今週の野良犬メディアは原発災害と内閣批判
今週の{野良犬メディア」である週刊現代6月11日号も、原発災害特集と、内閣批判の記事でありました。大手マスコミの「談合記者クラブ」から排除されているので、政府批判的になるのはやむをえない。
原発災害を踏まえた日本国民が「棄民」になっている状態の怒りのレポート。あいかわらず真偽はともかく面白い。なにやら今週は政治業界も「きな臭い」。
野党の自民党が「菅内閣不信任案」を明日にでも提出するとか。それに与党民主党から造反者が出るとか出ないとか。きな臭い。小沢グループは不信任案が出る前に菅首相は辞めろべきと言っております。菅支持者はそれなら解散・総選挙だ。と言っていて攻防が激しい。さてどうなることか。
罹災者や復興事業などそっちのけで場外乱闘をしています。どうなることなのでしょうか?
【ぶち抜き大特集】〈政府は本当のことは教えない。国民がパニックになるから、だって〉捨てられた日本国民 (P32)
この{野良犬メディア」の存在価値と言っても言い。テレビや新聞がなかなか「真実」を伝えないので、こちらの記事のほうが真実に「近い」のではないかと思いますね。なかなか記事のトーンも絶好調です。
「ぶちぬき 大特集 政府は本当のことは教えない国民がパニックになるから、だって」
国民は「あらゆる方法」で情報を入手するので、心配ありません。
「政府は知っている。「3月15日にと東京でチェルノブイリの時の何百倍もの放射性物質が検出されたこと」「年間20ミリシーベルトではなく、10ミリシーベルトでガンが増加すること」「子供には内部被爆の数万倍の影響があること」「実際にはプルトニウムやストロンチウムが放出されていること」
実は福島の子供は今すぐ疎開すべきなのだ。しかし政府は今が安全だと思わせられればそれでいい。将来のことは知った事ではない。
枝野官房長官はオフレコでこう話す。「斑目さんはいい人。吉田所長(福島第1原発)は勲一等か国民栄誉賞もの。子供に対しては少しぐらい被害が出ると思っていたけれど、出てないんだ。」
まさにこの程度の認識。まさに国民を下に見た「棄民国家だ」(P35)
錯乱する総理大臣 病院で一度見てもらいましょう (P37)
菅総理よりSMAPを優先した温家宝 完全に「上から目線」 ああ中国にここまでなめられるのか (P40)
「この政府は当てになりません」 (P44)
「プルトニウムは飲んでも大丈夫」原子力村の東大教授へ (P47)
「私が見た原発城下町の悲劇」映画監督・鎌仲ひとみ (P49)
鎌中ひとみ監督と言えば、以前「六ヶ所村ラブソティ」というドキュメンタリー映画を見ました。
フクシマの人たちよ、この症状が出たら要注意 (P51)
あらかじめ見捨てられていた「東北の被災地」 (P170)
「原発ズブズブ」「東電ズブズブ」の霞が関だもの〈なぜ東電を解体しないのか〉 (P54)
悪いのは東電ですか、政府ですか、それとも国民ですか〈東電少年の「投書」で大激論(P179)
元日本原子力学会会長の田中俊一氏は、自らが飯館村に出向き、作業着を着て、除洗作業をされています。(グラビア記事)。今前の言動を自己批判し、行動する姿に学者の良心を感じました。
テレビで奇麗事を言っている連中は見習うべきでしょう・
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