土佐勤皇党は評価されるべき存在なのか
今年は「土佐勤皇党 150周年」の記念すべき年であると言われています。そのせいか土佐勤皇党の党首の武市半平太と、脱藩して討幕運動を続けた元メンバーの坂本龍馬と中岡慎太郎が並んで「3志士像」として、JR高知駅前にそびえています。
歴史的に見て土佐勤皇党は、後世の私たちが「誉めそやし」「顕彰し」「功績を青少年が学ぶべき」存在であったのでしょうか?学校の授業でその功績を子供たちに教える存在であったんでしょうか?
逢えて嫌われることを承知で暴論を言います。土佐勤皇党はタリバンと同じではないのか。外国からの侵略に対して敢然と立ち向かう.死を恐れない。国や地域のためにわが身を捨てる。
外国との交流は堕落であり、とくに欧米文化との交流はいけないこと。古来の文化に執着すること。なんか共通点は多いようです。
何かと土佐勤皇党と対立していた土佐藩参与の吉田東洋のほうが開明的ではなかったのでしょうか。東洋は勤皇党のテロにより殺害されました。しかしその弟子である板垣退助や後藤正二郎、岩崎弥太郎らは幕末・維新の激動期に活躍しましたから。
そう考えると評価するのはどうなのかなと思いますね。
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