経営コンサルタントの藤村正宏氏。メールマガジンの「儲けを生み出す「発想」の仕組み」にフェすブックのビジネスでの活用という文章がありました。引用自由ということなので囲繞してみます。
実は、8月のお盆に同窓会で北海道に行っていたんですけど、
ボクのお客さまのホテル『鶴雅』に泊まったんですね。
その時、鶴雅グループの大西社長から
「社内でフェイスブックのセミナーをやってほしい」
そう言われたので、8月の終わりに、
阿寒湖と支笏湖で2回セミナーしたんです。
企業としての活用方法、そのコツなんかをお話してきました。
「フェイスブック」って活用していますか?
ボクは1年くらい前から、登録して、なんとなくやっていたのですが
ここにきて、
「これって、すごいビジネスツールになるんじゃないかな」って思いだしていたんです。
その矢先、大西社長から、依頼されたのでちょっと2時間くらいのセミナーにまとめて
お話ししたんです。
そのときに、思ったんです。
もしかすると、今まで登場してきたさまざまなインターネットのメディアの中で
一番ビジネスに合うのではないだろうか。
そういうこと。
まだまだ日本での登録者数が少ないから
なんとも言えないというのが正直なところです。
フェイスブックは現在日本では約360万人くらいが登録されています。
これから登録する人が増えるでしょうから
その時には、とってもすごいツールになる。
そんな感じがします。
(もちろん「うまく使うと」という注釈つきですが)
どうしてそう思うかと言うと
1:実名登録 リアルとの垣根がほとんどない
2:商用利用できる
3:スマートフォンとの親和性がある
4:効果的な広告がカンタンにできる
5:イベント告知機能がある
6:クチコミしやすい機能が多い
7:「フェイスブックページ」は検索エンジンにヒットする
8:画像・動画の保存容量が無制限
まだまだあるけど、代表的なのはこんなところ。
1:実名登録 リアルとの垣根がない
これはとっても重要な概念ですよね。
だって、実名じゃなかったら、安心感がありませんから。
だから法律違反のコンテンツなんかはありません。
とってもクリーンな感じがビジネスに活用できる。
2:商用利用できる
商用利用してもまったく問題がない。
どんなに商売しても無料です。(基本的に)
3:スマートフォンとの親和性がある
スマートフォンで見ることを考えた作っているんじゃないの?
そんなことを思わせるほど、スマートフォンから見やすい。
さらに更新もスマートフォンでラクラク。
GPS機能を使ったサービスなど(スポット)もある。
スポット機能っていうのは、
今自分がいるところ、たとえば「大阪城〇〇居酒屋」という店に
フェイスブックで「チェックインしました」と投稿したら。
周辺にいる、友達登録している人に自動的にお知らせするんです。
そうすると、お友達からメッセージがきたりするわけです。
現在日本のスマートフォンユーザーは
17%くらいですが、
すぐに60%くらいにはなると予想されている。
そうなるとフェイスブックの登録者も増える。
フェイスブックは力を発揮します。
4:効果的な広告がカンタンにできる
これもすごい機能です。
インターネット上では一般的な
1クリックの単価で出せる広告なんですけど(PPC広告)
ターゲットのセグメントがカンタンにできるんです。
5:イベント告知機能がある
何かイベントをするときに、それを広く告知することができる。
たとえば「インターネットセミナーやります。あそびにきてね」というように
お誘いできるんです。
これは上手につかうと、強力な道具になります。
6:クチコミしやすい機能が多い
「いいね!」や「コメント」。
「グループページ」などの
クチコミしやすい機能がたくさんあります。
7:フェイスブックページは検索エンジンにヒットする
企業や個人事業主のフェイスブックページといわれている
フェイスブック上のホームページみたいなものがあるんですけど
これは、グーグルにヒットします。
SEO的にもフェイスブックページは効果があるんです。
アメリカなんかだと、検索エンジンである会社の名前を入れたら
本家本元のホームページよりも、
その会社のフェイスブックページが上位表示されることも珍しくない。
だから検索エンジンからの集客も可能性が高いんです。
8:画像・動画の保存容量が無制限
どんなにアップロードしても大丈夫。
これもビジネスに強い味方ですよね。
他にも詳細に説明していたらきりがないほど、
いろいろなサービスや機能があります。
その中でも今日は、
6の「クチコミしやすい機能が多い」のことを解説します。
「いいね!」という機能があります。
読んでいる人がそれをいいと思ったら
いいねボタンがあって、そこをクリックする。
そうすると、広がっていく。
あなたが書いた記事を、
誰か見ている人が「いいね!」ボタンを押したとします。
そうすると、その人のお友達にも
あなたの記事が広がる可能性があるということ。
その人の友達が800人いたとしたら、
あなたが発信した記事が800人に広がる可能性がある。
あなたが100人の友達がいて、
その100人がまた100人の友達がいて
されにその100人がまた100人に友達がいて・・・
ね、そういうふうに考えると、
「いいね!」がどれだけ大事かがわかります。
クチコミです。
だから、クチコミを起こしたかったら、
なるべく「いいね!」ボタンを押してもらえる記事を書くことです。
「いいね!」を押してもらえるには、
どういう文章を書くか?
どういうタイトルにするか?
どういう写真を使うか?
どういう動画を載せるか?
そういうことを考えるわけです。
たとえば、こういう文章だと
「いいね!」は決して押してもらえません。
「今、商談の帰り銀座を歩いていたら
ゲリラ豪雨に合ってしまいました。
ずぶ濡れになってしまった」
「いいね!」は押しませんよね。
でも、こういう文章だったらどうでしょう。
「今、商談の帰り銀座を歩いていたら
ゲリラ豪雨に合ってしまいました。
ずぶ濡れになってしまった。
でも、雨があがったあと、
ビルの上に虹がかかっていた。
とってもきれいでした。
ずぶ濡れになっても、こういうことがあると
うれしいです」
同じ文章を書くときでも、
「いいね!」を押してもらえるように工夫する。
前向きになること、明るいこと、うれしいことで締める。
そうしたら「いいね!」を押してもらいやすい。
ともかく「いいね!」を押してもらえる記事を書く訓練をしましょう。とのことでした。
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