経済も社会も敗戦してはならない
福島第1原子力委発電所の事故は未だに解決できません。放射能は未だに拡散し、被害は拡大しています。日本は全世界を相手に、戦争をし、そして破れました。国土の都市部は焦土となりました。しかし山河はありました。「国敗れて 山河あり」ということは事実でした。
自然豊かな山野と、近海の漁業資源が敗戦後の日本の窮状を救いました。もちろん米国他の支援もありんましたが。。。
今はどうでしょう。「国敗れて 放射能あり」の状態ではないでしょうか?これでは国土は再建できません。
一部の産業界やその配下の政治家や利権関係者が、「原発を早く稼動させないと、産業界はなりたたない。主要産業はすべて海外へ移転するぞ!」との大合唱が起きています。でもそれは本当なのか?
原子力発電所を稼動させなくて電気料金があがって空洞化になる・というよりは、「円高」のほうがはるかに影響力があるでしょうに。おかしいことを言わないでほしい。
放射能汚染をそのままにしての日本の再建はありません。そのあたりの整理がつかない人たちが多いことに危惧します。それではないからです。
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