会議と見直し作業でお終いなのか
東南海・東海・南海地震が連動して起き場合の「被害想定」や「防災計画」の見直しを、県庁や市町村は熱心に「やっている」ことをテレビが報道していました。
それはそれで、とても大事な作業でありましょうが、海抜0メートルの高知市二葉町に居住するわたしたちにとっては、「遠い国」のお話のように思います。
テレビ局を県庁の防災部局は呼びつけて「わしらあも県民のことを考えて一生懸命やっているんです」というPR活動をしているすぎないのではないかと邪推してしまいますね。伝わってきませんから。
公費(税金)で罹災地の様子を見学に自治体の職員はかなりの数行っているはずです。あの罹災地を見れば、「今何をするべきk」「なにをしbなければならないか」と、「スイッチ」がはいるのであるとわたしは思っていました。
しかしその"兆候”はなく、あいかわらずの日常が続いています。役所の人たちは、罹災地の視察も仕事。その報告書や報告会へ出るのも仕事。そして「防災計画」の見直し作業は簡単ではないから2年ぐらいかかることでしょう。その作業は「役所なりの手続きやルールに基づかないといけない」ので、大変な作業。「わき目をふらずに」しないといけないから、ますますわたしたちの「罹災予定地」の声は入らない。
そのうち防災担当者も、3年ぐらい経過すれば人事異動でいなくなります。
それを「お役所仕事」と言います。別に批判するつもりはありませんが、わたしらの生活者とは違います。役所の人たちとリズムを合わせることはとても難しいことです。
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