防災世帯調査を実施中
このたび二葉町自主防災会では、町内全所帯を対象とした「防災世帯調査」を実施しています。町内を16の班に分け、1つの班あたり20数世帯の調査を実施します。町内会費を支払わない町内会へ入会していない住民も対象です。
画像の調査票は、どこかのまちで実施した「雛形」を防災寺小屋塾頭の西田政雄さんに提供いただきました。それゆえ「がけ崩れ危険箇所の有無」など、低地の平野部の二葉町とは実態の異なる項目も多少あります。
記入項目には「所帯主」「同居家族の生年月日。血液型・昼間の居場所」「緊急連絡先」「住居の形態」「介護年艇の有無」「障害の有無」「支援を受ける場合に伝えたいこと」など、究極の個人情報も多数含まれています。
自主防災会には強制力はありません。回答するかしないかは住民次第です。しかし驚くのは住民皆が協力的であり、熱心であることです。
持ち家であろうが、借家であろうが、高知市の下知地域の二葉町に住んでいる以上は,南海地震が襲来すれば、地盤沈下し、自分達は海底に沈むだろうと言われているので、皆危機感はあります。
ですので皆がちゃんと防災所帯調査票を持参してくれています。どうなることか、回収が大変で苦労するなと思いましたがそうではありません。
それだけ皆危機感があるのですよ。この連休期間中には、割り当て世帯の大半は集まるここと思います。
昭和の南海地震(1946年)でも、現在の高知市二葉町地域全域も地盤沈下し、水没いたしましたから。
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