わしを笑い者にしたTBSよ思い知れ!!
3年前の夏。私の個人ブログを見たというTBSのディレクター氏からの突然の電話。全く知らない人なのにどうやって検索して電話があったのか?今思えば不思議な出来事。(当時出演していた地元コミュニティFM局の紹介であったようです。)
「いやね。地方都市とは言え、これほどの猛暑なのに、敢えてエアコンを使わない。その辺をお伺いしたいと思いましてね。ええTBS系列のイブニング・ファイブという夕方のニュース枠の番組なんです。」とかいうお話。それがどうしたっていう感じ。そしたら別の人からの電話。
「今ですね羽田空港に居ます。3時半の便で高知へ行きます。TVクルーと一緒に行きますので宜しくお願いします。」まあ勝手に来られるのであればどうぞ。てな具合です。
午後五時半過ぎにテレビのカメラを担いだクルー(地元テレビ高知系)と、レポーター風の若い男が現れました。名刺を見るとTBSの下請けプロダクション会社の人のようでした。
取材の趣旨は?と聞きますと、暑い日本各地での話題を集めているらしく、都市部でありながら、エアコンをかけずにやせ我慢している人の話を聞いて来いとのことで来たといいます。
のぞむところでありますから、わたしは得意げに話しました。
「夏が暑いって言っても地球上でエアコンかけてる生き物は人間だけ。それっておかしいと思わないといけないでしょう。犬も猫も暑さに耐えている。セミやかえるなどは生殖の時期でかえって元気ではないか。人間だけが冷房を使用して、逆に廃熱で周辺環境を暑くしています。」
「地球環境問題を考えるとかいって、かんかん冷房の効いたホテルなんかで、スーツを着用してネクタイ締めた連中が、会議をすることはナンセンスだろうに。やるなら街頭へ出て暑さのなかで会議をやるべきですよ。」
「私は暑さを凌ぐために日よけにゴーヤを植えております。室温は2度は違います。暑いとゴーヤの苦味のある味はいいですね。汗をかいていると新陳代謝が盛んになり元気になりますよ。」
「暑いとビールなんか飲めません。最初は美味しいと思いましても、アルコールが身体に回りますと暑くて汗をかいてしまいます。だから夏場はビールは飲みません。
ビール会社も環境に配慮しないといけない。ビールは冷蔵庫で冷やさないといけないし、飲む部屋も冷房が効いていないと飲んでも美味しくないから。」
後で送ってきたDVDを見ますと、完全に変人扱い。私の言葉はすべてカットされ、事務所とわたしが写っている。あったこともない医師がコメントをしている。「これほど暑い部屋でいることは危険です。エアコンをかけて身体を冷やさないと命に関わります」だと。人を変人扱いにし笑い者にしやがった。
放映された首都圏の視聴者は、高知にも変人がいる。おかしいなと笑ったことでしょう。でも今年から東京での夏は皆さんエアコンなしで過ごしてくださいよ。どれほど辛いことなのかわかるはずです。そしたら私が敢えて挑戦しようとしたことを笑うことなど出来なくなると思いますね。
昨年は猛暑でした。わたしは7月から9月末までは布団に寝ることが出来なくて、床の上に寝ていました。断熱材の壁は暑く、たまりません。暑さの中で皆さん地球環境問題を考えましょうね。TBSも冷房を使わないようにしないといけないぜすよ。
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当時事務所の温度は36度という日もありました。さすがに暑いものです。首都圏の皆様。暑さのなかで私同様エアコンを使用しない生活を是非体験されてください。きっと「世界観」が変ると思いますよ。
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