戦略的思考の大事さを思う
今日は太平洋戦争(という表現もアメリカご都合主義らしいが)というのか、大東亜戦争というのか、アメリカ相手の世界大戦を日本がはじめた日です。1941年12月8日。日本海軍は米海軍基地のハワイ真珠湾の米国太平洋艦隊と地上基地を奇襲攻撃しました。
まさに「窮鼠猫をかむ」状態にその前の日本は追い込まれ、見事に奇襲攻撃は成功したものの、国際世論からは、宣戦布告なしの奇襲攻撃の卑怯な国の烙印を押されました。
全く戦略性も賞賛もなしに当時の日本政府はアメリカとの無謀な戦争を始めてしまいました。結局アメリカとも戦争を始め、中国とも戦い続け、イギリス、オランダ、オーストラリア、そしてソ連とも戦争を始め日本は無残に敗れ、惨めな敗戦国になりました。
外交や軍事戦略は、国土を焦土や廃墟にならないためにあるものです。それが当時の日本には皆無でしたから。呆れますね。
4日から日露戦争当時の日本の政治家や軍人幹部の戦略性の凄さに比べ、なんとも情けない日本であったか。そのあたりの歴史の見直しと検証をしないといけないですね。
戦略性の欠如の結末が大変な被害を国民にもたらせました。
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