極右政権発足の危惧
菅内閣・民主党政権への「嫌悪感」が国民各位に蔓延しています。民主党の「国民の生活が第1」というスローガンはとんと言われなくなり、国民不在の「米国や中国には卑屈外交」「大増税政策」「大企業重視政策」ばかり打ち出し、空疎な「第3の開国」と言っているだけ。
小沢一郎氏を「集団リンチ」して、クリーンさを強調しようが、「無能な」首相では内閣支持率は金輪際上昇はしないでしょう。なぜTPPという「わけのわからない」政策の合意を6月にまで議論しようと急ぐのかわかりません。
ひところ「菅ー仙石左翼政権」とかいう「誤解」がありました。どこが左翼政権なのかわかりません。日米安保条約堅持政策で、沖縄県民が総じて反対している米軍基地を辺野古へ建設しようとしている政権が何故左翼政権と呼ばれるのか意味不明です。
「言葉が1人歩きをして」、尖閣諸島沖での中国漁船の海賊行為に対して卑屈極まりない対応をし、お粗末だったうえに、「国民大増税政策」まで打ち出しているので、国民の民主党政権への不平不満が蓄電されております。
いつそれが爆発する矢もしれません。
おりしも欧米諸国では外国人や移民の人達を排斥し、「不法移民に税金を使うな!」という極端な排外主義的な政党が支持を集めています。日本でもいつなんどき極右政権ができるかもしれません。
民主党がだらしなくなればなるほど、出てくる可能性は高い。
でも一時的に国民は憂さ晴らしを出来るだろうが、必ずしも満足する結果へはつながらないとは思います。
野党の自民党が今は実体の無い極右勢力と連携し、政権奪取に成功する可能性だったあるのですから。そうなると実にめんどうな社会になります。そうはなっては欲しくは無いとは思います。
名古屋の河村市長^大村愛知県知事の「減税党」「中京都」の動きが、大阪府の橋下知事と連携して、。地域政党から成長し、国政政党になるやもしれません。政界再編の流れをつくることでしょう。
もともと右派的な思想の持ち主だけに、アメリカのティパーティのような排外主義的な流れが日本にも出てくると思いますね。あまりに中央の与野党の政党がだらしがないからですね。
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コメント
あきおさんコメントありがとうございました。
2月6日にも予想通り、河村ー大村連合が名古屋で圧勝しました。本当に彼らは日本版の「ティパーティ」になるやもしれません。
大阪府の橋下知事も右翼的ですからな。
民主党がだらしが無いので、嫌な世の中になりそうです。
投稿: けんちゃん | 2011.02.11 08:26
極右政権ができるかもしれない危惧は私も感じています。
けんちゃんの60,70年を振り返り発言できる力に敬服します。
私は、今の日本では、どのような正義でも人を殺してはいけないし、正義のために殺されてもいけない、と思います。戦争は正義を掲げて進めていきます。そして、いくら理念を振りかざそうが、正義は変わる、からです。
少し直感的ですが、けんちゃんが発信した言葉に、反応した痕跡を送信します。
投稿: あきお | 2011.02.11 07:20