連休開けの”野良犬メディア”
週刊誌などの雑誌系のメディアは、いわゆる記者クラブへは入会していません。官公庁や大企業の記者クラブは、多くは部屋代が無料であり、官公庁や大企業の広報部の発表を公表するために存在しているところがありますね。
部屋代が無料ということや、各種の便宜を供与されているので「筆が鈍る」なんてことは、「あってはならない」ことでしょうが、記者クラブが「談合メディア」と批判される理由もそこらへんにあります。
週刊誌などは、そうした記者クラブからは排除されています。原発関連企業からの広告の出稿などもないので、比較的自由に「モノが言えます」のではないでしょうか。
今日は週刊現代5月21日号が、コンビニに並んでいましたので、購入いたしました。今回も「原発災害」特集です。見出しだけ並べても仰々しい
【総力特集】〈この国は電力会社に丸ごと買収されていた〉 原発マネーに群がった政治家・学者・マスコミ (P32)
・電力会社からの「口止め料3億円」を断った科学者がいた (P50)
・田原総一朗×金子勝 これは国家ぐるみの八百長ではないのか「東電と原発のタブー、率直に語ろう」 (P54)
・ノーベル化学賞・根岸英一教授「東大の先生は買収されている」
東京の不動産「大暴落」全詳細情報 (P60)
〈母乳からも放射性物質〉「放射能と妊婦・乳児・幼児」その危険性について (P46)
〈「20ミリシーベルト」に根拠なんかない〉内閣参与はなぜ辞表を叩きつけたのか いい加減な、あまりにいい加減なこの国の安全基準 (43)
〈スクープ〉政府が魚の放射能汚染調査を妨害 福島の海を「第2の水俣」にするのか (P178)
ああ、復興構想会議 現地は呆れている (P160)
危険な原発 内部告発の記録 (P148)
真偽はあるでしょう。多くの市民が知りたい情報なので関心が高いことは事実です。「煽り雑誌」であると週刊現代は批判もされています。
一利はあることは間違いないです。
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