日本を創った12人を読んで
「日本を創った12人」(堺屋太一・著9を図書館で借りて読みました。父に付き添い、父が病院のベットで点滴を受けている間に少しづつ読みました。面白い本でした。作者の独断も大いにあるので良かったです。
1番印象に残った人物は聖徳太子でした。その時代は日本は日本古来の神道と大陸伝来の仏教との対立が先鋭化し、神道を支持する物部氏と仏教を支持する蘇我氏との豪族同士の武力衝突の事態にまでなりました。
聖徳太子は曽我氏を支持し、物部氏を滅ぼしました。とはいえ聖徳太子は天皇家に連なる家柄。神道は天皇家が取り仕切ってきたもの。神道もないがしろにせず、権威を復活させ、仏教も取り入れるとおう態度を聖徳太子はとりました。両者の「ええとこどり」をしました。
以後に日本人の宗教観は、キリスト教の教会で結婚式を挙げ、葬式は仏式で行い、初詣は神社へ繰り出すという態度。宗教は社会的なしばりや対立にはなりません。その「あいまいさ」「矛盾」をつらぬいたのが聖徳太子であるそうです。なるほど凄い人物ですね。
後はマッカーサー元帥でしょうか。この人のキャラクターで戦後の日本社会が決められたともいえますね。政治能力も凄い人でした。
堺屋太一氏の選定基準が面白いと思いました。
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