二葉町で防災対策を考えても限界がある
(1946年12月の昭和南海地震は「小型」だったそうですが、二葉町を含む高知市下知地域は水没しました。)
低地(海抜0メートル)で、海がまじかにあり、軟弱地盤の二葉町。南海地震の想定震度は7。地盤は想定1・95メートル沈下する。防潮堤防は耐震性がないので、倒壊し、地域はまもなく水没する。
しかも40分後に2メートルを超える津波が地域に侵入する。浮き桟橋に繋いでいるプレジャーボートや対岸の製油施設からも油が流失し地域を襲う。とても生き残れるという状況にはない。
運良く生存できたとしても、地域は地盤沈下しているので、水没しています。当然電気は使用できません。電気・ガス・水道が途絶した状態で、通信インフラも壊滅した状況の中で長い避難生活からは、生活や仕事の再建の見込みは想像できません。
東日本大震災の地震を想定して、今居住している地域に重ね合わせると、明るい展望は全くありません。出るのはため息と絶望感だけです。
いっそのこと地域を出ることを実行することが事業再生の近道かもしれない。最近はそ思うようになりました。
青い地域に下知地域全域がなっています。つまり全域が水没するのです。
| 固定リンク
コメント