都市型地震の恐怖
先日のニュージーランドでの地震の被害状況を画面で見て驚いています。地震学者が調査をしていますが、「プレートのずれによる地震」「前回地震の余震」と言われています。
更には今回地震で大きな被害の出たクライストチャーチ付近は、「軟弱地盤。地震の振動が増幅され、より大きな被害を出したと考えられる。」との見解を地震学者が出していました。
今回倒壊した建物付近は、地盤がところどころ液状化していました。
と書いていましたら、東北地方で大地震と大津波が発生し、驚きました。想像以上の大災害です。
地盤は最大2メートル沈下すると言われています。そのうえに津波がくれば、地域で生存することは難しい。実際に東北の今回の地震では、地盤が地震で沈下し、そこへ大津波が襲来しました。逃げる余裕もなかったようです。全く想定外の事態です。
全く他人事ではありません。私の居住する高知市二葉町は、低地(海抜0メートル)で軟弱地盤。しかも海に近い。最大級の南海地震が発生した場合の想定震度は7です。
更に問題なのは、逃げ込める安全な自然地形の高台や、耐震性のある公共建築物は地域内には皆無なのです。
南海地震は、カウントダウンが始まりました。30年以内に起こる確率が、40%を超えました。
今年の二葉町自主防災会の活動は,今一度原点に戻り、「まちあるき」をして、町内の危険箇所の点検をすべきであると思います。
それと各人家具の固定化、窓ガラスの飛散防止対策の徹底をはかるべきであると思います。
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