今週の「野良犬メディア」
さて今週の週刊現代はどうなのか?早朝散歩くついいでにコンビニへ出向き11月19日号を購入しました。さて中身はどうなんでしょうか?
「経済破綻が来るぞ」と言う、大げさな「狼少年」記事がありますね。社会の関心ごとの話題を今週号の週刊現在は探ってはいません。知りたいのは原発関連の情報。福島第1原発はどうなっているのか。今後の日本の原子力政策は転換するのか、しないのか・そのあたりが知りたいのです。
ぶち抜き大特集】日本経済「非常事態」宣言 えらいこっちゃ! 逆襲する超円高〈トヨタ ホンダ ソニー パナソニック 新日鉄ほか一流企業が「どうにもならん!」〉「1ドル=70円」で真っ赤になる企業
円高の要因は、ギリシァの経済破綻にみられる欧州経済の没落にあります。いまやG8の一角であるイタリヤまでがIMF管理になるのかと言われています。アメリカ経済も最悪。どうしようもない。アメリカの雇用を守るために、日本の雇用を奪うためにTPPをアメリカは急いでいるようですね。
円高は国際的な要因。かといって1年後も円高になるのかは誰にもわからない。海外移転をしたあげく、タイ等は大洪水で工場や生産拠点は水没。復旧は半年後であるとか。こちらも難しい。簡単に生産拠点を円高ですから海外へと言うわけにはいかない。
〈「仁義なき戦い2011」実況中継 本誌が緊急アンケート その結果を発表!〉大阪まっ二つ!「橋下死ぬほど嫌い」「オヤジが暴力団?それがどうした橋下に一票」
こちらの大阪市長選挙も、「泥仕合」「誹謗中傷合戦」「場外乱闘」の様相。11月27日が投票日であるそうですが、なかなか大阪市は燃えている。
大阪市は政令都市であるし、大阪府と対等の力があります。府知事が辞職し、市長選挙に出るということも異例。昔高知市では高知市長が人気途中(就任1年目)で辞職し、知事選挙に打って出たことはありましたが。その逆のパターンです。
投票日までは、各週刊誌もせわしことでしょう。これもたいした記事ではありませんでした。
後の記事はたいしたことはあにでした。
高知県観光特使に就任した大橋巨和泉氏が「今週の遺言」(P92)高知について書いていました。
「半年ぶりに高知へ行って来た。前に書いたように、ボクは高知県の観光特使を依頼されていて、今回正式に就任式に出席したのである。尾崎正直知事はジャッカン44歳、行動力にすぐれ、県民の人気も高いようだ。次の選挙は初の無投票になりそうで、ご同慶の至りである。
やはり日本の政治、行政はどんどん若返らないと。そしてわれわれ老人は、都市の片隅にしがみつかず、高知のような環境の良い田舎に移住すべし。
高知はカツオをはじめ、サバ、アジ、手長エビ、アオサのりなどの海産物や、米、野菜、肉もうまくて安い。今回同行したボクのゴルフ・グループ「ファミリー会」のメンバーも仰天していた。皆が驚くと言うことは「知らされていない」ということだ。
高知人は人は良いが、宣伝が下手だと言ったら、知事が「人を押しのけても」というのは苦手という。押しのけなくても良いから、もっとPRする事を念を押しておいた。そしてキャッチ・フレーズは、「昔はローマの休日、いまやリョーマの休日」と創作した。前にも書いたが、若者が出て行ったら、高年者が住めば良い。」(週刊現代11月19日号 大橋巨和泉「今週の遺言」P92)
久保博道さん、大橋巨泉さんは、ちゃんとしかも細かく高知のよさをPRしてくれました。週刊現代は都市部のサラリーマンがよく読んでいる雑誌なので影響力が大きいと思います。
巨泉さんのような金持ちの高齢者をひきつけ、高知にいかにお金を気持ちよく落としていただくのか。それが高知県の最大の観光戦略です。8月に亡くなられたアメリカ事情に大変詳しかった安岡正博さんも同様のことを言われていました。
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