夏枯れの野良犬メディア
父が定期購入している週刊現代。8月13日号を朝の散歩でコンビニで購入しました。やはり暑さのせいで、今週号が内容が薄いようですね。[夏枯れ]なんでしょう。来週はたぶん合併号ですからね。
今日の報道では福島第1原子力発電所から大変な量の放射能が放出されたとのことです。食品なども福島県産に留まらず、近隣県の農産物や畜産物も出荷停止状態に。更に風評被害まで出ています。未だに終息の兆しもありません。
じわじわと日本全国が放射能の脅威に晒されています。一向に解決しないことに対する苛立ちもあります。
全日本人必読】〈新聞・テレビが報じない〉中国「恐怖の新幹線」その裏側で (P32)
独自の取材レポート。実際に記者は中国の新幹線に乗ってみたらしい。普通車両は満席状態。乗客に聞きますと事故のことは全然気にしていないらしい。あれはたまたま運が悪かっただけという感覚。
日本人は政府や当局を信用しすぎているが、中国人ははなから信用していないのではらもたたないということらしい。国民気質の違いだろうか。
また共産党内部の権力闘争が絡んでおり、「異例」の中国メディアの事故報道になったとか。
昔下の子供が中国旅行をしていたときに「勇気優先」という言葉を聞いたそうです。「赤信号でも中国人は止まらない。勇気があれば渡れる。」という国民気質。事故に遭った人たちは「運が悪かっただけ」と言い切るたくましさ。民族性の違いでしょう。
〈全線に乗ったジャーナリストが詳細報告〉「日本をなめてる」中国新幹線 (P38)
こちらの記事は中国の高級新幹線に乗った体験談。客室乗務員の容姿もよくサービスも良かったが、揺れるし騒音が酷い。3人しか乗っていなかったとか。
日本の新幹線は270キロで営業運転ですが、中国はその車両を日本から輸入して33キロで走行させているようです。日本側は270キロ以上で走行し事故がおきても日本側は一切関知しないという確約書をとったといいます。
中国側は330キロの運転をして、それを特許をとろうと画策していたといいまうからものすごい話です。
「8月に巨大余震が来る」で逃げ始めた人たち (P42)
体調不良が起こる女性が、3月11日の地震も予言していたとか。この種の話しはよくあります。
総理官邸 その中心に伸子夫人 (P46)
伸子夫人がまるで女帝のように描かれている。どうでも良い記事。
「軽い」なでしこたちに「重すぎる」国民栄誉賞 (P50)
これは、見出しの通り。「適齢期」のお嬢さんたちですよ。マスコミが話題が取れるとばかりに、なでしこの選手たちのプライバシーを暴き立てています。うちにも年頃の子供がいますが、とんでもないことです。
いい加減にしてほしい。ロンドン五輪予選はマークされるのできつい。これ五輪出場を逃せばブームは去る。監督は背水の陣をひいたようです。
あの日本原子力学会 秋の懇親会は「福岡グルメツアー」 (P52)
福島原子力発電所が大変なことになっているのに、のんびりと福岡での慰安旅行とか。原子力の専門家(?)の人たちの集まりらしいが、いかがなものかと。
野良犬メディアらしい視点であります。こういう他人事の人たちが、「国策」で日本の原子力発電を稼動させてきたのです。だから危機的な状況になっても無能なのです。放射能の脅威に怯える国民の姿とは対照的ですね。呆れました。
「太平洋産鮮魚」って、いったいどこで取れたのか (P54)
無農薬、無添加が好まれた時代から、無放射能という指標が加わりました、大変な時代の象徴です。
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