今週の野良犬メディアは今ひとつだ
今週の野良犬メディアは今ひとつだ
週刊現代6月18日号。さすがに「原発災害」関係の特ダネ記事もねた切れ気味ですね。
政局がらみの話も通俗的でした。噂話の領域を出ないものです。
もう1つの週刊ポストも今1つだったので、購入はしませんでした。現代は父の愛読者であり、クイズの応募者でもあるからです。ついでにわたしも読んでいます。
週刊現代によれば韓国は「日本の電力料金の3分の1.法人税は5年間無税」という破格の条件で日本企業の誘致移転をもくろんでいます。政府と行政の混乱と体たらくは、安易な増税と電力料金の引き上げに行きそうですが、有力性同業の多くが韓国へ移転するという事態も考えられるですので。そこまで政府は考える余裕があるのか。目先の権力闘争に熱中し、国益をないがしろにしているようです。
緊急大特集】〈ニッポンよ、どこへ行く 菅総理7月末「退陣」が決定〉次の総理は前原か枝野か 〈「大連立」「民主分裂」「9月解散総選挙」〉永田町 これからこう動く 〈愚か者たちの「茶番劇」全舞台裏〉小沢も鳩山も谷垣も消えてくれ! (P32)
これなども真偽がわからない噂話のオンパレード。読む分には面白いが、実際どうなるのか誰もわからない。とにかく今の日本は大変な危機なので「ぶれない」リーダーに登場いただきたいのです。
官房長官の枝野氏と元外務大臣の前原氏なのか。あと財務大臣の野田氏もいるようですが。なんか「軽い」リーダーばかりですね。日和見の原口氏は、今回も致命的な日和見をして脱落したとか。まあそれはしかあtがありません。
〈史上空前の大アンケート 原発やめますか、続けますか〉一流企業トップ100人、有識者50人に聞く 三菱重工 東芝 朝日新聞 三井物産 三菱商事 三井住友ほか/有馬朗人 加藤典洋 柳澤桂子 橋本治 田中秀征 佐藤優ほか (P40)
産業界の意見は「原発維持」。有識者は「原発廃止」です。韓国が「電気料金を3分の1.法人税5年間無税」で日本の大企業誘致に動いているとか。どうでしょうかね?竹島を返してからの誘致にしてほしいです。
「私が命じられた北海道・泊原発の検査記録改ざん」 (P52)
元原発検査員が実名で告発しています。「厳密に検査しなければいけない。そうすればコストがかかるので手抜きをせよと原子力安全保安院に言われた。改ざんを拒否したら追放されました。」と証言しています。さもありなんという内容でした。
「トモダチ作戦」レスキュー隊長が明かしたニッポン (P56)
日本政府の体たらく、狼狽ぶりを現場で感じる米軍。日本は「中程度の国」になるだろう。中国の脅威に対抗できない。とか言いたい放題の米軍。本音が出て面白い。
首相官邸の「安全報告書」はデタラメだった (P60)
山下俊一教授が「避難したほうがいい」と言い出した (P62)
代表的な「原発御用学者」も今回の事態の展開に動揺しているということか。実に無責任な人たちであると思う。いくら学歴のある大秀才であっても国難に役立たずな連中は、消えてなくなるべきでしょう。」
〈悲しいとき辛いとき、本物の大人ならどう振る舞うのか〉伊集院静×黒鉄ヒロシ 大人の流儀を語ろう
〈人生のベテランたちよ、右往左往するな〉いま、「男の覚悟」が問われている ( P174)
【LOOK!】自民・石破茂が「次期総理」/岡田克也幹事長の「不徳」/菅伸子の「被災地」初訪問/慶応・伊藤、日体大・辻の「セールスポイント」/女性とトイレに「篭城」した後藤田正純/「脇汗ダラダラ」有働由美子アナ/フジテレビ 報道番組を「突如中断」/海老蔵暴行事件の現場/「逃亡」で処分された共同通信福島支局長の不運
〈スーちゃんが逝って四十九日〉キャンディーズと僕たちの青春 (P170)
キャンデーズはファンではありませんでしたが、全盛期に同時期東京で学生時代と社会人スタート時代でした。毎日当たり前の現象として体感していました。
当時アパートを借りていた世田谷区の経堂の農大通り商店街に、等身大のキャンデーズの写真が貼り付けてあったことを覚えています。人気が最高潮の時に「わたしたち普通の女の子になります!」とか言って後楽園球場で解散コンサートしたと言うのを。ファンでなくても覚えていますから、社会現象でした。
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