« 今週の「野良犬メディア」について | トップページ | 戦略的思考の大事さを思う »

2011.12.07

ボケ老人という言葉は手軽に使わないでほしい。

  頑迷で頑固な経営者や政治家を批判し、揶揄する表現で「この呆け老人が」という言葉を使用する人たちが未だにいます。嘆かわしいことです。

。ただおかしな意見をいう高齢の人たちの例えに「呆け老人」という表現はなるべく使わないでいただきたいのです。

 個人的な意見ですが、わたしには父(92歳)と母(86歳)が健在です。父は脳血管障害と慢性腎不全の影響で失語症になっています。母の場合は軽度の認知症になっています。どちらもなりたくて病気や認知症になったわけではありません。

 国民の意識や不安や生活感覚から著しく逸脱した財界人を批判するのであれば、他の「表現」でお願いします。彼らの場合は「非常識な財界人」とか、「生活感覚を逸脱した自分本位の金儲け主義者」という表現で批判すべきであると思います。

 自分たちだけは安全な場所にいて、身勝手な経済論理ばかり言っている経済評論家や報道関係者も同様に断罪されるべきです。わたしは「言葉狩り」をしているのではありません。身内に超高齢者がいるので、高齢者を冒涜する言葉は使用していただきたくないという気持ちで意見を述べさせていただきました。

|

« 今週の「野良犬メディア」について | トップページ | 戦略的思考の大事さを思う »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ボケ老人という言葉は手軽に使わないでほしい。:

« 今週の「野良犬メディア」について | トップページ | 戦略的思考の大事さを思う »