日本国債の格下げの意味は?
1月にアメリカの民間「格付け会社」が、日本の国際の信用度を「格下げ」したらしい。近い将来、遠からず日本の国家財政が破綻する可能性が高いとの「イエロー・カード」の1枚目が出たのでしょうか?
とはいえ1民間会社の私見にすぎません。が、投機筋のハガタカ金融資本の連中には信用があるらしく、一時円が売られ円安になったといいます。長期的には金利も上がるとのこと。
とはいえあの「サブプライム」や「リーマン」の頃には、格付け会社が「超優良」と格付けした金融機関や投資ファンドが破綻しましたから、正直信用できないとは思いますね。ハゲタカ・ファンド同士の「身内の評価」ではないでしょうか。
消費税を5%に上げて、景気が後退した橋本内閣あたりから、景気てこ入れ策として国債を発行し、各種の景気刺激策をしてきました。効果がある場合もありました。それが積もりに積もったのですから。
結局は行政改革などの歳出削減と、増税という国民の痛みをともなう処方箋しかないのでしょう。でも政府のやること、政党の言うことがなにより国民には信用されていません。
「政府と国民との信頼関係」の成立がないと物事はうまくはいきません。
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