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2011.04.27

今週号の野良犬メディア」

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 今週の「野良犬メディア」は連休合併号。あいかわらず原発災害特集ではありますが、それほど目新しいものはありませんでした。

 週刊現代の記事もある意味「裏取り」が難しいものが多いようです。原子力発電所関連情報は、野良犬メディアの指摘を待つだけではなく、世界中が日本の政府や原子力保安院や、電力会社の公表情報は全然信用されていません。

 各国は独自に放射能の測定を行い、きちんと情報を公開しています。特にドイツなどが熱心です。きちんとした情報がないから、風評被害が広まるのですから。それはある意味しかたがない部分でしょう。野良犬メディアにも当然限界があるとは思いますね。

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 むしろ週刊ポストの記事のほうが面白かった。今週号は。
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 野良犬メディアのよいところは、「記者クラブへ入会していないので、談合記事や談合報道が少ない」「フリーのぎらぎらした記者の渾身の取材記事が掲載されていることがたまにある。」「しかしながら、多くは飛ばし記事が多く、信用性に欠ける記事も少なくはない・」のであります。

 週刊ポスト「孫正義伝 あんぽん 特別版 私欲にあらず 3.11の衝撃・苛まれた自己嫌悪 脱原発への布石」(P1639)の記事はなかなか読ませました。

 孫正義氏は、100億円の私財寄付と同時に、10億円で自然エネルギー財団を設立したことでしょうか。

「欧州では20年前から太陽光など自然エネルギーで発電した電力を1キロワットあたり40円で全量買取期間を20年以上と定めている。  買い取り期間を20年と定めているから設備投資のリスクも低い。キーワードは20年と40円だ。」(P163)
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