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2011.12.15

どうするプルトニウムの後始末

  事業仕分けとは別の「政策仕分け」なるもので、高速増殖炉もんじゅが槍玉に上がり、場合によっては研究をやめるという選択肢もあるとの見解が出されました。推進一方の日本の原子力政策の転換です。
 
 Ikata

 日本に多いとされる軽水炉型原子炉では、プルトニウムがでてくるようです。イランや北朝鮮がごく微量のプルトニウムを製造したといって「核開発だ」「大量破壊兵器の製造をしている」とか大騒ぎになっています。日本はかの国の何百倍のプルトニウムを保有しています。

 核燃料サイクル構想では、高速増殖炉でもう一度燃やして、核燃料を取り出し、サイクルさせて無駄西内。活気的な研究と言われてきました。しかし結局実用化されるめどもなく、1兆円を越える公金が消えました。

 高速増殖炉が駄目なので、プルトニウムをウランを中間処理施設で混合させMOXというらしいのですが、古い原子炉で燃やす「プルサーマル」発電が各地の原子炉で導入されました。しかしそれはより処理が難しい高レベル放射性廃棄物が大量に発生してしまいます。処理方法も確定していません。

 日本jはこうなると核兵器を製造せざるを得なくなりますね。この先どうなることでしょうか?

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