アメリカの身勝手さには呆れますね
今年に入ってから中東地域や北アフリカ地域のアラブ社会で、民主革命の嵐が吹き荒れました。エジプトやチェニジアでは市民の街頭行動から長期独裁政権が倒れました。
一方でリビアやイエメン、イランでは内戦や厳しい市民運動への弾圧もされています。欧米諸国は早速、リビアとイランの非難決議をしていました。
しかし一方でサウジアラビアやカタール、クエート、UAEなどは、まったく市民の政治的な自由のない王族独裁国家。こちらは「親米国家」ということもあり、アメリカは一切の体制批判はしない。カタールでしたか、アメリカ第5艦隊の海軍基地までありますから。
強権国家のイスラエルへの肩入れをしているアメリカ。パレスティナへの冷遇処置はアラブ諸国やイスラム社会では反米感情が蓄電されているようです。
「ダブルスタンダード」というのがアメリカの政策。イラクでもアフガニスタンでもアメリカの占領政策はうまくはいかないと思います。
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