプとか。鳥取県米子市タイガース応援団のバスが、時間待ちなのかハーバー前の道路に待機していました。
Yonagotaigarsbas01_r

 海はいいですね。目の疲れや、首の凝りも取れました。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

FIFAの有料TV放映は違法判決は朗報

  ネットの記事によると「FIFAのW杯や欧州選手権のような国民的関心の高い試合を有料TVのみで放映することは違法である」というもっともな判決が欧州で出たようです。大歓迎です。

 FIFAに打撃!W杯の有料放映は違法(ZAKZAK)

 サッカーは、宗教、民族、国家の壁を越えるスポーツです。とくに途上国では国民に希望を与えます。国民各位に元気を与えます。先般のアジア杯での日本の優勝は嬉しかったです。

 それを金儲けの為に有料チャンネルで囲い込むというのは、FIFAの精神に反することです。昨年のW杯でも国際的に、政治的に孤立している北朝鮮ですが、44年ぶりに本大会へ進出。結果は3戦全廃でしたが、フェアなプレーは世界の人達に好印象を与えました。

 世界融和、世界平和にサッカーは間違いなく貢献できるのですから。FIFAの金儲け主義はやめるべきなのです。

 そういえば1998年のW杯は、殆どの試合を見た記憶がありあります。それが2006年と2010年の大会は3分の1程度しか見れませんでした。やはり有料TVに販売していたのです。その金儲け主義が弾劾されたことは、大変良かったと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「日本プラモデル興亡史」を読んで

Nihonpuramoderurekisihon


 図書館にて「日本プラモデル興亡史 わたしの模型人生」(井田博・著・文春ネスコ刊・2003年)を読みました。著者の井田氏は、父と同年輩の大正生まれ。日本プラモデル界の大御所です。

 プラモデルは、敗戦後欧米から移入してきました。日本のプラモデルは、欧米とは異なり「動く」ことを前提に作成されてきた歴史があるそうです。欧米のものは、船でも飛行機でも、車でも部屋に飾るもの。

 日本は「動く」ことが模型であるという「伝統が」あったとい井田氏は指摘しています。それは後に世界的な小型モーターメーカーになったマブチ製作所の存在がとても大きかったとのことです。

 わたしは小学生時代には、プラモデルをたくさんこしらえていました。主に二次大戦の軍用機が主体。100機近くこしらえました。5年生のときに製作中に指を切り、「大出血」してから怖くて辞めてしまいました。それ以後こしらえていません。

 最初は契約金を支払って、デパートで販売する形態であったプラモデル。高級品でした。それが多くのメーカーが誕生し、流通ルートも多様化し、小学校近くの文具店でも販売されるようになり、わたしらも手に入れることが出来たのです。

 ガンダム以後の歴史についても語られています。このあたりになりますと「現役」ではないので興味はないですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.18

2月18日のはりまや橋サロン

 先週の2月11日は祝日でしたので、はりまや橋活き活き100歳体操(介護予防体操)教室はお休みでした。2週間ぶりに母を連れて行きました。
Uonotana01_r


Uonotanaokamoto02_r

 まず魚の棚商店街にて、夕食のコロッケを購入します。
Harimaya01_r


Iharimaya10en02_r


 はりまや橋商店街金曜露店市では、母は10円まんじゅうや、谷ひろこさんの露店でクッキー、その隣の露店でサーターアンダーギーなどを買いました。福祉施設の露店でせんべいも購入しました。

Ikiiki100sai01_r_2

Ikiiki100sai02_r

 活き活き100歳体操には、14人の高齢者の皆さんが参加していました。叔母は体調不良で欠席。母は元気に体操をしていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

なんだか混乱している民主党

 先日小沢一郎氏に近いとする民主党の比例代表選出の衆議院議員16名が、国会内の「民主党会派」を離脱し、新会派である「民主党政権交代に責任を持つ会」を結成したようです。離脱届と、新会派届けは受理されていないようです。わけがわかりません。

 そこまでやるのであれば、どうせ当選1回の比例代表議員。次の選挙では小泉チルドレン同様に全員が落選するのですから。それだったら16人で新党でも結成したほうがすっきりする。新党「本物の民主党」とか。冴えないか・・。新党をこしらえたら「政党交付金」もいただけるでしょうし。

 また国民新党の亀井静香代表は「民主党は連合赤軍と同じや」と発言しました。いくらなんでもそれは、と思いましたが、つねずね亀井氏は東大を卒業後、キャリアの警察官僚になり、連合赤軍の永田洋子死刑囚も取り調べたことがあったそうです。そのなかで「政治を志して」行ったそうですから、亀井氏にとっては「連合赤軍が原点」であったことでしょう。それはわかる。

 陰湿、執拗…民主は「連合赤軍」と同じ 亀井も狂気感じた? (ZAKZAK)


 しかし「民主党が連合赤軍と同じ」というのは間違っている。それは真摯で真剣だった(だけど間違っていた)連合赤軍に失礼というものです。

 「全共闘内ゲバ内閣」だとか、亀井氏は元警察官僚らしい比喩は面白いですが、その背景を理解できる人達は報道でも、還暦世代で既に引退しているのでしょうから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「100歳は次のスタートライン」を読んで

Hibiharahon100saihyoushi

 「100歳は次のスタートライン」日野原重明・著・光文社・2010年刊)を図書館で借りてきて読みました。

 超高齢者の日野原さんは、現在99歳。今年の10月4日で100歳を迎えます。しかも現役の医師であります。全国、海外を講演で飛び回り、マスコミの出演や著作もしている驚異的な人物です。

 なんせ健康そのもの。血液検査結果も「尿素窒素が18・2(正常値8・0~21・0)、クレアチリンが0・93(正常値が0・61~1.04)ですからね。腎臓も正常。父(91歳)より数値が遥かにいいのです。

医師として「生活習慣病」を「発見」したのも日野原さんでした。

「高血圧や心臓病,肝臓病、糖尿病,慢性肺疾患,ある種の癌など。かつて成人病と呼ばれていたものは大半が、青年時代から、壮年時代にかけて長年繰り返してきた生活上の悪い習慣の産物であることを”発見”したのです。

 その観点から生活習慣を変えることが、データの改善につながると明言できます。」(P75 「健康診断はの目的は、悪しき習慣を変えること」)

 とにかく日野原さん自信が、毎日日にち長寿の生活を実践されているので、これほど強い説得力に勝るものはありませんね。

 「若さは姿勢と歩き方から」(P132)「気楽に体重をコントロール」(P78)「困った経験を定年後のボランティアに生かしましょう。」(P96)
「感動はよみがえるたびに深くなる」(P174)なかなか奥が深い言葉です。

 「希望を発見するのが上手な人は、生活の上手な人である。」(P190)

 わたしも老師に見習い125歳まで生きるつもりです。日野原さんの日々実践には注目しています・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

菅直人内閣はもう終わり

Kannaotom_2

(画像はタマリンさんの作品。よく特長が出ています。南国市のタマリン館に展示されています。)

 昨日の鳩山由紀夫氏に続いてのコメントです。しかし歴代これほど「情けない」日本国首相はいたのでしょうか?不倫疑惑で短期間に辞職した宇野首相という人もいました。麻生太郎は品性がなく、安倍晋三はひ弱すぎました。森首相も酷かった。

 「きつね目」の男小泉純一郎によって、日本社会と経済の強みが破壊されました。小泉内閣以来、年間自殺者が3万人を超えました。10年連続とかいいますので、10年間で30万人の日本人が自ら命を絶っています。大変なことです。

 どうやら3月末で来年度予算も関連法案も成立しそうにありません。菅首相は「やぶれかぶれ解散」をして自爆するのか、それとも総辞職するのかしか道はなくなりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.17

納まってほしい新燃岳の噴火

  宮崎県新燃岳の噴火。いい加減に納まっていただきたいと切に思います。

 なぜなら取引先があり、出荷できる状態ではなく困っているからです。現地は昨日までに15センチ程度の火山灰が堆積しているとか。

 新燃岳の様子 ライブカメラだそうです。  

  新燃岳噴火情報

 相手が自然でありますと、どうしようもありません、南海地震が迫ってきている高知県でも他人事ではないからです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

鳩山由紀夫の最大の功績は沖縄問題を国家課題にしたこと

Hatoyama_r

(漫画の製作者はタマリンさん。南国市のタマリン記念館にあります。先駆け時代のものですが、今でも軽さに於いては変りがないようですね)

 なにかと「軽い発言」が目立つ鳩山由紀夫前首相。最近でも沖縄基地問題での発言が物議をかましている。

 しかしよく考えなければいけない。地元紙の沖縄タイムスが指摘していたように、「普天間基地の移設先は名護市辺野古しかない」という主張は、米国ー官僚ー大手マスコミ(談合記者クラブマスコミ)が「三位一体」となったパワーがあり、鳩山前首相の公約「海外移設、最低でも県外」が蹴散らされたことであります。

 結局矢折れ刀折れて、元の「辺野古」案に戻ってしまいました。しかしここで変化が起こりました。沖縄では一部の保守層と県知事も「条件付(分厚い沖縄振興政策)ありきの条件つき賛成派」だったのが、強固な反対派に変身したのです。

 それゆえ昨年11月の沖縄県知事選挙では、民主党や自民党の幹部は沖縄へ来ることができなかったのです。

 元防衛大臣の石破氏あたりが「それみたことかやはり辺野古移設しかないではないか。」と力んで自分たちの正当性を叫んだところで、保守から革新勢力まで沖縄は全島一致で辺野古への基地移設反対になってしまったのです。

 自民党も勘違いしてはいけないのは、保守系の知事なら、振興策をぶらさげて、横柄な態度を森ー小泉ー安倍ー福田ー麻生時代はとってきていました。つまり米軍基地問題をマスコミとも結託して、「沖縄のローカル問題」に押し込めていましたから。

 その証拠に沖縄普天間基地の海兵隊ヘリが隣接する沖縄国際大学へ墜落炎上し田時も、小泉首相は沖縄へも来ませんでした。本土のマスコミの報道も不当に小さな扱いでした。

 鳩山由紀夫氏は、解決能力はありませんでした。でも最大の功績は、「米国と官僚ー大手マスコミ」の三位一体勢力と自民党が結託して「沖縄基地は沖縄のローカル問題」に押し込められた問題を、全国的な問題に格上げして国家的な問題にしたことです。

 従来型の「アメとムチ」というか、はした金の「沖縄振興策」では、沖縄の人たちは騙されなくなったし、国民もそれはおかしい。と思い出したからです。

 さあどう解決するのか。だれがリーダーになっても沖縄問題は国家的な問題になりましたから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

悲観論でくくるのは辞めようぜ

 「夜の明けない日はない」とか、「春の来ない冬はない」とも言います。暗くて辛い日々ばかりあるのではなく、暖かく、気持ちの爽快になる曜日もあると思います。

 日本国の財政破綻が心配されています。でもその原因は1990年代の終わりごろに、「消費税不況」があり、増税が出来ないから、その分国債で景気刺激策を行い、税収を上げようとして失敗を続けた結果ではないかと思います。

 ですので結論は、国民と政府が信頼して合意をすること。国民も痛みを共有することでしょう。でも長い間政府与党に「甘やかされてきた国民」は、その感覚がありません。政治家も「落選すればただの人」ですので、国民負担を覚悟せよと言えません。

 ただし、なぜ負担が必要なのか。この国をどのように運営するのか・という制度設計も含めた議論でなければ無意味です。それが与野党の政治家の双方にないから、議論が「ぬるい」のです。

 国民も甘えを捨て、きちんと状況を精査してみまししょう。日本の資産や技術や社会的な蓄積は相当なものがあります。国民気質も真摯で生真面目です。

 ですので「なんとかなる」と思います。悲観的にナって、責任をなすくりつけることだけは辞めましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.16

相撲道を確立するしか解決はしない

 着物を着て、ちょんまげをして、ふんどしをつける。力士は大型化しましたが、土俵の大きさは変らない。出身力士は外国出身者も多くなり、今や横綱や大関の幕内上位は外国出身力士が多くなった大相撲。

 しかし頑なに大相撲の「伝統」を保守し、日本の習慣と日本語の習得がなければ出世はできません、白鳳などはたいしたものであると思いますね。

 その相撲業界の「伝統」のなかに「八百長相撲」も含まれていたのでしょう。

 今週号の週刊現代2月26日号は大相撲特集ですが、そのなかで若ノ鵬は親方から「日本的ルール(八百長は)なのだ。当たり前のことだ。」と諭されたと証言しています。

 参考ブログ記事 今週の”野良犬メディア”はハイテンションだ

 今週号の野良犬メディアの週刊現代2月26日号は必見です。

 談合記者クラブマスコミ(テレビや大手新聞社)の記事ではわからない事実が暴露されているからです。何より週刊現代は大相撲協会と長年裁判で争い、負け続けて来ました。ここへきて反転攻勢をかけるのでこれは面白いのです。

 八百長が力士相互の「互助会」であれば、昔あった人情相撲でありましょう。しかし大がかりな相撲賭博の仕組みが裏にあり、資金が暴力団に流れたいたとなると、これは大変。その可能性まで調査しなければ、国民の大相撲に対する不信感は拭えないと思います。

 その疑惑がないとすれば、新たな「相撲道」を確立しないと大相撲は再建されないと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

居酒屋の大将が都知事選に出馬とか

 4月に予定されている東京都知事選挙。現状では「ファシスト」知事の石原慎太郎氏が出馬すれば最有力であるとか?一体東京都民の見識はどうなっているのでしょう?昨年は五輪誘致活動で、多額の無駄遣いをしましたから。

 ここへきて居酒屋チェーンを経営されている渡辺美樹氏(51歳 ワタミ創業者)が、都知事選挙に出馬されるそうです。政党の推薦を受け付けるとか。現在は無所属。

 あと前宮崎県知事だったそのまんま東氏。出馬を前提とした活動をされております。

 共産党は昨年の参議院選挙で、コーヒー店チェーンの人に競り負けた党の論客である小池昇氏が出馬表明をしています。民主党は蓮航氏の名前も浮上しているとか。

 とにかく「ファシスト」知事には引退してもらいたい。ムダづかいも辞めていただきたいからです。居酒屋の大将はどこまでやれるのでしょうか?注目です

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「わかりやすく<伝える>技術」を読んで

Ikegamihon

 書店で新刊本として「わかりやすく<伝える>技術」(池上彰・著・講談社現代新書・2009年刊)を777円で購入しまして読みました。

 池上彰さんといえば、元NHKの記者で「週刊こどもニュース」のお父さん役。定年でNHKを退社された後も、民放局でも人気番組に出演。必ず高視聴率を上げる「重宝な」人物。最近はテレビ出演をすべて断り、取材に専念されるようです。
 
 この本も実にわかりやすい。見出しだけで池上氏の言いたいことが殆ど理解できるのです。

「話にはリードをつける」「内容整理のポイントは対象化ー対象化は見える化」「映像を意識して原稿を書く」「本当に理解していればざっくり説明できる」

 今流行のパワーポイントについても池上さんは述べています。

「パワーポイントには。文章を書いてはいけません。文章にすると、聴衆は、画面の文字を読んでしまいます。そんあなことなら、そのパワーポイントをプリントして聴衆に配ればいいのです。

 プリントしないのであれば、文章にせず、伝えたい要点、キーワードだけを書き出すのです。」(P91 「図解してから原稿を書き直す」)

 池上氏はプレゼンテーションの前に「見出し」になる、キーワードを予め取り出し、聴衆をそれで「つかんで」から話をするようです。

 「在宅起訴という専門用語はやめて、「逮捕しないで取り調べ、起訴しました。」と言い換えました。」(P73「わかりやすい図解とは何か?}

 池上彰氏の真骨頂は「時間間隔」でしょう。引用が長いですが、的確なことを言われていますので、引用してみます。

「時間感覚を身につけよう」

 「テレビは分刻み、秒刻みの世界です。
 テレビには、10秒あれば、かなりまとまった内容を話ことができます。30秒もあれば、話に起承転結をつけることも可能です。こんな話を聞くと信じられないかも知れませんが、放送業界の人間は、30秒あれば相当のことができると思っています。これは身体にしみついた職業的な感覚です。

 情報番組のコメンターの場合、ひとりがじっくりカメラに向かって解説できるのは、40秒が限界です。「どう思いますか」と言われてとっさに気の利いたコメントで答える場合は、20秒です。みんなすっかり気が短くなってしまったのですね。

 民放テレビの情報番組をご覧いただくとわかりますが、コメンテーターの話が20秒を超えますと、その話を聞いているキャスターのうなずきの表情に切り替わります。

 或いは画面が関連情報に切り変ります。関連情報を流しながら、話続けているコメンターの顔が、小さい円形の窓(これを「丸ワイプ」といいます)の中に映ります。コメンターの顔を映し続けるのが辛くなってくるからです。

 20秒となると、さすがに起承転結をつけることは無理です。この場合は、第1章で述べたように、いわゆる逆三角形のリードの部分をコメントします。あるいは起承転結の「結」だけでいいのです。

 もし余裕があって40秒使える場合には、「結」から始めて、「それはなぜかというとこういうことなんです」と「承」ないしは、「転」に触れればいいのです。さらに時間があれば「結」を繰り返します。

 一般のプレゼンテーションや報告会では、30秒単位で考えることはまずないでしょうが、あと10秒、あと5分、3分でどのくらい話せるかということは、1度練習して時間感覚を身につけておくといいでしょう。」(P148「時間間隔を身につけよう」)

 いやはや物凄い技術であると思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.15

今週の”野良犬メディア”はハイテンションだ

Sgendai226

 今週の週刊現代2月26日号は、大相撲八百長問題特集」であります。政治記事あたりでは、談合記者クラブマスコミと同様でつまらない記事の多い週刊現代。

 こと大相撲問題、八百長問題では過去に大相撲協会とバトルを繰り返してきただけに、執念深い記事が掲載されております。

Sgvssumouk

 「完全保存版 これを見れば八百長のすべてがわかる 週刊現代×相撲協会 因縁の対決すべて見せます
やはり八百長は存在していた。

 本誌の闘いはムダではなかった。角界の暗部に斬りこんだ軌跡を、特集記事を振り返りながらまらためてご紹介しよう。」なんて張り切っています。

 更に「ウソの法廷証言で本誌から4785万円を詐取 「偽りの八百長裁判 全記録 本誌は相撲協会地次長と八百長力士を「詐欺」で警視庁に告発する」とあります。
Sgya01_r

 大麻問題で大相撲協会を首になった元若ノ鵬や、昔から八百長を告発してきた元関取の板井氏も参入して賑やかな記事となっております。
Sgya002_r

  この記事などは八百長相撲の本質ではないでしょうか。

「(ガチンコだと)何が起こるかわかりません。相手のツッパリが1つ言っただけで沈んでしまうかもしれません。
相撲の展開では怪我をするかもしれません。そんな取り組みが年6場所、15番も続くというのは、並の力士では耐えられません。

 それより互いにわかっっているなかで、星の貸し借りをして、そこそこの成績が残るようにしていく方がずっと楽なのです。」(板井氏の証言 P51)

 週刊現代で疑惑をもたれている力士は、琴欧州、千代大海、魁皇、武蔵丸、朝青龍、初代・貴乃花などであり、「取り組みの8割が八百長相撲」(P519という記事です。

 真偽はわかりませんが、これが事実であるとしますと。大相撲は「国技」でも「スポーツ」でもなくなります。今後はどう取り繕い再建するのか。菅内閣同様に再建の道は厳しそうです。

Sgya03_r


 現役力士の取調べが振興していますが、「証拠」は出るとは思えません。でも疑惑は残ります。

 どうするのか今後の展開が見ものです。

 とはいえ、「伝統」の大相撲。というか八百長が相撲の文化そのものであったかもしれません。ただそれが報道されるように、力士同士の「星の貸し借り」関係だけだったのか。もし裏社会が胴元になっていて大がかりな相撲賭博が行われ、資金が裏社会へも流れていた。ということになりますと、それこそ大相撲は「吹っ飛んでしまいます。」調査はどこまで真剣にやるのでしょうか?

 土俵際まで追い込まれてもしぶといのが大相撲なのですから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「千尋と不思議の町」を読んで

Tihirotofusiginamatihon2


 「千尋と不思議の町」(千と千尋の神隠し徹底攻略ガイド)角川書店・2001年刊)を図書館にて借りてきて読みました。

 1月に日本テレビの「金曜ロードショー」にて「千と千尋の神隠し」(スタジオ・ジブリ・2001年製作)を鑑賞していました。10年前の作品ですが、当然古いとも思いません。人間が殆ど登場しない架空の話なのですが、なんか存在感があります。

 スタジオ・ジブリを創業以来引っ張ってきた宮崎駿氏は対談のなかでこうも言っています。

宮崎「テーマとかメッセージなんてものは「道路の左側を歩きましょう」とか、「右側歩きましょう」とかいう標語みたいなものですから、映画を作る現場にとっては何の意味もないです。

 (中略)

 よく、「自然を大切にというテーマで映画を作ってください」とか「ゴミ問題を扱ってゴミ怪獣が出てくるのはどうでしょう」っていう手紙がくるんですけど・・・・

 最低ですね。そういう脳みその表面で思いついたようなことは、映画づくりには何の役にも立たないのです。

 たとえば今回の映画で、お父さんとお母さんが豚になるっていうと、すぐ「それは風刺だ」「飽食のせいだ」とか言われるんですけど、言った人がそれで安心するだけなんです。
 
 謎を解いたつもりになって。むしろそういう風に映画を受け取られると、僕らが作ったものを矮小化して受け取っているなと思って、本当のことを言うと嬉しくないんです。

 映画作りというのはそうではなんです。自分でわかって、それは実は、思い出したくないから自分でしまっていたブラックボックスだったりすると・・・・・・。

そういう部分がないと映画なんてつまらないです。

 確かに言葉で整理しないと自分が受け止めたことにならないという脅迫観念をもっている人達がいっぱいいます。その人達は観客ではないんです。

 その多くは物書きですから、仕事で文章を書いて稼いでいるんでしょうから、どうでもいいです。」(P40「宮崎駿ロングインタビュー・「この映画が作れて僕は幸せでした」)

 宮崎駿氏はなかなかの「こわもて」でありますね。評論家(プロの)が大嫌いであるというのもわかります。表面的な思いつきを排除していくのも、「とっても好ましい考え方」であると思いました。

 またこの映画に登場する建物は実在の建物のモデルがいくつかあるというのも興味深いことでした。 古い日本の洋風建築から登場する建物はあるようです。(P46「擬洋風建物探訪記」というコーナーも面白い)
Tatemono1_r

 「これは建築学的には非常に正しい画です。内部の骨組みや梁などの辻褄がきちんとあうようになっている。架空の建物の絵をこれだけきちんと描ける人は、安野光雄さんと宮崎さんくらいしか知らないな。」(東京大学生産技術研究所教授・P46)

 一見洋風建築に見えるが、屋根の瓦や欄間、二階のベランダの手摺や壁の造作など細かい部分は日本の伝統技術が見られるのだ・」(P46)という観点もあるようです。

 両親がレトロな商店街に迷い込みますが、それは今も東京の下町に現存する一見洋風建築風の建物らしい。それが映画では存在感がありました。
Tatemono2_r


| | コメント (0) | トラックバック (0)

価格の不当表示はいけないこと

Sanshains

 高知に本社があるサンシャインというスーパーが「価格の不当表示をした」「以前にも前例があり2度目なので消費者庁は「景品表示法に基づく措置命令を出した」ということです。存在感の薄い消費者庁のこれは「初仕事」ではないでしょうか?

 コンニャクゼリーの安全問題もそれなりに執拗に取り上げていたので、2例目かもしれません。

 高知のスーパー、価格を不当表示 消費者庁が改善命じる(日本経済新聞)

 特売日チラシに架空価格 スーパーに消費者庁が措置命令(朝日新聞)

  消費者とすればチラシ広告などを参考にして、購買します。そのチラシ広告が、今回の事例のように「信用できない」ということになりますと、困りますね。

消費者各位も「見る目」を持たないといけないということでしょう。国の消費者庁が問題にするということは実は大変なことであるということなのですから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.14

成立するのか来年度予算

  通常国会での来年度予算成立が、黄色の点滅信号から、赤の点滅に変ろうとしています。
  菅内閣が1番協力を求め、こびへつらっていた公明党には、明確に予算案に反対の意思を表明されました。

 すると今度は、元連立を組んでいた社民党にこびているようです。しかし社民党は「普天間基地移転費用予算の凍結」が絶対条件に。日米同盟最重視する菅首相には「できもしない約束事」にすぎません。衆議院での3分の2条項も使えない見通しに。

 ならばどうするのか。小沢一郎氏を民主党から除名して、国民の人気を煽ることしか方策はなさそう。でもそれをすれば民主党の小沢氏支持グループ数名が、予算採択の本会議で「腹痛」をおこして欠席すれば、来年度予算は不成立になり、廃案になります。

 子ども手当ても、高速道路の無料通行も、できなくなります。国がらみの公共事業や、地方への交付金もすべて止まります。さてこうなれば与野党ともdどうするのか。
 さらに1ヶ月間の空白をこしら得て、「解散・総選挙」になるのでしょうか?わかりませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フェイス・ブックというのは凄いらしい

Request01

  最近ある経営コンサルタントの人のメール・マガジンから、アメリカ発のSNSの「フェース・ブック」についてのコメントが動画で送信されてきました。

 この「フェイス・ブック」とかいうSNS.アメリカ映画にまでなっていてアカデミー賞にまでノミネートされているとか。

 ハーバード大学の学生が当時開発し、今や全世界の5億人以上が利用していると言われています。

 そのしくみを羽根拓也さんという経営コンサルタントの人がわかりやすく解説いただいています。

http://www.youtube.com/watch?v=L_BnddNwcM8

 解説によれば「フェイス.ブック」と言いますのは、

1)地球規模の生ライブ情報ーグローバル生活情報共有サイトである。

2)やりとりはすべて「実名」。住所や電話番号なども表記されている。
  
3)生活の様子がそのまま、共有できる。仕事や研究、プライベートに連絡とろうとすればすぐにできる。

4)匿名のサイトではないので、情報の精査が瞬時にできる。(最大の特長)

 日本にもMIXIとか各種SNSがありますし、匿名民間掲示板もあります。それらは「デマ」「誹謗中傷」などで「荒れて」いる事例が多く、インターネットの暗部を見るようでした。

 5年前に県庁の税金で一時運営されていた「ぷらっとこうち」という「公共電子掲示板」にしても、匿名での投稿を認めたが為に、誹謗中傷を掲示板上でされ、またそれが運営委員がしていたという現実があり、当時徹底的に不正と戦いました。

 いろんな人達の尽力があり、県民の税金で「誹謗中傷電子掲示板」となったしまった「ぷらっとこうち」は結局立ち行かずに閉鎖されました。当然のことです。

 関連参考記事  ぷらっとこうちの一時書き込み停止について

  高知県庁に巣食う悪とは徹底的に戦います!

 所詮は「ローカル」での小さな話にすぎませんでしたが、運営側が「ニックネーム(匿名)を特定する行為を執拗にする人達がいたがために閉鎖せざるを得ませんでした。」という程度のセンスでありました。こんな低い問題意識でインターネットを県民の税金で活用しようとするから破綻せざるを得なかったんです。

 なんと馬鹿馬鹿しい「排他的な」考え方ですね。税金で運営する正当性も社会的意義もありませんでした。廃止されたのは当然の結果でありました。

ぷらっとこうちが、きちんと「実名投稿サイト」になっておれば、高知版「フェイス・ブック」になっていたかもしれません。なんせ同時代の出来事でしたから。つくづくもったいないことでした。

 「フェイスブック」は全く正反対の考え方で、5億人の人達の「実名での現実生活の国際的な電子共有空間」をこしらえたということです。凄い世の中になりました。チェニジアやエジプトで独裁政権を倒す原動力の1つとなったそうですので。

 パソコン。インターネットに疎い中高年のおっさんは戸惑うばかりです。

 羽根氏は、ファイスブックは、ハーバード大学の学生寮から誕生した。という環境面からも考察していました。その動画もあります。

http://www.youtube.com/watch?v=ijGDmBbQQEY

 最近いろんな人に進められたはじめた「フェイス・ブック」というSNS.日本には既にミクシィなるSNSがあります。どこが何が違うのかと言いますと「実名投稿サイト」であるということです。

 全世界で瞬く間に5億人が「フェイス・ブック」に登録しているとか。日本語対応は比較的新しいとのことです。日本での登録者は300万人であるそうです。

 家内を誘って(中高年夫婦割引対象なので)久しぶりにシネコン(ハゲタカスーパーへはめったに行くことはありませんが)へ行き午後9時からの上映を見ました。さすがに人は10人足らずしかいませんでした。

 映画「ソーシャル・ネットワーク」

 ハーバード大学で、女子学生にもてたいだけの動機でこしらえたといいます。またたくまに他のエール大学などのIBリーグの大学へも広がったとか。その仕組みをビジネスにして起業していくさまが、映画ではよく描けています。

 社会性のないパソコンオタクの学生が、巨大なSNSをこしらえるとはなんとも皮肉な話。開発者は2兆円の資産を持つ億万長者になりましたが、かけがえのない友人を何人も失いました。

 映画にはビルゲイツ氏も出てきたりします。聴講していた学生でも「あのひとは誰?」とかいうハーバードの学生もいたりして笑える映画でした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

どうなるエジプトの政治体制

  30年間継続したムバラク独裁体制が崩壊しました。前大統領はどうなっているのか?おそらくエジプト軍が保護しているか、もしくは軟禁しているのでしょうか?

 ムバラク後の政治体制が見えてきません。強権政治で野党が育つ基盤を根こそぎなくしてしまう政策をとってきたからです。街頭へ繰り出しているのは、おそらく既存の野党勢力とは無縁な若者たちでしょう。

 イランのように聖職者が全面へ出てこないようです。緩めのイスラム国なのでしょうか?

 アメリカは民主化を歓迎する一方、一番恐れているのは「反米・反イスラエル政権」の誕生です。

 パレスチナで民主的な選挙をしたら、イスラム原理主義政党で「反米・反イスラエル」を掲げるハマスが第1党になりました。そしたらイスラエルは軍事侵攻し、ガザの街を破壊しつくしました。

 今回のエジプトではエジプト軍が冷静で統制が取れていて、市民を強権弾圧する側にたちませんでした。中国のような暴力での弾圧行動はいっさいありませんでした。それが関心します。

 既に体制の不安定化、他の中東諸国への波及の懸念からか、投機筋がまたも動いて石油製品関連が値上げになってきています。実に動向は読めません。

 エジプト情勢からは当面目が離せない状態です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.13

2月13日の夜須の海

 世間様は3連休みですが、1昨日、昨日は午前中は仕事でした。朝は寒い。車のフロントガラスが凍結していました。
Asakurmakouri01_r


強い冬型の気圧配置になるので、海は強風域。おそるおそる様子を見に夜須へ来ました。昨日は大風だったようです。今日は収まるとのことでしたが、やはり冬型。へっぴり腰の軟弱中高年セーラーは日和にしながらぎ装をしました。カバーには霜が降りていました。
Yasushimo01_r

 ぎ装をするときに、アルミ製のマストが冷えていて冷たいこと。
Gisou01_r

 ぎ装が完成。風は北西の風が上がって来ました。ハーバーのスロープから出艇すればアビーム(横風)を受けていけますので楽です。
Zibun01_r
 ドライスーツを着込みました。出艇時はハーバーには誰もいませんでした。それで慎重にぎ装し、風を読みながら出ました。

 今日は最初は波がなくほどよく風も強く快適なセーリングでした。しかし陸からの北西風は雪風なので冷たいこと。冷凍庫の風が強く吹きつけています。

 ハイクアウトしてシートを引き込んでセーリングを続けました。1時間ほどセーリングをして高知大学ヨット部が2艇出てきました。その頃から、風が南西方向に振れました。波が出てきて乗りにくいこと。1時間半ほどのセーリングで上がりました。

Lanchi01_r
 片づけして身体を洗い、ランチはお結びと、玉子焼きです。激しい運動した後はお結びが良いようです。

 入れ違いに、シニア・ヨットクラブの仲間のTさんが現れぎ装しています。
Katazuketakataru02_r

 さっそうと出艇していきました。
Takataru01_r

 片付けが終わった後ですが、先週に続いてスロープの青海苔を今日は1マスだけ掻き落としました
Aonorislopu01_r

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ようやく高知市中心街でも動きが・・・

Hpachinko01_r

 旧とでん西武百貨店跡のはりまや橋交差点南東角地。ついに大型パチンコ店の建物の骨格が地上に現れ、鉄骨が組まれています。地下の工事が長くかかり、地上部です。
Harimayapachinko02_r

 改めて見ると旧とでん西武百貨店の敷地に、同じような形で建物が建築されています。計画によれば、地下は高知の地場の産物を販売する名店街。1階はパチンコ店。機械が1000台だとか。2階部から6階部までは自走式の駐車場で600台収容。1大集客装置が中心街に誕生するわけです。
Ihrimayanashipachinko04_r

 はりまや橋の景観も変りますね。施主のパチンコ店も従来型のいかにもパチンコ店というけばい外観ではなく、「周辺景観と高知の歴史に配慮した」気遣いで建物の外観をこしらえるようです。

Misemonogoyaato01_r

 一方こちらは高知駅前南口。県有地に建っている「見世物小屋」跡。大河ドラマ「龍馬伝」の衣装やセットが展示されていたそうです。(1度も行かずに終わりました。)
 
 それでまた懲りずに7月完成予定で、同様の見世物小屋を建設する予定が、「入札情報漏えいの疑い」の匿名の告発が関係各所にされ、入札が延期になっているようです。

 詳しくは 西やんブログ記事を参考に
 
 木造バラックの見世物小屋でも3億円程度の事業費。仕事のないゼネコン各社は当然受注したいはず。またも行政当局は年度内予算の消化なのか、700万円をかけて、この駅前に坂本竜馬と、武市半平太と中岡慎太郎の像をプラスチックで5メートルの高さのものを設置するとか。「クレージー」なセンスです。

Zeimusyohoumukyokub_r

 こちらは、高知駅北口にこのほど完成した官庁(国)の出先機関の合同庁舎ビル。四国財務局と高知法務局、高知税務署が入居するとのこと。高知市は市有地を売却して少しは財政が潤ったとか。

 やはり「親方日の丸」は「不滅」なのです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

アメリカは戦争を仕掛けるのか?

  俗に「アメリカ大統領3年目に不景気は無い」と言われています。

 週刊誌などでは「アメリカ経済は回復に向かう。個人消費も回復基調。それで日本にも好影響が現れ、」再びバブル時代のように株や土地が上がるだろう。今が買いだ!」などと騒いでいる。

 本当なんだろうか?確かめようが無いので真偽が不明です。

 ただ歴史的にいえるのは「大統領3年目」に、次期の再選を目指すためには、景気を良くする・そのためには「戦争を起こす」のが手っ取り早い」とのことのようです。

 とはいうもののアメリカ経済は失速していて、第1雇用を拡大する受け皿があるのか不明。それに戦争をするのであればまたも戦費がたくさんかかる・それをどうするのか?

 まさか「日米同盟」とやらで、日本に戦争費用を出させるつもりなにかもしれない。アメリカ国債を買わすつもりで。中国は既にアメリカ国債を「売り」に出しているようですし。

 そうなるとまたも馬鹿をみるのは日本国民です。いい加減にしてほしいと思いますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.12

どうなるエジプトと民主党政権

  エジプト情勢も「風雲急を告げている」。独裁者ムバラク大統領に対し、最大の支援者であるアメリカが「引退勧告」を下のにもかかわらず居座りを続けているからです。

 独裁者ほど手中の権力を手放したくないもの。なぜなら政敵をすべて葬ってきたから。自分が権力者で無くなれば葬られることがわかっているからです。民主主義国ではない独裁国家であるエジプトでは、権力者には円満な引退や円満な権力譲渡は考えられないのです。

 と書いていましたら、昨晩深夜にムバラク大統領は辞任したそうです。エジプト市民は大喜びだそうですが、これからが大変です。

 今後の見通しはどうなるのか?アメリカも当惑していることでしょう。

 国内政治も大変。通常国会での来年度予算成立の見通しがたたないからです。また「強制起訴」された小沢一郎元代表の処分はどうなるのか?菅執行部が「野党」に媚びるために党内融和を疎かにして、小沢氏にぞんざいに当たるようなことがあると、最低数人の民主党の衆議院議員が「腹痛」を起こし、本会議の採決を欠席することでしょうから。社民党や公明党に媚びていると予算は成立しなくなります。

 そうなると3月末か4月に解散・総選挙になることでしょう。政府予算は成立せず、交付金をあてにしている地方自治体はピンチですね。

 この際やるならとことんやればいい。景気が悪いのも今に始まったことではないから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本国債の格下げの意味は?

  1月にアメリカの民間「格付け会社」が、日本の国際の信用度を「格下げ」したらしい。近い将来、遠からず日本の国家財政が破綻する可能性が高いとの「イエロー・カード」の1枚目が出たのでしょうか?

 とはいえ1民間会社の私見にすぎません。が、投機筋のハガタカ金融資本の連中には信用があるらしく、一時円が売られ円安になったといいます。長期的には金利も上がるとのこと。

 とはいえあの「サブプライム」や「リーマン」の頃には、格付け会社が「超優良」と格付けした金融機関や投資ファンドが破綻しましたから、正直信用できないとは思いますね。ハゲタカ・ファンド同士の「身内の評価」ではないでしょうか。

 消費税を5%に上げて、景気が後退した橋本内閣あたりから、景気てこ入れ策として国債を発行し、各種の景気刺激策をしてきました。効果がある場合もありました。それが積もりに積もったのですから。

 結局は行政改革などの歳出削減と、増税という国民の痛みをともなう処方箋しかないのでしょう。でも政府のやること、政党の言うことがなにより国民には信用されていません。

 「政府と国民との信頼関係」の成立がないと物事はうまくはいきません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.11

アルモンテへ行きました

 以前ラジオ番組へ出演していただき、ブログや最近ではフェイス・ブックで交流している杉本久典さん。カフェは奥様の貴美さんが運営されているというので、高知市東雲町にあるサホエカフェ・アルモンテへ行ってきました。
Arumontemeisi

(画像をクリックしますと、少し拡大いたします。)

 東雲町ですので、同じ昭和小学校校区です。二葉町から徒歩10分程度ですね。意外に近いのには驚きました。それにこのあたりは昔、同業者の会社があったところです。

 もともと準工業地域で鉄工所が多かったのですが、多くは郊外の工業団地へ移転。跡地はマンションが多く建築されておりました。ご多分にもれずこの地域も高齢化が進んでおり、町内会の担い手が不足気味であるとか。マンションも県外からの転勤族が多く、地域には密着しているとは言いがたいように杉本さんは話されていました。

 通常営業は火曜.水曜・木曜・金曜の午前11時半から16時までです。
 
 詳しくは アルモンテをレポートされている ある人のブログを参考。


 サホエリカフェ アルモンテのブログ

 開店されたのが1年半くらい前とか。風の便りには聞いてはいましたが、行きそびれておりました。それがフェイス・ブックで杉本久典さんとコンタクトか取れ、今日の午後お訪ねしました。

 場所は高知市東雲町4-33-1。元の竹内建設跡に巨大なマンションが建築され分譲中ですがその裏。
Mansyouura_r

 アルモンテ前の道路の突き当たりは公園でした。
Maruikekouen01_r

 さてアルモンテです。東雲町の住宅地のなかにある木造の2階建て。すぐにわかりました。
Almonte1_r


Almonte2_r

 本来なら祝日はお休みであるそうですが、今日は特別。イベントを開催しているそうです。

 杉本さんと奥様(カフェの経営者)にご挨拶しました。今日は2階のスペースでは「ポーセラーツ教室」の展覧会を開催中であるとか。室内エレベーターで2階へ行きました。

 そこではポーセラーツをご指導されている女性に解説をしていただきました。
Pora1_r

「シール状のもの(説明を受けましたがなんだか忘れました)を生徒さんたちがそれぞれお皿やカップに貼り付けます。それを800度になる電気炉で焼き付けますと、オリジナルなお皿やカップが手軽に出来ます。」とのこと。

Art1_r


「最年少は保育園の年中さんがこしらえたものもあります。手軽にシールを貼ればだれでもオリジナルなカップやお皿ができます。同じ模様でも貼る位置が違えば、違う出来栄えになるのです。」
Art2002_r

Art3_r

 全然知らない世界でした。教養の無い中高年親父には勉強になりました。

 この2階のスペースはお料理教室や.セミナー、コンサートなど多目的に活用されているようです。
Art4heya_r

 連絡先 088-883-1616  です。

 暫く杉本久典さんとお話しました。久しぶりでした。同じ下知地域の住民ですので。まったりとコーヒーを飲みました。美味しかったです。
Cofee_r

 ビーチ・ボーイズのCDなんかも置いてあって、中高年のおっさんには嬉しい「スペース」ですね。
Beechiboys_r

 それにしてもこうしたスペースを提供できることはとてもよい事です。杉本久典さん実に素晴らしい。

 大阪でも学生時代のサークル仲間だった人が「スペースふうら」という場所を地域で提供され、喜ばれています。

 わたしもなんとか二葉町にこうした「公民館」をこしらえてみたいと思います。

 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今日は午前中は停電

Denkikouzi01_r


 今日は仕事で午前中の勤務。朝の配送へ出て戻ると、「12時まで停電」とのこと。つまり電気が使えない。パソコンも出来ないのです。

 聞くと高圧電線の取替えと、トランスの取替えなど結構大がかりな工事。しかも今朝は雨まで降っていましたのでなかなか大変そう。四電工という元受会社が来ていたので、重要な工事なのでしょう。Denkikouziyonden


 戻って来まして、一眼レフカメラの使用方法を仕様書をみて悪戦苦闘しました。先日リチウム電池他全部辛気にしましたので。これから研究します。
Dezikame1gan001_r


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2月の不燃物集積所仕分け管理当番日

  今朝は午前6時に下知市民図書館前集合で、町内の不燃物(資源)集積所の管理当番日。よりによってまたも寒いので。貼るカイロを背中と足の甲に貼り付けやおら、5時50分に行きました。
F001_r

 やはり寒い時期は、持参する町民の方も少なめですね。
Funenbutu21_r


 しかも今朝は朝から雨は降っていました。防寒服を着込み、更に上には合羽を着る。着膨れ状態で不燃物の仕分け行きました。夜があけてくるとぼりぼち資源ごみを持ち込んでくる町内の人達が増えてきました。
Funebutu3_r


Funenbutu4_r


Funebutu5_r


 寒い時期の当番は辛いもの。今日は午前中は仕事なので、7時半には上がりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

白髪の”老人”ではないか!

 街を歩いていてショーウインドウのガラスに白髪の大柄な老人が写っている。誰や。と思いましたら自分のことでした。白髪頭の老人に最近はすっかりなってしましました。
Shiraga1_r

 鏡で自分の顔と頭を見ますと、前のほうが黒い部分が少しあります。それでそれほど白髪頭ではあるまいと思いましたが、じつは結構な白髪頭になってしまっているのです。
Shiraga2_r


Siragaatama01_r


Shiragaatamayoko

 白髪頭でも司馬遼太郎氏や筑紫哲也氏のような、「綺麗な白髪」であれば、格好いいのですが。ところどころ黒く、まるでドブネズミのような頭。上から見ると白髪頭かどうかわかりません。

 40歳過ぎた頃から白髪が目立ちました。集合写真でも自分1人だけが白くて目立ちます。白髪は母方のほうらしく、母も真っ白い白髪頭。父は白髪が少なく髪は黒いです。遺伝ですのでどうしようもありません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

極右政権発足の危惧

  菅内閣・民主党政権への「嫌悪感」が国民各位に蔓延しています。民主党の「国民の生活が第1」というスローガンはとんと言われなくなり、国民不在の「米国や中国には卑屈外交」「大増税政策」「大企業重視政策」ばかり打ち出し、空疎な「第3の開国」と言っているだけ。

 小沢一郎氏を「集団リンチ」して、クリーンさを強調しようが、「無能な」首相では内閣支持率は金輪際上昇はしないでしょう。なぜTPPという「わけのわからない」政策の合意を6月にまで議論しようと急ぐのかわかりません。

 ひところ「菅ー仙石左翼政権」とかいう「誤解」がありました。どこが左翼政権なのかわかりません。日米安保条約堅持政策で、沖縄県民が総じて反対している米軍基地を辺野古へ建設しようとしている政権が何故左翼政権と呼ばれるのか意味不明です。

 「言葉が1人歩きをして」、尖閣諸島沖での中国漁船の海賊行為に対して卑屈極まりない対応をし、お粗末だったうえに、「国民大増税政策」まで打ち出しているので、国民の民主党政権への不平不満が蓄電されております。

 いつそれが爆発する矢もしれません。

 おりしも欧米諸国では外国人や移民の人達を排斥し、「不法移民に税金を使うな!」という極端な排外主義的な政党が支持を集めています。日本でもいつなんどき極右政権ができるかもしれません。

 民主党がだらしなくなればなるほど、出てくる可能性は高い。

 でも一時的に国民は憂さ晴らしを出来るだろうが、必ずしも満足する結果へはつながらないとは思います。

 野党の自民党が今は実体の無い極右勢力と連携し、政権奪取に成功する可能性だったあるのですから。そうなると実にめんどうな社会になります。そうはなっては欲しくは無いとは思います。

 名古屋の河村市長^大村愛知県知事の「減税党」「中京都」の動きが、大阪府の橋下知事と連携して、。地域政党から成長し、国政政党になるやもしれません。政界再編の流れをつくることでしょう。

 もともと右派的な思想の持ち主だけに、アメリカのティパーティのような排外主義的な流れが日本にも出てくると思いますね。あまりに中央の与野党の政党がだらしがないからですね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.02.10

政治業界は魑魅魍魎

  2月8日に、名古屋市長に当選した河村たかし氏と、愛知県知事に当選した大村秀章氏がうちそろって、民主党の小沢一郎元代表の国会内で会談したといいます。

 このご両人は、6日の愛知県でのトリプル選挙で、政府・与党民主党の「増税路線」に真っ向から反対し、増税路線の民主党と自民党の推薦候補者に圧勝しました。一方の小沢一郎氏は現在の民主党政権の「生みの親」でありながら、現在は刑事被告人のお立場。なんだかきな臭い。

  小沢氏、河村・大村氏に「仲間は大事に」(TBS)

 こういう動きというのは面白い。小沢氏は強制起訴されたものの、裁判では3人の秘書とともに無罪になる確立が高い可能性があるからです。そうなると「政界再編」はこの人達が主役になるからです。

 「みんなの党」は、小泉の残党にすぎません。ワタミとかいう居酒屋チェーンの大将が都知事選挙にみんなの党から出馬するとか。これまたわけのわからん話。

 橋本大二郎さんはどうするのか。政治は一寸先は闇の世界であります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

見えない関係が見え始めたとき・・・

 誰の言葉であったでしょうか。うろ覚えです。

「見えない関係が見え始めたとき。両者は互いに深く決別している。」

大学生時代に、あの有名な全共闘運動を実際に体験された5年年長の元「尊敬する先輩」がいます。

 先日「先輩」の電子日誌に私を揶揄する記述がありました。高校生時代から社会活動してきた私の思考回路を「党派に最初から最後まで振り回されてきた。社会運動の総括が連合赤軍の総括なんておかしいな」と。

 わたしは「全共闘運動なるもの」を体験したことはありません。バリケードのなかで仲間たちと身体を張って戦った経験もありません。「先輩」が語る「戦勝体験」は、わたしには「絶対に共有できない」ものです。

 いくら無党派で右翼学生や機動隊を蹴散らした。俺たちは最高だったと言われても、知らないし、その場にいないものには共感のしようがありません。「先輩たち」は40年経過して「同窓会」が出来る幸運もあるのですから。

 自分たちの「戦勝体験」を「教育勅語」にして神聖化し、一切の批判や検証を許さないという態度が、自由闊達な全共闘運動だったのでしょうか。まるで「排他的な会員制クラブ」ではありませんか。

 「一瞬輝いた。そしてすぐに見えなくなった」だけのことではないのでしょうか。全共闘運動は、社会運動現象であり、「社会思想化」することをなぜか関係者が頑なに拒んでいるようですので、経験を相対化し、教訓を引き出し、皆で共有化することが全く出来ないのですから。

 わたしとて党派は大嫌いです。しかし真剣に社会運動を継続することになれば、党派に入会し、生活の面倒を見てもらいながらするしか当時は選択肢はありませんでした。またそう思い込んでいました。

 40年前の今頃、革労協になった友人とその先輩が自宅へ集会への参加要請に来たことがありました。わたしは躊躇し断りました。東京への集会参加も誘われましたが、それも断りました。(その2人も今や鬼籍です。)

 行った友人たちは全員逮捕され、23日間拘留されて青い顔して戻ってきました。わたしは皆にののしられましたが、なんとか精神の均衡は保ちました。それは親子関係、家族のことを考えていたからです。

 しかし党派の動員で上京し、逮捕された高校生の多くは退学し、今はどうしているのかわかりません。党派をうまく泳いだ人は、表の組織でリーダーになりました。

 そして高校を卒業できなかった年(1972年)、留年して春休みに自宅で見たのは浅間山荘事件でした。私は当時毛沢東主義者でした。京浜安保共闘の考え方にシンパを感じていたのですから。実際に誘われていたのです。

 でも父が商売を始めたばかりで苦労していました。1人っ子でしたので、家を捨てて社会運動に走るか、運動を辞めるかの2者択一でした。「脱藩」する勇気はわたしにはありませんでした。

 そんな躊躇する私に常に圧力をかけてきたのが党派の連中でした。
ストイックで、謙虚で、真摯な人達が、理想に燃えながら、どうして「総括」と称して仲間殺しをしたのか。それが何よりの衝撃でした。

 「先輩」たちのように党派と無縁で、一時的にしろ党派を凌駕した「戦勝体験」は私にはありません。結局高校を留年し、なんとか卒業して1年遅れで1973年に入学した大学でもその問題がありました。

 入会したサークルはブントの影響がありました。当時片思いしていた女子学生は革マル派のシンパでした。「じゃまをするなマグロにするぞ」と革マル派の学生にぶんなぐられたこともありました。

 学費値上げ反対運動は結構盛り上がり、襲撃してきた体育会系を撃退したりして盛り上がりましたが、夏休みになりロックアウトされ運動は下火になりました。

 当時は早稲田闘争の最中。早稲田大学で、うちの大学のブントと革マル派双方が外人部隊で衝突し逮捕されたこともありました。

 そしてほどなく中核派vs革マル派の壮絶で陰惨な内ゲバが始まりました。集会を大学で開催していると対立党派が襲撃してくることもありました。そして知り合いの先輩が対立党派に下宿で殺害される出来事も起こりました。

 また学内ではある党派がサークル協議会本部を占拠し、役員選挙に、党派の息のかかっていない者の立候補をさせない強硬手段に出てきました。おそらく内ゲバの資金源がほしかったのでしょう。

 現実にサークル協議会の委員長はその党派に監禁され、リンチを受けました。親元にも党派の関係者が現れ「息子さんの命は保証しません。サークルの協議会活動を辞められ学業に専念させてください。」と脅迫したようです。

 事後対策をどうするのかということで、関係者が一同に集まり話合いをしました。党派と一戦を交え、戦おうという勇ましいもの。別の党派の支援を得ようというもの。もう駄目だから解散しようというもの。

 結論は党派には勝てないから、活動を辞めることにしました。それに飽き足らないものは大学を辞め、他大学の党派活動へ移動して行きました。

 私は活動を完全に辞め、マージャンとアルバイトに明け暮れる自堕落な学生生活を過ごしました。

 人間を解放し、理想の世界を作るはずの「革命」党派が、人間を抑圧し、人格を否定し、殺害までするのか。またその暗い党派の論理を超えることが出来るのか。

 関連ブログ記事 「全共闘よりブントに共感できます」 

 それが「連合赤軍と新自由主義の総括」と称して、最近考え続けていることなのです。

 学生時代に影響を受けた吉本隆明氏も最近は高齢者(母と同年輩)であり、「老人は超人だ」的な発言が多く、良く理解できません。

 関連ブログ記事「吉本隆明語る 思想を生きる」

 「党ー大衆」構造の超越とさっそうと登場したブント叛旗派の論客であった神津陽氏も、三上治氏も最近発言している内容はとてもつまらないものでしかありません。

 関連ブログ記事「神津陽「焔への確執」を読んで」


 かつての赤軍派指導者の塩見孝也氏も面白くありません。つまり私の問題意識でこだわり続けている「連合赤軍と新自由主義の総括」の参考になるようなことは誰も発言していないのです。

  関連ブログ記事「塩見孝也氏の「総括」文を読んで」

 一方で日本の国政、地方政治も混乱しています。隣国の強権大国である中国やロシアも露骨な侵略意図で活動しています。米軍基地は日本に居座り続けています。

 国防や、経済の発展はどうするのか。高齢化社会と人口減少にどう対応するのか。政治指導者でなくても国民1人1人が真剣に考え行動しなければならない時代であります。

 若い頃に真剣に社会のあり方を考えていました。今は多少の経験があるし、他人の話をじっくり傾聴する経験もしてきました。思想が熟成し、必ずきちんと答えがでるものと自分を信じています。

  40年前にふらふらしていた時期に、両親に私は支えられました。高校の留年もさせてくれ、大学への進学もさせてくれました。そして年月がたち、超高齢者となっている両親の介護予防に、今度はわたしが毎日動いています。

 私は私なりに、自分自身で思想的な総括をしなければいけないと思います。同時にそれは国家観、世界観、社会観の整理にもなるからです。新たな行動原理はその思想的営為のなかから生まれるからです。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

議員定数削減の功罪

 先日ある高知市議会議員と話をする機会がありました。財政破綻寸前の高知市政の惨状やら、医療福祉行政の話もしました。心配していたのは議員定数の削減問題。

 「現在44人の高知市議会議員の定数を、10人減らして34人に。高知市の財政再建のためには議員の削減からという理屈もわかる。しかしそれでハッピーとは思えない。」

「当選確定ラインが大幅に上がりますね。2,500票を獲得しないと当選できなくなる。政党の組織や労組や宗教団体の組織票のない無所属の候補者にはハードルが高くなりますね。

 市民の代表の市議会議員が、業界団体の代弁者にすぎない人達ばかりになる可能性がある。」

「他県の事情でも大幅に定数を削減した地方議会は、合意形成が難しくなる傾向がありますね。選挙後の会派の再編もあるでしょう。今回は6人の議員が引退しますが、新人もでていて大激戦は間違いない。でも投票率が高くは無いので、組織票を持たない候補者は苦しい。」

「議員定数の削減よりも、議員報酬の切り下げとか、日当制度にするとか、他にもやり方があっただろうと思います。

 確かにごもっともなお話。しかし現実は既に決まっています。すでに何人も市議会議員が訪問してきました。

 他人事ながら選挙も大変だと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.09

熱狂的な佑ちゃんファンに思う

 沖縄県・名護市で日本ハムの1軍キャンプで練習している期待の新人斉藤佑樹投手。「熱い」女性ファンたちが大勢詰め掛けているようです。本来は野球には無縁な人達だけに、球団側も扱いに苦労されているようですね。

 そういえば、昔(1991年から2007年までの16年間)高知県知事をされていた橋本大二郎さんも、熱狂的な女性支持者が大勢おられました。斉藤選手よりは年齢層が高めの女性たちでしたが、知事退任式では大勢の人達に見送られていましたから。

 橋本大二郎高知県知事今日で退陣 県庁前でお別れ会

 あのときも大変でした。参加された女性のコメントです。

「県下から知事さんへお別れしようと集まって来られた、土佐のはちきん嬢から怒声を浴びてましたからねえ。

「見えん!」「その脚立をのけて!」「前にきなや!」

可哀相に、マスコミの方も恐れをなして一旦は片付けました。が、知事さんが近付いてくると、また脚立を引き摺って上に乗ろうとしてましたが、、、、、またもや、、「しわいねえ!!」
「のいてやぁ!みえんろう!」とオバサンパワーの剣幕に押しやられました。。。」

 斉藤祐樹騒動も似たようなものでしょう。

 ファンの熱気には変らぬものがありますね。それを追い風にして成長していただきたいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大相撲の八百長体質の根は深い

 大相撲の春場所(3月)が、とうとう中止になりました。また今年開催されますすべての地方巡業(全国30箇所)もすべて中止になりました。

 大きな背広姿の年配の男たちが、記者会見で立ち上がり、一斉に頭を下げ、わびる姿。不祥事を起こした大企業の幹部社員の姿。どこかで見た光景。

 3月場所は中止になりましたが、夏場所以降の開催も不明。今年は場所の開催をすべて中止し、大相撲協会は八百長捜査への全面協力と、再発防止策の提示、相撲部屋の改革案まで出すべきでしょう。それが不十分なら大相撲を廃止すべきです。

 高齢者を中心に根強いファンもおります。国民に大いなる失意を与えました。今後の再出発を国民が見守っています。またモンゴルをはじめ、外国出身力士の出身国の国民も「日本の国技」の行く末には大きな関心をもっているからです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

年金で経済が支えられている?

  日本は少子高齢化が進展し、生産労働人口が減少し、年金世代を支える人が少なくなるので、年金財政は早晩破綻する。そう政府やマスコミははやし立てています。本当にそうでしょうか?

 一方で親の年金をあてにして生活をして、親が死亡したことを役所に届出しない人達がたくさん「発見」されました。

 死亡した親が公務員や大企業に勤務していて年金をもらうようになっておれば、子どもはいつまでも生存してほしいと思う。そうでしょう。現役世代より、年金世代のほうが収入が多い「逆転現象」が既に起きているからです。

 自分がリタイヤして受け取る年金額よりも、既にリタイヤして年金生活している親の世代の年金額が多いこともわかっているからです。なんだか「ややこしい世の中」になってきました。

 財界が言う「グローバル化」は、賃金と待遇の「グローバル化」に過ぎませんでした。労働者の賃金が、アジア近隣諸国の労働者並に引き下げられたのですから。

 政治への不信が国民の間に逐電されていっております。野党も到底その受け皿にはなりえません。

 とっても難しい世の中になりつつありますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.08

ケーブルTVでのデジタル変換工事が終了

  先週のある日、高知ケーブルTVの工事業者がやってきました。それでアナログの変換チューナーを、デジタルに変えました。工事は30分程度で済みました。機器を取替え、接続コードを差し込むだけのこと。これでデジタル対応は一応すみました。
Dezitarutv002

 別の2部屋にあるアナログテレビも、地上波のみ2015年3月までは、地上波デジタルテレビのみ(現在サービスされているBSやサンTVやスペース・シャワーや瀬戸内は見れなくなります)が。。

 地上デジアナ変換放送について(高知ケーブルTV)

 つまりはケーブルTVの契約者に限り、地上波テレビは4年先までなんとか見られるということ。これまたおかしな話。慌てて、別の部屋用のデジタル変換チューナーを家電店で購入しましたが4年間は無用であるということです。
Dezitaru02_r


 今年の7月まではアナログ放送も見れます。その後は「デジアナ」で、地上波TVのみが視聴できるが、2015年までとか。コストをかけて視聴できるチャンネル数が少ない愚挙はそうなっているのか、さっぱりわかりませんね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

永田洋子死刑囚の死去について

  元連合赤軍幹部であった永田洋子死刑囚が、2月5日に死去しました。65歳だったそうです。

 1971年に山岳アジトで、武装訓練中に、「総括」と称して、多数の同伴同士をリンチ・殺害したリーダーの1人でした。14人の赤軍派に参加したメンバーが殺害されました。

 1972年にはあさま山荘事件を引き起こし、たてこもった坂口弘らも逮捕され、連合赤軍は壊滅しました。

 革命運動には真剣で真摯で生真面目な人達でした。それゆえなぜ仲間殺しを平然と次々に行ったのか。

 当時毛沢東思想に影響を受けていた田舎の高校生であった私も、タイミングがずれていたら参加していたのかもしれなかっただけに、他人事とは思えない事件でした。

 高校を卒業できず、進路も未定な時期に、自宅で母と2人で浅間山荘事件をずっと見ていた記憶があります。自分の信じた革命思想が稚拙で間違っていた。勉強もせずに打ち込んだ社会運動がすべて間違っていた。そういう陰惨な思いをさせる事件でした。

 浅間山荘事件前後に、仲間をリンチ殺害した事件が次々に発覚しました。独善的な左翼の社会運動、レーニンの考案した「民主集中制」という独裁主義の行き着く先の末路がまさに連合赤軍事件でした。

 30人に満たない仲間内のリンチ殺人が、国家レベルの殺人と抹殺社会になっていたのは、スターリン時代のロシアであり、文化大革命時代の中国でした。

 リンチで殺された人達も、殺した人達も真摯に日本を良くしよう、革命しようとしていた人達でした。それだけに誤った考えで簡単に同士を殺害したこの事件は今でも大きく影響を与えています。

 「連合赤軍と新自由主義の総括」もきちんとしないといけないと思いました。

 わけ知りの「インチキ・ゲンジャ」(談合記者クラブマスコミの御用コメンターの人達)が、「連合赤軍事件は永田洋子の死で幕引きだ」とか、「暗い時代の呪縛からやっと解放された。」などと言っていますが全然違うでしょうに。

 菅ー仙石内閣の無能ぶりを「連合赤軍内閣」「極左内閣」などと無茶ふりする野良犬メディアの見識とも違うでしょう。それほど連合赤軍事件は矮小なものではありません。社会運動のありかたを極限までつきつめたものであったからです。

 昨年映画「キャタピラー」で各賞を受賞された若松孝二監督がこだわっているのも「連合赤軍」。かれの作品「実録連合赤軍 あさま山荘への道程」はとても重たい映画でしたから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

就職難とは言うけれど・・

  「就職氷河期」という言葉が、一体何年の間使われていることだろうか。4月に就職内定している大学生が過去最低の比率で7割ないという。でも今後はそれが当たり前になり、ニュースにすらならないのではないかと思います。

 というのはいろいろ情報を精査する限り、超難関大学と言われている国公立大学と、私立大学の就職内定率は9割近いものがあり、好不況に関係ないようです。厳しいのは中堅以下の大学であり、2000年前後に新設された大学や短大、専門学校は特に厳しいのです。

 確か思い出しますのは、4年ほど前の小泉内閣時代。例の「構造改革」で企業の大幅なリストラと、人員整理、海外移転が促進されていました。テレビである工業高校の様子が映し出されていました。通年なら卒業生を定期的に採用してくれるはずの企業の求人が殆どないとのこと。

 その学校は、「大学進学を生徒には奨めています。あるいは専門学校進学を。このまま高卒で求人を探してもないからです。」と言っていたのを記憶しています。

 それから4年経過して今になったのです。ということは、4年経過しても就職事情は好転しなかったということです。また「とりあえず進学」した大学や専門学校への求人は、予想外になかったということなのです。

 大変な世の中になりました。でもこうなれば自分の頭と才覚で活きていくしかありません。そういう時代になったということです。逆にチャンスなのかもしれません。そう思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.02.07

名古屋の「減税党」はティパーティか?

  2月6日に行われた名古屋市長選挙、愛知県知事選挙、名古屋市議会解職のための住民投票で、「減税」「中京都」構想を掲げる河村たかし氏が名古屋市長に、大村英章氏が愛知県知事選挙に当選しました。

 いずれも民主党、自民党の推薦候補に大差で勝ち、圧勝でした。またリコールが成立した名古屋市議会でも、河村、大村支持の市議会候補者30人が立候補するようで、市議会でも多数派をもくろんでいます。

 市民税。県民税を減税するのはよくわかる。「増税」路線の国政政党(民主党・自民党)に対決し、市民が支持し地方政治のリーダーになりました。問題はこれからです。

 地方主権を掲げる大阪府の橋下大阪府知事とも連携し、「地方連合政党」の活動も活発になるでしょう。

 減税は素晴らしいが、行政の運営を効率化し、無駄を省くということが、結果的に教育や福祉の今以上の「切り捨てに」つながらないのか。そのあたりはわかりません。

 米国の中間選挙で猛威をふるったティパーティなる右翼的・排外主義的な市民運動。河村たかし氏はどちらかというと右翼的な考え方の人。橋下氏も同じ。大村氏は小泉構造改革路線の残党。

 結局は減税を名目に「弱者切捨て政策」をやりやしないか心配です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「有機入り」と表示すれば有機農業と言えるのか?

Yukihiryou01_r

 有機農業の定義は広いらしい。30年前から正真正銘の有機無農薬農業に取り組んでおられる井上正雄さん。有機肥料(街路樹の剪定した樹木をトラクターでつぶして堆肥をこしらえたりしていました)を半年がかりでこしらえると聞いていました。

 それからいうと手軽に「有機栽培」が昨今はできるようです。「有機入りくみあいトミー液肥」(片倉チッカリン株式会社姫路工場と、「有機入り液状肥料 LIG-Fresh](西日本興産株式会社

Yukihiryou02_r


Yukihiryou03_r


 最近は消費者の側が「農薬入り」野菜を敬遠する傾向にあります。これらの「有機肥料」なるものは、有機成分が含有された化学肥料や農薬なのではないのでしょうか?

 箱には「石灰硫黄合剤と混合すると、有毒ガスを発生するおそれがあり、危険ですから混用は行わないこと・」と書いてあります。

 まるで浴用の洗浄剤で酸とアルカリ成分のものを混合すると「毒ガス」が発生して危険であるというのと同じではないでしょうか。

 ビルの中での人工照明を使用して、「有機野菜を栽培する」というプラントが評判になっています。そかしそれはまがいものでしょう。

 この2つの薬剤は危険性はないのでしょうか?ほんの1部でも「有機成分」が入っておれば、なんでもかんでも「有機肥料」と自称してもよいものなんでしょうか?わたしには良くわかりません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「知将秋山真之」を読んで

Akiyamahon

 「知将秋山真之」(生出寿・著・光人社・1996年刊)を図書館で借りて読みました。筆者は元海軍兵学校卒。著書にも海軍ものが多い。この本は司馬遼太郎氏の小説「坂の上の雲」の出版後に出されたようです。

 日露戦争で、日本海海戦で、ロシアのバルチック艦隊を壊滅させた作戦参謀として、NHKの大作ドラマ「坂の上の雲」で脚光を浴びています。事実それまで良く知らない人ではありました。しかしこの本を一読してなかなかの人物であったことがわかりました。

「秋山は、アメリカ、イギリスで静養の海軍技術を免許皆伝といえるところまできわめた。しかし西洋の戦術そのままに取り入れず、日本古来の戦術をもとにして西洋の戦術を超えるものをつくり、それを連合艦隊の戦術そ¥としたのである。」(P49「日本古来の名戦法」)

 秋山の家系は伊予の村上水軍の系譜を引いていることもある。上杉や武田の軍学者も読み漁り、兵学書にも詳しかったようです。それだけでなく新兵器や新しい武器の研究も熱しにしていました。

 海軍兵学校での秋山の講義も実戦を想定にしています。

「秋山が指導する図上演習と兵棋演習は、ロシア艦隊を仮想的とするもので、実戦そのものであった。(P53)

 筆者はあとがきでこう述べています。

「秋山の作戦計画は、すべて、権威や教条や形式にとらわれない、秋山独自のものであった。それはまた現実にマッチする合理的で堅実なものであった。

 川中島、桶狭間、のように講談のタネになるような超合理的な戦法は、ほとんど建てなかった。太平洋戦争においての一か八かの真珠湾攻撃も、秋山ならば反対したのに違いない。」

 ありとあらゆる機会を捉え、情報を収集し、現実に即した作戦を立て、実行することであると説いています。

 その後の日本の軍事の歴史は、秋山真之の「考え方」を無視し、ないがしろにしました。その結末は無残なものでした。明治の時代にこれほどの知性をもった人が、作戦参謀としていたことは奇跡でした。奇跡ゆえに、その後継者をつくれなかった以後の日本社会の駄目さ加減は十分歴史を顕彰し、反省しないといけないと思います、

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.06

セーリング後も備品の整備

Yachtseibi1_r

 セーリングの後は、ヨットの備品は必ず水洗いします。塩分を落とし、そして乾燥させます。

 2月最初のセーリングのブログ記事参考。終わりのほうに片付けの様子があります。

 片付けはそれだけでは終わりません。塩抜きしたシート類は乾燥させて干します。シューズやウエット・ソックス、ライフジャケット、ドライスーツなどもよく乾燥させて片付け整理します。

 シートの端がほぐれていましたら、火をつけほぐれないように手入れをします。

Yachtseibi2_r

 ディンギー・ヨットは小型ヨットですが、自分の身体よりも何倍も大きなおもちゃー遊び道具です。セーリングの後の道具や備品の手入れは大事です。常に点検しないと安全なセーリングが出来ないからです。

 この作業をしているときも「無の境地」になれますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本は良くぞ優勝しました

 苦戦続きのアジア杯での日本代表でした。先週ベスト8のカタール戦。準決勝の韓国戦。決勝のオーストラリア戦をもう一度あらためて再放送で観戦。昨日はその総集編でもう一度検証してみました。

 どの試合も押し込まれ、一度はリードを奪われるも、しぶとく追いつき、逆転で勝利を収めている。これは今までの日本代表の勝ち方とは異なります。今までは「先行逃げ切り」型であり、先行されれば敗色が濃厚でした。

 アジアの大会とはいえ、開催国のカタールは多国籍軍団。しかも1人少ない状況での逆転勝ち。韓国戦は勝利目前のロスタイムに追いつかれるも、PK戦での完勝。オーストラリア戦は押し込まれるも無失点で切り抜け、延長後半に決勝ゴール。

 今後の日本代表のテーマは「楽に勝つ」試合もこしられることです。

 7月に南米選手権があります。どこまで成長するのか楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

まんがでのまちおこしを

 昨年の「龍馬伝」ブームの継続をということで、3月からまたも坂本龍馬関連のイベントを公金(税金)を投入して開催するようです。観光産業は地元への貢献度が高いだけに、関係者の期待は高いものがあります。

 台湾やタイでも「龍馬伝」が放映されているようですが、人気はどうなのでしょう?人気が出てかの国からの観光客が高知県へ来られたときに対策はちゃんとしているのでしょうか?心配ですね。

 2010年のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」効果で、鳥取県境港市は、300万人を超える観光客が押し寄せたといいます。物凄い効果です。龍馬伝関連効果では施設への入館者が90万人で高知県関係者は「大騒ぎ」をしていましたが、それでいいのでしょうか?

 やはり水木しげる氏の漫画の貢献が大でしょう。家族で水木しげるロードへは訪問できますので、多くの人達を集めることができるのです。

 あいかわらず「龍馬」と「お酒のおきゃく」で、大きな集客力が今以上に期待できるのでしょうか。わかりません。

 高知県出身の漫画家もたくさんいるようです。最高齢のやなせたかしさんを筆頭に、今売れている西原理恵子さんや、黒金ひろしさんとか、コジローさんとか、その他一杯高知県出身者がおられます。

 地元にも村岡マサノリさんやくさかりきさんら全国に通用する漫画家かおられます。高校生漫画甲子園も開催し、地元新聞社も「高知新聞まんが道場」に力を入れられています。

 ゆえに「まんが」を活用したまちづくりを県民は今こそ真剣に考えるべきであると思います。方法手段については、今すぐ具体案は思いつきませんが、真剣に考えたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.05

2月最初のセーリング

Yasuha01_r


Yasuha02_r


 2月の最初のセーリングです。午後に近くなると風が強くなるという予報、頑張って早めに夜須へ行き、ぎ装(ヨットの組み立て)をしました。シニアヨットクラブのTさんもレーザーをぎ装しています。
Gisoukanryout_r

 今日は暖かいとの予報でしたが、海の上はまた別の世界。完全防寒体制をアンダーから足元まで着用しました。
Boukankutu_r


Drykutu01_r

 Zibun_r


 ドライスーツを着込んで海へ出ました。出ますと今日の夜須の海はもやが少しかかっていました。出て1時間ほどは殆ど風がない状態。じっと座っているのは意外に辛いもの。動かないから寒いのです。

 1時間ほどしてから、ようやく風が上がりセーリングをしました。今日は波がありませんでした。少しの風でよくヨットは帆走しました。
Takataruhiru_r

 わたしは1ラウンドで上がりました。Tさんは昼食後にもう一度海へ出られました。やはり「シニア」でも10歳若いとお元気です。「還暦シニア」の皆様は厳冬期には出現されません。

 日本海側の島根が雪ではなく晴れており、南海上に低気圧がいて、「北高南低」の妙な気圧配置に。北風がやや強いとの予報で、午後からは強いとのこと。これは午前中だけに限定したセーリングにしました。
Aonori2_r

 事務局で金タワシを借用し、スロープの「青海苔」を除去しようとしました。今日も滑ったんです。YASU海の駅クラブ事務局の谷さんと一緒に除去作業をしました。しかし「青海苔」が成長している部分は金タワシは有効ではありません。
Iaonori03_r

 谷さんが角型スコップを持ってきていただき、1区画のみ徹底的に除去していただきました。重労働です。1区画で20分かかりました。
Taniskansei_r


Taniskansei2_r

 谷さん本当にお疲れ様でした。ヨット利用者は各自、乗るときに1区画程度は除去しないといけないです。2年前にはわたしは青海苔のスロープですべり、肋骨を折りましたから。危険ですよ。

Katazuke1_r


Katazuke2_r


 まったりと片付け作業をしました。今日はハーバーへ上がると寒さは感じませんでした。着実に春は近づいています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

もうお終いか大相撲

 遂にというか、やっぱりというのか、野球賭博問題で捜査をしていた警察は、大相撲業界での「八百長疑惑がある」と公表しました。いよいよということです。

 両国のファン「決して許されない」/大相撲 (サンスポ)

 そもそも八百長なる言葉も相撲から派生したと言われています。後から人気スポーツになったプロレスは、最初から「格闘技ショー」というコンセプトでありました。テレビ放映時間にあわせて、決着がつくなど、最初からショーでした。

 大相撲は「品性」だとか「横綱の品位」など、そもそも無理な道徳律を導入し、興行的には「面白い」「悪者」朝青龍をよってたあkって追い込んで引退させてしましました。

 その挙句の果ての八百長疑惑。言葉もありません。

 八百長とは

 ようするに「欲得の絡んだ勝負事」のことであります。サッカーでもイタリアのセリアAが八百長疑惑で一時期大変でした。

 大相撲も「国技」であり、NHKの全国放送を見直すべきでしょう。デジタル化するそうなので、その際、大相撲中継を地上波で全国中継をやめるべきではないかと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「読み上手 書き上手」を読んで

Saitoutakahsihon


 「読み上手 書き上手」(齋藤孝・著・ちくまプリマー新書・2008年刊)を珍しく購入して読みました。著者はマスコミなどに頻繁に登場している人です。

 学生相手の講演もしているようで、文章は平易でわかりやすい。今風に言えば「エントリー・シートの書き方」なんていう項目(P160)もあります。

 面白いなと思いましたのは、「問い」ではなく「発問」を意識しよう(P74)でした。

 筆者は大学で、教員を目指す学生に「授業のやりかた」を教えているようです。そのなかに「発問」がいかに大事かをこの本のなかでも説明しています。

「たとえば、「こころ」を書いたのは誰ですか?」という問いなら、答えは「夏目漱石」で、そこで答えは終わってしまいます。これは普通の「問い」、ただの質問にすぎません。

 一方「発問」は「どの時点で主人公はKを裏切ることにしたのでしょうか?」とか「Kが自殺する前に考えたことは何だったのでしょうか?」いうような問いです。
 聞かれた方は「こころ」から読み取らないと答えられません。つまり、そのことをきっかけにして考えが深まるようなものを「発問」といいます。

 授業ではこの発問づくりが重要なポイントになります。だいたい3つくらい良い発問が思いつけば、授業はうまくいきます。ところがクイズ方式のように、くだらない質問しか思いつかなければ、一問一答式で終わってしまって、あまり考えが深まりません。つまり、考えを深めるための問いが必要だということになります。」(P75)

「かつてソクラテスは、答えを見つけることが重要ではなくて、問いを作り出すことが重要だといいました。

 何かの問いを投げかけることによって。初めて次の何かが生まれてきます。たとえば「なぜ林檎が落ちるのか?」という問いがあれば、それを受けて答えられる人はたくさんいたかもしれませんが、その問いを発すること自体がニュートンの素晴らしい能力だったわけです。」(P76)

 文章上達のコツを齋藤氏は「発問」を活用することが、文章上達の「極意」の1つであると言っております。

「まずはとにかく、「発問」を書き出してみましょう。そうすれば嫌でも長くて中身のある文章が書けるようになります。なぜなら「発問」を書き連ねたら、その答えが必要ですから、嫌でも答えを含めた文章を書かざるを得ないからです。」(P76)

 とはいえ齋藤氏はこうも言い切っています。

「はじめからクロールできれいに泳げる人はいません。生まれてから5年で上手に話す子はいますが、上手に書くことはできません。

 読み書きは、泳ぎを身をつけるような意識的にトレーニングをするべきものであり、そうするだけの価値のあることなのです。」(P191)

 いわゆる「ハウ・ツー」本に分類される「読みやすい」本でありますが、なかなか中身がありました。これで少しはわたしの雑文も少し読みやすくなるかもしれません。
 
 「発問」と言う考え方はそのとうりであると思います。

 以前地元コミュニティFM局で番組づくりをし、自分で出演していました。そのときも
「質問」を考える労力が4割。収録が1割。収録後にテープ起こしをしてまとめてホームページに作成する労力が5割でした。

 まさに「発問」の大事さが番組の面白さのコツであるし、ゲスト出演者の特色を引き出す能力であると当時思いました。文章を書くのもそれと同じことであると思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.04

2月最初のはりまや橋サロン

 昨日は節分で、今日は立春。やはり暦どうりに少しは暖かくなりました。朝の冷え込みもゆるくなり、日中の気温も15度近くになりました。
Uonotana01_r

 今日も母を連れて、はりまや橋商店街の活き活き100歳体操へ行きました。最初に魚の棚商店街で夕食のコロッケを購入します。はりまや橋金曜露店市でお菓子などを購入するのが楽しみなのです。
Harimaya1_r


Harimaya2_r


Harimaua04_r


今日の活き活き100歳体操は、暖かくなったと感じられていたのか、お元気な高齢者の皆さんが、15人参加されていました。
Ikiiki100sai01_r


Ikiiki100sai02_r


 露天市も日差しのせいか、暖かく感じます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

長友選手のインテル移籍は物凄い

 アジア杯終了後、突然長友選手の、イタリアのインテルという強豪チームに電撃移籍が決まりました。しかも正規のサイドバック選手をトレードに出してまでの獲得でした。

 過去には中田英寿選手もローマというビッククラブに移籍はしていました。しかしインテルやACミランやユベントスのクラブは格が違います。

 日本代表監督のザック監督の存在も大きいと思いますね。かつてイタリアのビッククラブで監督もしていましたし。長友の活躍は、「過去の人」になっていたはずのザック監督でしたが、なんだか評価も欧州で浮上するやもしれませんね。

 レギャラーになって本番で活躍できるのかどうか。怪我などせずに大活躍していただきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京に路面電車が復活とか

  遂にというか、やはりというのか、東京の都心部に「路面電車」が近く復活するらしい。

 銀座と晴海を結ぶ区間であるそうです。構想では「路面電車は環境にやさしい」「建設費用が地下鉄の10分の1ですむ」特典があるようです。

 もっとも昔のようなちんちん電車ではなく、低床式の電車ーLRTになるようです。
Hartrum1

 写真のような、低床式の路面電車になるでしょう。欧州諸国や米国のポートランド・日本では富山市で走行しているそうです。高知市でも1台走っております。

 野放図な車社会への反省からの「見直し」なのでしょう。

 高知市も路面電車をやっかいものあつかいするのではなく、もっと活用することが都市づくりには必要であると思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

”世代”でひとくくりに出来ない時代に突入

Sedaikubun

 (画像は高知新聞2011年1月11日14面「バブル世代はなぜ嫌われる」より引用しました。)

 記事にある日本の「世代区分」でいきますと、わたしの生まれた1953年生まれは、「団塊の世代」「全共闘世代」の後の世代。後に続く「新人類世代」に挟まれた「しらけ世代」であるとのこと。

 中学・高校当時は、上の世代である「全共闘世代」が,テレに頻繁に登場。佐世保闘争の3派全学連。1968年ー69年の日本大学と東京大学の全共闘運動の高揚がありました。中学3年の1月に東大安田講堂攻防戦があり、ちょうど高校入試前でしたが、くいいるようにテレビを見ていました。

 高校時代は大学闘争が高校へも波及してきた時代。田舎の高校生も例外ではない。他校の占拠や、ビラ配り、デモ行進に参加もしていました。しかし1970年安保闘争が終わると、運動は後退局面に。1971年は高校3年生でしたが、一緒に運動していた仲間同士が党派の影響で分裂。田舎の小さな組織内でも暴力的な対立が持ち込まれました。

 権力側と戦う前に、内部抗争でエネルギーを消耗してしまう状態に。その典型は1972年2月に表面化した「連合赤軍事件です。結局その年には卒業できず留年。

 仲間たちは退学処分や自主退学し、私だけは1人留年し、翌年卒業し、大学へも進学しました。

 大学でも少し闘争を体験しましたが、ほどなく全国規模の党派闘争が蔓延。「内ゲバ」と言われ、凄惨な殺し合いになり、知り合いのサークルの先輩が対立党派に殺害されました。

 そうこうしてうるうちに内ゲバ状態が深刻になり、対立した党派がサークル協議会を支配するようになり、登校できなくなってしまいました。社会活動はその時点で停止しました。そして1976年には関心を寄せていた党派も解散してしまい以来活動は一切しておりません。

 「しらけ世代」とくくられたらそうでしょうが、人間は多様であり、皆が皆同じ体験をしたわけではありません。共通体験で唯一説得力があるのは「焼け跡世代」でしょう。作家の野坂昭如氏らの言動には説得力がありましたから。

 記事にもありましたが、ひとくくりにする「世代」というのは今後は現れないと思います。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.03

やはり大相撲の”八百長”は本当だったのか

 現役力士同士の”八百長”を思わせる携帯メールの通信記録と、それを裏付ける実際の取り組みの映像。これは正真正銘の”八百長”。弁解の余地はありません。

 取調べを受けた現役力士、引退した力士、親方などもほとんど容疑を認めているというのですから、これはもう「国技」と称えられてきた大相撲はお終いですね。今後の捜査の行方、大相撲協会の対応次第では、天皇陛下が見学に来られ、総理大臣杯が優勝力士に授与されることもなくなるかもしれません。

 新入り力士のリンチ殺人事件。覚せい剤事件。野球賭博事件。そして今回の相撲による「八百長事件」。とうとう北かと思います。

 一昔前に、朝青龍の「横綱の品格問題」を大相撲関係者は声高に問題視していました。あの問題は歌舞伎界の問題児「海老蔵」と似たようなものでした。笑ってすませる程度のものでした。でも今回の問題は全然違います。大相撲の存在意義が問われます。

 深刻なのはごく「1部の力士ではなく、部屋ぐるみ、親方衆も関与しているのではないかという疑惑すら出ていることです。野球賭博は、悪いことでしたが、資金の出資者でありました。しかし今回の相撲の八百長疑惑は、力士や相撲関係者が、「胴元」である可能性すらあります。

 現在報道されているように、力士同士の「星の貸し借り」だけなのか。それとも組織的に「相撲賭博」=「八百長興行」のような大がかりなものなのか。これは大変です。

 この問題でわかったことは一連の不祥事に、現在の親方衆の部屋も大相撲協会もなんら綱紀粛正の気持ちもやる気もないということです。自浄能力は0であるということをまたも証明してしまいました。

 かつて週刊ポストだか、週刊現代らの「野良犬メディア」が大相撲の八百長疑惑を執拗に追及し、記事にしていました。その都度大相撲協会は告訴し、訴訟を繰り返して来ました。しかしこうなると「野良犬メディア」の指摘は正しかったということになります。

 大相撲という日本の伝統的なスポーツの灯が1つ消えるようになるでしょうが、関係者に自浄作業がない限り、その流れを変えることは難しいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

頑張れ宮崎県

  昨年は牛や豚の口蹄疫が猛威をふるった宮崎県。ようやく終息し、回復したと思ったら、今年早々から鳥インフルエンザが猛威。大量の鶏が性分されています。

 更に宮崎県と鹿児島県県境付近の新燃岳が大噴火。広域に火山灰が降下。プロ野球やJリーグ球団の合宿ーキャンプに大きな影響が出始めました。更に野菜類への被害も出ています。観光への影響は多大です。

 サッカーのキャンプが1部高知へ流れています。自然災害のことなので、あくまで緊急避難措置なのでしょう。

 なにかと宮崎県は大変でしょうが、頑張っていただきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ぬるい与野党の姿勢にはうんざり

  通常国会が始まり、23年度予算審議をめぐり、与野党の攻防が本格化します。

 そのなかで小沢一郎元代表の「強制起訴」が1月31日に行われました、これに対して民主党執行部は、小沢氏への「離党勧告」を出すようです。小沢氏は応じるつもりはなさそうです。

 この問題も、ある意味「どうでもよい」問題。裁判で白黒つけるべきで、政治的な利用すべきではないでしょう。

 日本経済の浮揚問題、経済問題、財政問題、外交問題、自由貿易協定、米軍基地問題と国会で真剣な議論をしなけといけない問題ばかりではないか。

 なんだか政治のほうへの興味は、「サッカー」以下。サッカーの方が数倍面白いのです。

 愛知県知事選挙、名古屋市長選挙、名古屋市議会解散の住民投票も、2月6日に決着がつくようです。

 河村名古屋市長の地域政党「減税党」が、民主、自民、公明などの大政党を蹴散らし、選挙では圧勝の勢いです。

 「増税路線」の民主党政権とは全く異なる方向が名古屋から出てきます。そうなると政治も「面白い」

 ぬるい予算委員会の審議を移動中に車のラジオで聞いてもなまあくびが出てしまいます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

空き地に住宅が建設されるようです

Takutizousei03_r

 契約しているガソリンスタンド前の広大な空き地。以前はタクシー会社の車庫がありました。建物は解体され、更地になり、さらに敷地のなかに道路がつくられ、小分割されたようです。

 長らく「分譲中」との旗がひらめいていました。掘り返しているところをみると、売れたようですね。住宅が建設されるのでしょう。

Iakitiie01_r


 自宅近くの空き地。こちらも売れたようです。水道工事業者が先日来られ、配管の様子の確認をしていました。
どんな人が施主なのかわかりません。タマホームという住宅メーカーで住宅が新築されるようです。

 ぺんぺん草が生えないうちに住宅が建つのでまずはよしとしましょう。

 と思っていましたが、まだのようです。どうなっているのでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.02

頑張っている地場飲食店(?)

Kurokoge001_r


  高知市の新田にあるお好み焼き店。随分昔からあるようです。国道56号線沿いの店舗。

 周辺は全国展開する外食店が軒を連ねている。最近はとんと外食をしないので関心はないのですが。

 そういえばこの店はかれこれ25年ほど前に建築業とタウン雑誌を発刊していた会社が企画した店のように記憶しています。経営者も変り存続しているのでしょう。栄枯盛衰の外食産業では地場資本(?)では頑張っているほうではないのでしょうか。

Kurokoge02_r


| | コメント (0) | トラックバック (0)

寂しい限りの南国土佐観光開き

 2月1日に高知県内の観光関係者が市内のホテルで「南国土佐観光開き」をされたようです。この樽を割って、気合を入れてお酒で乾杯する姿は相変わらずです。

 テレビでその姿を眺めていまして、実に寂しい思いをしたのはわたしだけでしょうか。かつてその席上には、高知でキャンプをするプロ野球球団の監督たちの姿がありました。阪神、西武、ダイエー(現祖ソフトバンク)の3球団が高知でキャンプを張り、大勢のファンがつめかけ、交通渋滞を起こすほどでした。

 西武には清原や松阪が入団した年には、春野に1万人以上詰め掛けました。阪神は安芸市でキャンプをしましたが、土日は国道55号線が大渋滞し、夜須でセーリングした後の帰路には苦労しました。ダイエーキャンプには下の子ども行き、工藤投手にサインをしていただきました。

 それも今や「懐かしい」思い出になりました。宮崎と沖縄へ移転し、かつて5球団が高知でキャンプをしたのが信じられません。

 昨年の坂本龍馬ブームは去り、スポーツのキャンプも去り(2軍は来ていますが)、ひたすら寒い南国土佐ではあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

恩師の助言を宝に生きよう

 1月の半ばに、中学時代の恩師の自宅へ行っておりました。3年半ぶりの訪問でした。3年前、3年間闘病されたご主人がご逝去され、1人で気丈に生活されていました。今年で75歳になられるとか。

 「文章を書くことはいいこと。どんどん書きなさい。」

 「日記でも後で他人が読んでもかまわない文章を書きなさい」と書くこと(しょせんは雑文ですが)を励まされました。それが今「心の財産」になっています。

 小説家であったご主人にも節目、節目に助言をいただいていました。

 先日お会いしたときもこういわれました。

「うちに自分史を作成するマニュアルがあるからもっていったら。2つあるので。それから主人が60歳頃書いていた遺言書も読んでおいて。10年して亡くなる前にも、動揺していなかったし。」

「君の場合は、主人のようなフィクションではないが、よく書いている。それは大事なことと主人も褒めていた。ブログも続けなさい。」といわれました。

 普段はご無沙汰気味ですが、時折はこれからも顔出しします。

 やはり普段めったに会わない人たちと面談することは、とても刺激になります。とてもよいことです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日本サッカーの課題

 アジア杯の優勝は、ザック監督、スタッフ、選手の意識の高さがもたらしたものでした。特に若手選手の活躍や、代表で控えであった選手の躍動には心強いものがありました。

 ザック監督の手腕や活躍も母国イタリアで大きく報道されたようでした。問題は契約が2年間ということです。後はどうなるのか?当然日本へは「出稼ぎ」に来ているわけですし。単身赴任。本音は欧州でのビック・グラブの監督や、代表監督をしたいはずです。

 そのあたり日本サッカー協会は対応できるのでしょうか?今から手を打たないといけないでしょう。

 以前にも指摘しましたが、日本代表には前線で起点になり、球を奪われない技術と、身体能力、特に高さと足が速いFWの育成が必要です。エトー選手やドロクバ選手です。

 その選手が前線にいたのなら、W杯のベスト4は夢ではありません。あと3年間で探し出し、育成することができるかどうかでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.02.01

今週の”野良犬メディア”

Sgendai212


 今週号の野良犬メディアである週刊現代2月12日号と、週刊ポスト2月11日号を購入しました。あわせて780円の出費は大きい。昨日(1月31日)に、民主党元代表小沢一郎氏が強制起訴されました。このあたりの取り扱いが、野良犬メディアではどうなのか?談合・記者クラブマスコミの報道だけでは物足りないので読んでみました。

 週刊現代では「ぶち抜き大特集 民主党政権「腐ったみかんの方程式」 罵り合い、憎しみ合い、粛清に血道をあげる 小沢に菅に仙石 何のために一緒にいるのか 「そんなに嫌いなら、別れたら」という記事(P40)

 内容は見出しのとおり。民主党リーダーたちのお互いの憎悪(小沢氏問題を核として)青カビとなり、みかん(民主党)がすべて腐ってしまったのではないか。という飛ばし記事でありました。こちらも真偽は不明の記事です。
Sguchigeba1_r

 「まるで連合赤軍」との小見出し。気になるので読んで見ますと、かつての連合赤軍は、「総括」と称して仲間をリンチし殺害していった。菅政権のやっていることはかつての極左暴力集団(連合赤軍)と同じである。との決めかたであります。

 確かに菅首相も、仙石副代表も「全共闘世代」と言われていましたが、別に活動家でもなんでもありませんでした。「陰湿」さは権力を握れば誰にもありますから。菅内閣と連合赤軍を一緒くたにするのは、論理的にも社会的背景からも無理があります。

 このあたりはさすがに「野良犬メディア」の「飛躍の決め付け」方。デマゴギーと言えるでしょう。

 だいたい「連合赤軍・極左集団」との菅ー仙石へのレッテル貼りは。「デマ」であるし、当時真摯に革命を考えていた真摯な連合赤軍兵士や関係者に対して失礼であるし、冒涜であると思います。社会的に影響力のある講談社がこのようなデマ発言に加担することは駄目ですね。失望しました。

 私は個人的には社会思想の総括の中で「連合赤軍と新自由主義の総括」をテーマにしています。その観点からもあまりに稚拙な観点であります。関係者は断固講談社に抗議すべきです。

 面白い記事は、佐藤優氏と斉藤勉氏のロシア問題に詳しい人達との対談でした。
「獰猛な隣人は 肉食系です ロシアの本質とは何か」(P178)は読ませる記事でした。

 佐藤氏はロシアについてこう言いきります「ロシアの本質は何かといったら、要するに「帝国主義国」です。とにかく相手のことを考えずに自国の利益を主張する。
 それで相手国が反発して沈黙していればますます影響力を拡大していく。
Sgroshia02_r

 逆に、相手国が反発して国際社会の顰蹙を買った場合には、自国の利益にならないので国際協調に転じる。ロシアはその帝国主義文法に則り、常時、当たり前のこと(日本の北方領土への閣僚の視察など)をしているにすぎない。」(P180)

 齋藤氏はロシアと交渉する場合は、ポーランドを見習えといいます。1940年の「カチンの森でのロシアによるポーランド将兵2万2000人の虐殺事件」を粘り強く国内外での真相究明を訴え続けてきました。

 そして遂に70年後にロシア政府は「スターリンの犯行だ」と認め、歴史的な和解に踏み出しました。

 日本はシベリヤ抑留問題や北方領土問題でも粘り強く国内外の世論に訴え続ける努力が必要なのです。
Sp211

  一方の週刊ポスト。こちらは「小沢問題」では、談合記者クラブ・マスコミとは対極の記事が冒頭から並んでいて興味深い。談合記者クラブとは、ポストのほうが、対決姿勢で記事を書いています。というか「フリー」の記者に紙面を提供しているのでしょう。そのあたりは現代よりは面白い。ただその記事の真偽はわかりません。

「メディア激震 既得権益にあぐらをかいてきた新聞・テレビの記者が「これは、まずい大慌て 小沢一郎と上杉隆が宣戦布告 記者クラブと最終戦争 全内幕」という仰々しい記事が並んでいます。(P34)

 官公庁に当たり前に存在している「記者クラブ」は、「カルテルに似た利益集団」であると上杉隆氏は言っています。
Spozawauesugi03_r

 民主党政権の「公約」の1つに「記者クラブ制度の廃止とオープン化」がありました。実際にオープンにしていた政治家は小沢一郎氏と原口前総務大臣ら少数にとどまっています。

「記者クラブは官庁の記者室を無償で使用し、公的機関からの情報を独占。しかも加盟するには、加盟社の推薦やクラブ総会の承認など高いハードルが課せられている。

 記者クラブ制度は先進国には日本にしかなく、「カルテルに似た強力な利益集団のひとつ」(ニューヨーク・タイムズ)など海外メディアから批判を受けている。

 上杉氏らが訴えてきた「記者会見オープン化」 とは、これまでの記者クラブ以外の参加が許されてこなかった政府の公的会見に、フリーやネット、雑誌などの記者たちが参加できるようにする運動である。」(P35)

 そういえば最近小沢一郎氏が、上杉隆と一緒に「ニコニコ動画」で対談番組をしていましたが,逆に談合マスコミを排除したかたちでのネット対談をしたようです。

 ニコニコ動画 関連動画一覧(小沢一郎VS上杉隆)関連 

 週刊ポストの見出しだけ見れば、流れはわかります。「カルテルに似た利益集団」「メディアによる言論統制」「菅政権と記者クラブの癒着」ということで、現在の官公庁に居座っている「談合・記者クラブ・マスコミ」を批判しています。日本独特の「制度」であり、言論統制機関になっているということです。

 野良犬メディアを別にして、映画「ポチの告白」でも、警察記者クラブの記者たちが真実を追究できない仕組みを克明に描かれていました。

 参考ブログ記事 映画「ポチの告白」上映会を鑑賞しました

 「暗黒土佐」ー高橋玄監督がブログで指摘

 「冤罪」事件も、警察記者クラブに安住した「談合記者クラブ・マスコミ」の加担や、より「冤罪被害者」を苦しめる構造になっているのです。市民1人1人が「メディア・リテラシー」の観点と手法を持たないといけないのです。
Terasawahonmm
 冤罪事件を生み出している大きな要因は、警察にある「記者クラブ」であるとの指摘がありました。警察発表を何の検証も、「裏取り取材」もせずに、プロの報道機関がそのまま記事を掲載するとは思いませんし、思いたくありません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

エジプト騒乱の動向は?

  最近のエジプトでの反政府運動の盛り上がりは凄いものがありますね。政府は軍を治安維持に投入、インターネットも切断し、外国メディアの取材も規制をかけています。

 にもかかわらず、夜間外出禁止令を無視した市民が街頭に繰り出し、軍とにらみ合っています。この先の動向は予断を許しません。

 エジプトは中東地域の最大の大国。スエズ運河もかかえている交通の要。中東ではイスラエルと国交がある国であり、親米路線をとり、イラク戦争にも参入していました。それだけに「もしも」エジプトの親米政権であるムバラク大統領が失脚すれば、アメリカの世界戦略も狂います。

 強権的な政策と政治腐敗、国民の間の経済格差の蔓延で、ムバラク独裁政権への国民の不満が爆発しました。

 民主化に程遠い独裁政権でありながらアメリカは一貫して経済支援し、優遇してきました。事実上ムバラク政権の独裁を許容してきていたのです。

 エジプト国民もそんな独裁政権の背後にいるアメリカに対する憎悪も逐電されてきました。大きな爆発が近い将来起こるかもしれません。

 石油関係製品が投機筋の動きもあり、一段と値上がり動向になりました。気になります。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

「はぐれ団塊作文集 我が青春のバックコーラスは 赤い夕陽が校舎をそめて」を読んで

Kuniyoshihon

  「はぐれ団塊作文集 我が青春のバックコーラスは 赤い夕陽が校舎をそめて」(足摺石大・著・講談社出版サービスセンター・刊・2010年)を読みました。著作者の出版のようです。出版本は送付されてきました。贈呈いただきました。

 著者は昭和21年うまれ。自ら「はぐれ団塊世代」であると言っています。「昭和22年以降に生まれた世代にはエネルギーに満ちた印象がありますが、昭和21年生まれとなると、たった1年の違いなのに、なんだか終戦前後のどさくさに紛れ、ついでにできてしまった子ども、といった印象が拭えません。」

「1つ年下の学生たちが全共闘運動で熱く燃えているのを横目に見ながら、当時私たち昭和21年生まれの多くのものは、マージャンに入れ込んでいたものです。」(P9「はぐれ団塊世代」)

 著者は、わたしより7歳上。「戦後」という時代に色濃く影響を受けているようです。わたしの世代になりますと、「高度成長」時代の影響は大きく、インスタント食品、テレビの漫画、野球などが主体です。

 行動力のある人であり、若い頃は熱意が昂じて、高校を2回退学処分になったとか。でも社会人になったから、がむしゃらに働き、事業で成功されました。そして還暦を過ぎ、自分史を執筆されたと思います。

「私も、「はぐれ団塊」特有の「理想は言えども行動は伴わない」性質を打破し、もっと作文力を磨いて、それこそ破れかぶれでいいたいことを言いますよと。
 もちろんご同輩同様「不穏な空気」をやり過ごしながら。」

 人それぞれの人生。振り返って文章にまとめることは大事なことであると思います。

 しかし私にひきつけてみますと、「振り返るべき」「作文にするような」人生があっただろうか。そのあたりも点検しないといけないですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »