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2011.03.27

「原子力資料情報室」をお気に入りに入れよう

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 2011年3月11日に東北。関東大地震が起こりました。同時に福島原子力発電所も地震と津波で大被害を受け、建屋の被害だけでなく、炉心融解し放射能を露出する大変危険な状態になりました。

 しかしながら、原発事故直後の東京電力や原子力保安安全院の記者会見は「なにを言っているのか全然わからない」ものでした。言葉の誠意がなく、言い訳に終始していました。そういう間にどんどん事態は悪くなり、既にスリーマイル島の原発事故の深刻さのレベルを超え、爆発し放射能被害が2000キロに及んだチェルノブイリ原子力発電所の段階に福島は近づいています。

 政府の枝野官房長官の記者会見も要領を得ない。連中が「放射能漏れはあります。でもそれはCTスキャンする放射線量以下です。」というわけのわからない話で終わる。私達は不安であり、本当のことを知りたいだけなのですから。

 原子力資料情報 としう市民グループがあります。たまたま2008年に「原発は地震にたえらか」を購入していました。ホームページではわかりやすく、しかし学問的に原子力発電について、その危険性を説明しています。

 原子力資料情報室ホームページ  http://www.cnic.jp/

 感情的な反核団体と思いきやさにあらず。とても学術的です。元原子炉を設計された技術者の人などが寄稿されています。数式が書いてあったり、文型の頭の悪いわたしには理解ができない箇所も多いです。

 この団体が昔から地震と津波に対し原子力発電の危険性を指摘し、情報の開示を電力会社と原子力安全保安院にされてきました。殆ど開示されていません。提案もしていますが、検討した跡が見られないとのこと。

 福島原子力発電所の地震対策が不十分と指摘し、情報公開請求に対して「機器の性能に対する、数値を含むデータは非公開」「情報の公開は原発関連企業同士が対象で住民は対象外」(「原発は地震にたえられるか」P29)

 パソコンの「お気に入り」に入れて、常に見るようにしましょう。その上で、東京電力や原子力安全保安院や、枝野官房長官の発言と対比し、どちらが正しいのか検証すべきでしょう。

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