どうなるエジプトと民主党政権
エジプト情勢も「風雲急を告げている」。独裁者ムバラク大統領に対し、最大の支援者であるアメリカが「引退勧告」を下のにもかかわらず居座りを続けているからです。
独裁者ほど手中の権力を手放したくないもの。なぜなら政敵をすべて葬ってきたから。自分が権力者で無くなれば葬られることがわかっているからです。民主主義国ではない独裁国家であるエジプトでは、権力者には円満な引退や円満な権力譲渡は考えられないのです。
と書いていましたら、昨晩深夜にムバラク大統領は辞任したそうです。エジプト市民は大喜びだそうですが、これからが大変です。
今後の見通しはどうなるのか?アメリカも当惑していることでしょう。
国内政治も大変。通常国会での来年度予算成立の見通しがたたないからです。また「強制起訴」された小沢一郎元代表の処分はどうなるのか?菅執行部が「野党」に媚びるために党内融和を疎かにして、小沢氏にぞんざいに当たるようなことがあると、最低数人の民主党の衆議院議員が「腹痛」を起こし、本会議の採決を欠席することでしょうから。社民党や公明党に媚びていると予算は成立しなくなります。
そうなると3月末か4月に解散・総選挙になることでしょう。政府予算は成立せず、交付金をあてにしている地方自治体はピンチですね。
この際やるならとことんやればいい。景気が悪いのも今に始まったことではないから。
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