高知駅前の「資料館」を見学
今日は午後1時から高知市の小津高校で南海地震に関する講演会があります。日頃何かとお世話になっている地元の市会議員からのお手紙でのご案内もありましたので、行くことにしました。
その前に「話題の」高知駅前の施設へも見学に行きました。大枚500円を支払い見学に行きました。
昨年の大河ドラマ「龍馬伝」。福山雅春主演の坂本龍馬ゆえにそれなりの人気はありましたね。そのお下がりの「坂本龍馬生家セット」を7500万円で高知県は購入したらしい。それほどの「価値が」あるのでしょうか?
ラスト2週前の夏休みということで結構な人出ではありましたね。ステージではよさこい踊りをしていたようでした。
坂本龍馬・中岡慎太郎・武市半平太のスチロール製の「3志士像」は何度見ても奇妙です。
内部の様子です。たいした展示はありません。説明書きも簡便。立ち止まって見る人もいますが、一般的な解説でしかありませんね。
NHKから7500万円も出して買い取ったという「龍馬伝・撮影用セットの家」は、「龍馬伝・幕末志士社中」というそうです。
本当は2階の天井裏の龍馬の部屋のセットも置かれてありました。
しょせんは撮影用のセット。瓦などはプラスチックに美術をしてあります。撮影で「本物」に見せかける技術や美術センスは感じます。しかし歴史的な資源ではないし、全く価値はありませんね。
今年は昨年の「龍馬伝」の余韻でなんとかつなげますが、来年以降はどのような説明をするのでしょう。来年の大河ドラマは「平清盛」であり、再来年は「新島穣の奥さん」が決まっています。
全然歴史的な価値もなく、単なるかつての大河ドラマの撮影セットを500円も出して
てまで見学に来る人が来年以降はいるとは到底思えません。歴史を冒涜した建物であるからです。
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