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2011.07.19

それでも日本は原発推進国なのです

Fukusimagenoatuhigai

(どうなる福島第1原子力発電所。事態は未だに終結しません。)

 2011年3月11日の東日本大震災。大津波が岩手。宮城、福島の海岸の集落を襲い、甚大な被害を与えました。更に福島第1原子力発電所も甚大な被害を受け、外部電源喪失という「ありえない」事態が発生。未だに原子力発電所は事態の沈静化に向かっているとはいえません。

 菅首相は、福島の大事故の後に、佐賀県の玄海原発の再稼動を提唱し、経済大臣まで向かわした。再稼動の合意直前に、原子力発電の「ストレス・テスト」を導入すると発言、現場は多少混乱しました。

 しかしいくら混乱しても「ストレス・テスト」に合格すれば、晴れて原子力発電所はめでたく再稼動するのですから。原発を再稼動するために多少ハードルを高くしただけですね。

 これで国民の原子力発電への不信はぬぐえませんが、「現実」は原子力発電推進一辺倒なのが日本です。玄海町長も、佐賀県知事もすべて原発推進派の人たち。選挙で民主的に選ばれているので、それがぞの地域の「民意」でもあります。

 ドイツやイタリヤのように「脱原発国」に日本がなるためには、地方自治体の首長、県知事、国会議員の大半が「脱原発」候補者になり、当選しない限り無理です。

 ですので日本は原子力発電推進国であります。

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