今週の”野良犬メディア”はハイテンションだ
今週の週刊現代2月26日号は、大相撲八百長問題特集」であります。政治記事あたりでは、談合記者クラブマスコミと同様でつまらない記事の多い週刊現代。
こと大相撲問題、八百長問題では過去に大相撲協会とバトルを繰り返してきただけに、執念深い記事が掲載されております。
「完全保存版 これを見れば八百長のすべてがわかる 週刊現代×相撲協会 因縁の対決すべて見せます
やはり八百長は存在していた。
本誌の闘いはムダではなかった。角界の暗部に斬りこんだ軌跡を、特集記事を振り返りながらまらためてご紹介しよう。」なんて張り切っています。
更に「ウソの法廷証言で本誌から4785万円を詐取 「偽りの八百長裁判 全記録 本誌は相撲協会地次長と八百長力士を「詐欺」で警視庁に告発する」とあります。
大麻問題で大相撲協会を首になった元若ノ鵬や、昔から八百長を告発してきた元関取の板井氏も参入して賑やかな記事となっております。
この記事などは八百長相撲の本質ではないでしょうか。
「(ガチンコだと)何が起こるかわかりません。相手のツッパリが1つ言っただけで沈んでしまうかもしれません。
相撲の展開では怪我をするかもしれません。そんな取り組みが年6場所、15番も続くというのは、並の力士では耐えられません。
それより互いにわかっっているなかで、星の貸し借りをして、そこそこの成績が残るようにしていく方がずっと楽なのです。」(板井氏の証言 P51)
週刊現代で疑惑をもたれている力士は、琴欧州、千代大海、魁皇、武蔵丸、朝青龍、初代・貴乃花などであり、「取り組みの8割が八百長相撲」(P519という記事です。
真偽はわかりませんが、これが事実であるとしますと。大相撲は「国技」でも「スポーツ」でもなくなります。今後はどう取り繕い再建するのか。菅内閣同様に再建の道は厳しそうです。
現役力士の取調べが振興していますが、「証拠」は出るとは思えません。でも疑惑は残ります。
どうするのか今後の展開が見ものです。
とはいえ、「伝統」の大相撲。というか八百長が相撲の文化そのものであったかもしれません。ただそれが報道されるように、力士同士の「星の貸し借り」関係だけだったのか。もし裏社会が胴元になっていて大がかりな相撲賭博が行われ、資金が裏社会へも流れていた。ということになりますと、それこそ大相撲は「吹っ飛んでしまいます。」調査はどこまで真剣にやるのでしょうか?
土俵際まで追い込まれてもしぶといのが大相撲なのですから。
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