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2011.04.09

地域から”脱出できない市民”はどうするの?

 現在県会議員選挙の真っ最中(4月8日現在。10日が開票日)。東日本大震災の直後でもあり、さすがに全候補者は「南海地震対策を急げ」「わたしこそ防災に力を入れてきた」と主張する。しかし聴いていてなんだか空しい。具体性も行動力もないと思うから。・

 高知市下知地域。低地で海抜0メートル地域。地盤は弱く海にも近い。1946年の南海地震でも家屋の殆どが倒壊し、地盤は沈下、水没しました。1970年の台風10号の水害でも水没、1998年の「98水害」でも被害を受けた地域です。
Shimozissinsui1946

(二葉町だけではなく、潮江地区も海抜は低い、幹線道路沿いの地域です。)

 最近この地域に住む友人が「生まれて以来この地域へ住んできた。今回の東日本大震災の被害を、南海地震に置き換えると、とてもこの地域では生存できない。また運良く生き残ってもこの地域でもう一度家を建築し、将来にわたり借金を返済する馬力はない。よって地域から安全な地域に移転することを真剣に検討している。」と聞きました。

 経済的な余力があれば、わたしも正直そうしたいと思う。高知市二葉町の南海地震の想定震度は7。地盤は最大1・95メートル沈下。地震後3分以内に地域は水没。その後40分後に津波が襲来する。4メートル水没なら、3階建てにおればなんとかなると「思い込んで」いましたが、東日本大震災の被害状況を検討すれば、「甘い思い込み」にすぎないことがわかります。

 自宅も事業所もこの地域にあります。地震が来れば、両方とも壊滅状態になります。どう検討してもよい情報はありません。
Kaibatuhyouzi_r

 地域には年金暮らしの高齢者や、アパート暮らしの高齢者も多い。多くの家屋は木造2階建てであり、昭和54年以前に建築されている建物が殆どではないか。
 
 しかし被害がでることは確実な地域が私の住む下知地域だけでなく、潮江、高須、大津、薊野、一宮、布師田、高知街など市街地に13万人が居住し、罹災予想面積は280ヘクタールになりました。高知市市街地の半分以上です。

 高知県庁や市役所も多額の税金でなにをしようとしているかと言えば、県民図書館と市民図書館との「合築図書館」を建築するだの、「志国龍馬博覧会」だの観光イベントに多額の税金をつぎ込もうとしています。「づれ」ているんではないのでしょうか?

 今年は「選挙の年」。災害対策も政治の世界で決まります。私達の地域の情報発信力が弱いのかも知れません。でも具体的になにをどうしてよいかは、日常生活に追われる毎日ではわかりません。でもとても不安です。
Shinsuiyosou1


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