短期政権と長期政権の長短とは
最近の日本は1年ごとに国のリーダーが変わるという状態。「リーダー不在で恥ずかしい」とかいう論調もたまにありますね。でも民主主義国ですから仕方がありません。それが「国民の選択の結果」なんですから。
では「リーダーシップが確立している国」の国民は幸福なのかと考えました。必ずしもそうではないでしょう。隣国の北朝鮮や中国を観察するかぎり、国民の幸福度は高いとは言えませんね。
強権的で政治的な自由のない国では、国民の福祉厚生の分野に投資が進まず、国の威信を示す軍事力の拡大に投資が進み、経済構造がゆがんでしまいます。最近の中国の挑発的な軍事行動は国内の矛盾を国外に敵をこしらえることで、そらそうという意図が露骨です。
独裁的な国家よりも、日本の短期政権のほうが遥かにましですね。でも危機的な状態には弱いですので、その場合の見特別にきちんと対応できる政権の確立は必要です。
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