野良犬メディアの原発災害報道にも注目
今週号の週刊ポスト4月15日号も購入しました。珍しく地元新聞読者投稿欄に投書が採用され、500円の図書カードをいただいたからです。それで購入しました。談合記者クラブのテレビや大手新聞社と異なる記事や報道姿勢に興味があるからです。報道は「横並び」であってはいけない。危険であるというのが私の私見です。
それに今までは東京電力と電気事業連合会はそうしたTVや大手新聞社の大口広告主でした。きちんとした批判などできるはずもないからです。真実の報道をこと期待しても「ありえない」可能性が高いと思わざるをえませんね。
ポストは震災と原発災害を利用して、仙石氏が現代版「大政翼賛会」をこしらえようとしているとか。割合ドーでも良い内容記事。今週号の野良犬メディア比較では、週刊現代4月15日号の方が内容があるようですね。
せいぜい「日本は被害者から加害者になった」と福島第1原子力発電所の不始末や事後処理のまずさで、世界上に放射能の脅威をまきちらした行為を厳しく世界は批判しているんだという記事が目立つ程度でした。
その点写真雑誌の「フライディ」は頑張っています。もちろん若い女性のヌード写真や芸能ねたもありますが、今回も原発災害報道に特化し、写真の迫力もあってなかなか頑張っているようですね。
そういえばこの雑誌は「週刊現代」と同じ講談社でありました。
軟派路線の写真週刊誌が頑張っていることには好感を覚えますね。全紙面の半分は原発災害特集なんですからね。
こういう大衆誌が原発災害をとりあげることはとても意義があります。とりすましているだけで「真実を伝えない」「真実を伝えても1部しか伝えない」談合記者クラブ.マスコミよりは根性がありますよ。
そのなかでも「疑われる福島第1原子力発電所再臨界の危機」という記事には恐怖すら感じました。
また被曝にたちむかい懸命に作業をされておられる人たちの姿にはうたれます。
今までさんざん福島県に原子力発電所を誘致してきた渡部恒三氏。「原発つくって国民長生き」発言から、「コンクリートと土で埋めろ。余生は地元福島への支援と償いで終えよう」とのことでしたが・・
「原子力発電は120%安全だ」と言っていた政治家、官僚、学者などの追及をしないといけないでしょう。皆さん過去記事を検索して、だれがどういう発言をされたのか。調査をしましょう。きちんと説明責任を果たしていただかないと国民は納得しません。
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