あまりに危機意識の希薄な高知県庁と高知市当局
(なんのために設置しているのかスチロール像)
南海地震が今度襲来すれば、高知市は深刻な甚大な被害があると言われています。特に深刻なのは高知市の市街地の地盤が沈下し、水没するということです。
私が居住している高知市二葉町付近の地域は深刻。最大2メートルは地盤沈下するそうです。この地域の海抜は一メートル以下です。完全に海面下になるのです。
うちの地域は2メートル。高知市の中心街でも1メートルの地盤沈下はあると言われています。甚大な被害を受けることはわかっているのに、そこへ新しい県・市の合築図書館や、新歴史館を建設するとか。呆れました。
あまりに危機意識が希薄です。優先する事項はあるだろうに。「安全はすべてに優先する」ということがわからないのでしょうか。おかしなことです。
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コメント
全体の流れとしては、国などの補助金の締め切り時期などがあり、「予算ありき」の形になりますね。
それに吉沢文治郎さんなどの良識的な意見は反映されませんでしたし。市民の意見を聞いた振りして、聞かないという現実がありますから。
地震による浸水予定地に居住する市民とすれば、急いですべき事業ではありません。熟成度の低い議論はしないでいただきたい。
投稿: けんちゃん | 2011.07.26 08:48
図書館の件は、議論の詰めが甘すぎるといわざるを得ません。
半世紀、一世紀先を見据えた構想でなければ、あとで後悔することは目に見えています。
おそらくこれから、書籍・雑誌も電子化の時代に本格的に突入するでしょう。
図書館の役割も変わってくることは確実です。
でも、それはどうなるか現時点では予想がつきません。
新図書館は、明らかに時期尚早です。もう少し様子見すべきであると思いますね。
投稿: やっしー | 2011.07.26 07:50