カンニングはやっぱり厳罰だろう
先月の大学入試で、京都大学、早稲田大学、同志社大学、立教大学で発覚した入試問題のネットでの宗室事件。やった本人は「愉快犯」の心境で、試験管を馬鹿にした書き込みまでしていたそうです。自分が重大犯罪をしでかしたことの自覚がまるでないらしい。
カンニングは昔からありました。中国の官吏登用試験である科挙などでもあったそうで、見つかれば即処刑されたと言います。
私の学生時代でも試験期間中に見つかったカンニング学生は実名入りで掲示板に張り出され、退学処分になっていましたから。警察が動き出し、刑事事件になりますと「犯人」はすぐに見つかることでしょう。愉快犯で19歳でしでかしたことで、どこの大学へも進学できない犯罪者となりました。
愉快犯のおかげで、携帯電話の持ち込み禁止や、身体検査など余計な作業がはいります。金属探知機まで動員されることでしょう。善人で頭の良い学生ばかりが受験する名門難関大学に、「悪人」が混じっていたので、しょうもないコストがかかるし、国立大学であれば税金が対策につぎ込まれる。なんともあほらしい話ではないか。
捜査の手を煩わせず、犯人は自首し、社会に謝罪すべきでしょう。厳罰を受け、更正すべきでしょう。
どうやら仙台の予備校生らしいですが、ふざけた罪は重たいようです。
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