夏の"政変”は起きるのか?
今までも夏の暑い時期に「政変」は起きました。参議院選挙は7月の暑い時期にあるし、そこでよく与野党逆転も起きました。2009年の総選挙は真夏に行われ、総選挙で久しぶりに政権交代が実現しました。
政権交代した民主党も2年目を過ぎ、少しどころか、大いに「だれて」きているように思えます。2009年の総選挙に掲げた「マニフェスト」も大幅に修正したり、撤回したりしているようですから。「変節」もしております。それはある意味仕方のない部分もありますね。
野党時代はわからない情報に、与党になって初めて接触することもありますから。
「やめろ」「やめろ」の大合唱が国会では続いていますが、しぶとく菅首相はやめません。また自分からやめなければ政権は続いていくからです。少なくても党総裁の任期は来年9月までアリ、衆議院の任期はあと2年もあるのです。
さてどうなることか。案外こればかりは政治のプロ筋もわからないと思いますね。
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コメント
nogaさんコメントありがとうございました。ブログも読ませていただきました。
>官僚や会社人間は序列を作って相互に利益を>守りあいます。だが、消費者としては序列作>りが出来ないので自己利益を守ることが難し>いのでしょう。日本人は、世界観 (非現実) >というものを持っていないので、理想の国を>作る考えもなく、その国を守る考えもないよ>うです。
この意見には賛同します。
全く権力基盤とは無縁な地域の自主防災会活動をしていてつくづくそう思います。その矛盾とやるせなさを行動の中で解決することができれば、日本もなんとかなるのではないかと楽天的に考えています。
政治のリーダーを選んだのは国民です。リーダーが駄目なら、また違ったリーダーが出てきます。それに期待しています。
投稿: けんちゃん | 2011.08.14 07:09
どうしてこれほど次元の低い、中身のない権力争いになってしまったのか。
たとえば、菅さんに代わって新しい方が総理大臣になったら、どういうことを国民にアッピールするのか。日本の政府は何をするのか。
大連立は手段であって、その目的はまた別であります。その話なしでは、国民は政治にはあまり興味はありません。
問題を解決する能力はない。だが、事態を台無しにする力だけは持っている。
これを実力者の世界というか、親分の腹芸か、それとも政党の内紛のようなものか。
意思がなくて、恣意 (私意・我儘・身勝手) がある。
哲学 (あるべき世界の内容) がなくて、陰謀 (たくらみ) がある。
スッキリがなくて、モヤモヤがある。
白日の下ではなくて、朧月夜か。
かくして、日本人の世の中は難しくなっている。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812
投稿: noga | 2011.08.14 06:08