法外な費用がかかっていた日本の原子力発電
ブログで交流のあるしばやんさんに教えていただいた資料の転載です。これを見ますと日本の原子力発電所建設費用・維持費用は、諸外国に比較し「べらぼうに」高いのです。
原発大国であるアメリカの8倍。フランスの6.5倍も日本は原子力発電の開発費用はかかっているのです。
この資料が事実であれば、今まで「原子力発電は安全で、安定した電力資源で、しかも建設費用が安い」と言われてきたことはいったいなんだったんでしょうか?
まず「安全」ではないことが、福島第1原子力発電所の事故で明白になりました。関係者の懸命な努力に関わらず終息しませんし、首都圏の人たちに放射能の恐怖をつきつけています。事故の処理費用、補償費用は算定不能な巨額な費用になり、この原子力発電にかかる費用に上澄みされることになります。
そうなりますと、「経済性」の面でも原子力発電は優位性がないということにもなります。それに同じ原子力発電でありながら、米国やフランスに比べどうしてこれほど日本の原子力発電はコストがかるのかわかりません。そのデータはフクシマ以前ですので、さらにコスト高になりますね。
国際競争をしている日本企業が、高い電気料金によくぞ我慢していると思いますよ。事故がおきない時点でも韓国の倍の電気料金であると言われています。
国民各位はよく事実をj検証し、冷静な判断をしないといけないと思います。
フクシマの被害は未だに収まりません。補償金額も処理費用も不明です。今回の事故は日本経済のブラックホールです。
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