「戦国を終らせた女たち」を読んで
「戦国を終らせた女たち」(童門冬二・著・NHK出版)を図書館で借りて読みました。7月にアナログTV放映が終りだらだら見なくなったことと。9月は悪天候で休日に海でセーリングできなくなったことが多く、「晴耕雨読」状態になり読書しました。
歴史関連本が頭に優しいのでこの本も読みました。今年のNHK大河ドラマ「江」もやっていることもあり、読みやすかったです。この本の主役は織田信長の妹お市の方とその娘の3人の姉妹です。
この本のキーワードは「あゆちの風」尾張地方に古来から伝わる平和の象徴を言うらしいです。「あゆちの風」は織田信長により提唱され、それぞれの武将やその妻である女たちにより継承されていったという物語。
信長にも、浅井長政にも、明智光秀にも、柴田勝家にも、秀吉にも徳川家康、秀忠にも「あゆちの風」を筆者は語らせている。3姉妹の茶々にも初にも江にも語らせ、それぞれが平和のために動いたと説明する。
読み物としては面白かったです。
| 固定リンク
コメント