アクセス・ディンギーの大会のサポートしました
今回の行事名は「第2回ACCESS DINGHY ハンドINハンド高知大会」と言います。高知県香南市夜須町のYASU海の駅クラブ・ビーチと沖合いの海面で開催されました。障害者・健常者・小学生から高齢者まで40人が参加しました。
13人の障害を持たれた皆さんもそれぞれ。知的障害、統合失調症、脳性まひ、発達障害、左半身麻痺、高次脳機能障害、精神障害の皆さん方がヨットレースに参加されました。
アクセス・ディンギーというヨットですが、オーストラリアで開発され、全くヨットの操船経験がなくても、障害をお持ちでも、座った状態で、片手でヨットがコントロール出来まして、安全に操船ができます。優れものです。ユニバーサル・デザインのヨットです。
それは重たいセンターボードがノウハウです。私などが乗っているディンギー(シーホッパー2ですが。センターボードは丈夫に出来ていますが、10㎏もありません。片手で持ち上げられます。(沈した場合はセンターボートの上に乗ってヨットを起こすからです。
アクセス・ディンギーの場合は、1人乗りでセンターボード20kg、2人乗りタイプでは30㎏もあります。
だから沈しないのです。普通のディンギーはバランスを自分の身体でしないといけません。バランスが悪くなるとすぐに沈(転覆)します。アクセス・ディンギーは沈をしないので誰でも安全に安心してセーリングが楽しめるのです。
今朝は7時に出発。8時前には夜須へ着いていました。
サポート・メンバーにてアクセス・ディンギーのぎ装をしています。普通のヨットより遥かに簡単です。
開会式です。40人が参加しました。岡山からの参加者もありました。
開会式が終わりますと、参加者はライフジャケットを着用します。サポート・メンバーも手伝います。
なにが大変かと言いますと、桟橋スタートではなく、ビーチスタートなのでアクセス・ディンギーの出艇と着艇が大変なんです。特に障害をもたれている人の場合は、ご本人をヨットに乗せ、大勢で担ぎ、海へ出ます。海ではセンターボートが重い(20㎏~30kg)ですのでその出入りも大変なんです。
海ではレースが行なわれました。今日は私がセーリングした23日http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-d757.htmlとは異なり、風が弱く参加者は苦労していました。
昼食は夜須と香我美町の人たちがこしらええていただきました。焼きそば、おむすび、トン汁などを食べました。
午後からもレースがありヨットを陸揚げし、水洗して片付けました。
そして表彰式が行なわれました。参加者には地元の産物を中心とした景品が供与されました。
日本でアクセス・ディンギーの普及活動をされている西さんが挨拶されました。
また偶然ですが、高知県知事の尾崎正直さんがカヌーへ乗っていました。記念撮影とか。YASU海の駅クラブ会員でもあります。
10月2日から山口県で開催される国体へ参加される選手のヨットの点検と積み込みが行なわれていました。
今日はヨットの出入りのサポートでしたので、1日海のなかにいました。結構ハードでした。ええ運動しました。
本当に海はバリヤフリーです。
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