風評被害を助長させるな!
(強風で”沈”をしてもすぐに起こして帆走練習をしていました。)
全く残念なことに、今年の第9回全国中学校ヨット選手権大会は千葉県稲毛市で開催されます。7月29日から31日までの予定です。夜須中学校長の「判断」で夜須中学ヨット部は参加できませんでした。
「大会は千葉市や市教委などの公的機関が主催、共催になっていない。被災状況や放射線、余震の心配のある中、管理体制に不安を感じる」と問題点を指摘され「こどもを行かす事は出来ない」と出場見送り方針を保護者側に伝えたそうです。保護者も了承されたとか。
教育的な配慮は感じますが、「社会的な配慮」が欠けていると私は思いました。
千葉県には500万人ガ生活しています。大会開催に何の問題がないなかで、高知の夜須中学だけが辞退しなければならない理由としては極めて薄弱ではないか。
「風評被害」をほかならぬ教育関係者が助長させてはならない。この校長は「社会的配慮」に欠ける対応をしたとしか思えませんね。とても残念です。
でも救いは夜須中学ヨット部の生徒たちと保護者たちです。ヨット部員5人が自費で、大会に個人参加するそうです。当然遠征費用は自己負担。遠征費用が学校から出れば、飛行機で往復し、自分たちのヨットも虎xるくで運搬できますが、それはできません。
1人5万円の自己負担と、ヨットは現地でのレンタルに。それでも全国の仲間たちに会いたい一心で参加する心意気に感動します。保護者も偉いです。
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