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2011.03.25

幹線道路の歩道橋を津波退避施設に

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(水没している地域は1946年の昭和南海地震で地盤沈下した高知市下知地域。)

 高知市は低地に発展した市街地を形成しています。近く襲来することが確実といわれている南海地震が起きれば、地盤は平均1・95メートル地盤沈下し、海水の流入と津波の流入により、推定2800へクタールが水没、13万人が浸水地域で孤立することが想定されています。
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 多くの地域は平地ですぐ近くに自然地形の高台はありません。公共の耐震建築物も殆どありません。また多くの高齢者の場合、個人差はありますが、退避避難する場合は、100メートル程度が限度です。

 机上の計算にすぎませんが、13万人の浸水予想地域の高知市民が、津波襲来時に一時退避する施設の数は、1つの施設に500人退避できるとして、260箇所は必要です。しかしそれは全部出来たとしても、2800ヘクタールの面積からすれば、10ヘクタールに1つの計算になり、高齢者の足で逃げ込める距離に退避施設を設置できる数には到底設置できない数に過ぎません。
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 既に二葉町自主防災会が実践しているように、民間マンションなどの所有者と交渉し、理解を得て協定を締結し、「津波時一時退避場所」として、共用部分の階段、廊下に退避する場所を、それぞれ住民同士が協議し話し合って設置することも大事です。

写真は自宅の近くの高知市の二葉町歩道橋と知寄町の歩道橋です。この歩道橋を道路をまたいで4箇所から上れるようにし、耐震鉄構造物にして、可能なら2階建てにする。上のスペースには500人は津波時に一時避難できるようにすることになれば、大津波時に助かる命はあるはずです。
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(二葉町歩道橋・海に近い。前に見える橋の向こうは海です。)

 流される人を救助するロープや浮き輪も設置すればいい。情況を監視し、撮影する監視カメラや、衛星携帯電話も常備設置すれば避難場所としては屋根はないが上等であると思う。

 住民も、市町村や県も国に「海に近い低地の幹線国道沿いの歩道橋を津波時一時退避所として整備する」ことを声を揃えて要望すべきであると思います。
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 東北各地の大津波でも歩道橋はある程度形を残していました。沿岸部は液状化が予想される地域でもあります。とにかく逃げ場のない水没予定地域の高知市の下知地域の住民は津波退避施設をこしらえていただきたいと切に思うからです。

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