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2011.02.17

鳩山由紀夫の最大の功績は沖縄問題を国家課題にしたこと

Hatoyama_r

(漫画の製作者はタマリンさん。南国市のタマリン記念館にあります。先駆け時代のものですが、今でも軽さに於いては変りがないようですね)

 なにかと「軽い発言」が目立つ鳩山由紀夫前首相。最近でも沖縄基地問題での発言が物議をかましている。

 しかしよく考えなければいけない。地元紙の沖縄タイムスが指摘していたように、「普天間基地の移設先は名護市辺野古しかない」という主張は、米国ー官僚ー大手マスコミ(談合記者クラブマスコミ)が「三位一体」となったパワーがあり、鳩山前首相の公約「海外移設、最低でも県外」が蹴散らされたことであります。

 結局矢折れ刀折れて、元の「辺野古」案に戻ってしまいました。しかしここで変化が起こりました。沖縄では一部の保守層と県知事も「条件付(分厚い沖縄振興政策)ありきの条件つき賛成派」だったのが、強固な反対派に変身したのです。

 それゆえ昨年11月の沖縄県知事選挙では、民主党や自民党の幹部は沖縄へ来ることができなかったのです。

 元防衛大臣の石破氏あたりが「それみたことかやはり辺野古移設しかないではないか。」と力んで自分たちの正当性を叫んだところで、保守から革新勢力まで沖縄は全島一致で辺野古への基地移設反対になってしまったのです。

 自民党も勘違いしてはいけないのは、保守系の知事なら、振興策をぶらさげて、横柄な態度を森ー小泉ー安倍ー福田ー麻生時代はとってきていました。つまり米軍基地問題をマスコミとも結託して、「沖縄のローカル問題」に押し込めていましたから。

 その証拠に沖縄普天間基地の海兵隊ヘリが隣接する沖縄国際大学へ墜落炎上し田時も、小泉首相は沖縄へも来ませんでした。本土のマスコミの報道も不当に小さな扱いでした。

 鳩山由紀夫氏は、解決能力はありませんでした。でも最大の功績は、「米国と官僚ー大手マスコミ」の三位一体勢力と自民党が結託して「沖縄基地は沖縄のローカル問題」に押し込められた問題を、全国的な問題に格上げして国家的な問題にしたことです。

 従来型の「アメとムチ」というか、はした金の「沖縄振興策」では、沖縄の人たちは騙されなくなったし、国民もそれはおかしい。と思い出したからです。

 さあどう解決するのか。だれがリーダーになっても沖縄問題は国家的な問題になりましたから。

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