日本には原発作業ロボットはないのか?
福島原子力発電所の事故処理は、高い放射能が放出され止らないので、遅々として進展しません。人力で装置の補修をしなければいけない。実に危険な作業をしなければ、廃炉にする作業すらできないようです。
世界1のロボット大国と言われている日本。原子炉で活動するロボット。原子力発電所で活動するロボットは存在しないようです。ドイツがあるらしく提供を申し入れされているとか。
やはり日本の場合には、写真家樋口健二氏が指摘されたように、下請け、孫受け、ひ孫受けの原発作業員が、劣悪な環境の下で放射能で被曝しながら労働されているのが現実のようです。
ブログ記事 原発作業員の皆様の健康と安否が心配
テレビの画面でも自衛隊や消防隊の人たちは,隊長が記者会見に応じ、顔をさらされています。まさに命懸けで危険な作業をされている原子力発電所で働かれておられる作業員の人たちは、顔を隠され、声を変えて登場せざるを得ないのでしょうか?
放射能被曝の危険な現場労働が下請け孫受けの作業員の人たちに強いられてきたらでしょうか。それゆえに作業をロボットがするという労働環境の改善をする発想も出なかったんでしょう。それゆえ安全対策をないがしろにし、結果的に原子力発電所の周辺を危険な環境にしたのです。
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