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2011.03.05

アメリカの手のひらで踊る日本

 最近の政治情勢を観察していますと、「日本はアメリカの手のひらで踊っているだけの存在ではないか」と思うようになりました。

 沖縄普天間基地移設問題に対するアメリカ政府や軍の「こわもて」ぶり、「こわもて発言」は、とても民主主義的な国家とは思えない。「宗主国」の発言ではないか。

 沖縄タイムズは「辺野古移設が当然」と言い張る強固な三位一体体制を批判しました。「アメリカー官僚ー大手マスコミ」であります。それに自民党を加えてもよいと思います。

 社説 「抑止力は方便」これが前首相の発言?
 

 沖縄基地問題を「沖縄ローカル問題」に押し込め、大多数の日本人各位には無関心であるという雰囲気作りを長年こしらえてきました。それをぶち壊し、本質を日本全国民に発露していただいたのが、だれあろう鳩山由紀夫前首相だったんです。

 鳩山由紀夫氏を「馬鹿」扱いするのは辞めよう。彼こそローカルに押し込められていた沖縄基地問題を全国問題にし、国際問題にまで高めた「功労者」なのです。

 
 GHQの日本占領時代には、二度と日本がアメリカに逆らわないような政策が次々と実施されたと聞いています。ある人から聞きましたが、日本古来の伝統や風習を徹底的に破壊するために、GHQが問題とした書籍を没収、焚書したような事実もあったようです。

 厳冬統制と検閲、焚書と公職追放、レッドパージなど、占領時代にGHQによって行われた「日本骨抜き政策」の「効果」が敗戦後66年経過して表にはっきり表れたようです。

 左翼勢力もGHQによって保護育成されたのではないか。戦後の右翼勢力も親米愛国で骨抜きになっているのではないだろうか。左翼も右翼もアメリカの手のひらで未だに踊っているのではないか。

 そういう観点を加えますと「連合赤軍と新自由主義の総括」は、敗戦後のGHQの政策、日本骨抜き政策を検証する必要があるのではないかと思うようになりました。

 その関係の書籍を高知市民図書館にてパソコンで検索しましたが、ありません。「やはりな」という感じがしてきました。

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コメント

しばやんさんのご指摘のとうり、マスコミ(私は談合記者クラブ・マスコミと呼んでいます)の存在が大きいと思います。

 他人は責めるが、決して責任を取らない連中ですから。

投稿: けんちゃん | 2011.03.05 18:52

>左翼勢力もGHQによって保護育成されたのではないか。戦後の右翼勢力も親米愛国で骨抜きになっているのではないだろうか。左翼も右翼もアメリカの手のひらで未だに踊っているのではないか。

私も同感です。また、アメリカの掌で踊らされているのはマスコミも同様と考えています。

今までテレビでアメリカに厳しい発言をしたコメンテーターの多くは降板させられています。

投稿: しばやん | 2011.03.05 10:30

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