藁工美術館へ行きました
地球33番地のモニュメントのすぐ近くです。
12月23日は朝1番は仕事。それがすんでから歩いて一文橋北詰めにある藁工ミュージアムのオープンに行ってみました。というのも体調が今ひとつ。昨日は1日配送業務を臨時にやっていまして、オープン直前に藁工ミュージアムの地主である池田さんところで土嚢の袋をいただいていました。
今回の藁工ミュージアムを企画された竹村利通さんに昨日会いまして話しを聞きました。今日がオープンであると聞きましたので。調子が良ければ、アートより体育系の私ですので夜須へセーリングに行く予定でした。体調が85%でしたから。120%でないと冬のどん吹きの海面へ出てはいけないのですから。
午前11時からということですが、敷地からはみ出して人がいます。また石材屋をはさんで北側の道路沿いの空地を駐車場とし借り切っているようです。なかなかの規模です。
関係者。市民がかけつけています。
オープニング・セレモニーが開催されていました。今回の藁工ミューズアムを企画されたNPO法人ワークスみらい理事長の竹村利通氏が挨拶されました。
「障害をもたれている人でも、専門的に美術教育を受けていない人たちを中心とするアート・ギャラリーを開館することにしました。地主の池田さんの協力と、日本財団のご支援と、アート関係者の尽力で開館にごぎつけました。今後とも末永くお願いします。」
「藁工アートのことは聞いていましたが、来てみてあらためて素晴らしさに感銘いたしました。」
日本財団http://www.nippon-foundation.or.jp/org/press/11122001k.htmlの笹川陽平氏の挨拶もありました。
「障害者など美術教育を受けていない人が創作した美術作品「アール・ブリュット」を所蔵・展示するための美術館ですので、いろんな美術館開館にあたり当財団は今回、3,000万円の改修費用を支援しました。隣接する倉庫には障害者も就労する「多目的シアター蛸蔵(たこぐら)」もオープン。既存の写真館や美容室なども活用した「Art Zone 藁工倉庫」が形成され、障害者と健常者が触れ合える新たな芸術文化発信拠点が誕生します。
従来は老人ホームや障害者施設への支援をしてきました。しかしそれは街の郊外に立地し、市民との触れ合いがありませんでした。今回の藁工ミュージアムは障害者など美術教育を受けていない人が創作した美術作品「アール・ブリュット」を所蔵・展示するための美術館です。障害を持たれた方と市民がアートを通じ触れ合い、交流ができます。
またここは展示場だけでなく、食事のスペースや映画や演劇が楽しめる空間もあり、理想の空間です。ぜひ皆さんご支援をお願いします、」
続いてアウトサイダー美術に興味をもたれている女優の東ちづる氏が挨拶。
「わたしは名もなき美術作品に衝撃を受けました。ただ作品が1万円。額縁が5万円。その現実に衝撃を受け、わたしなりにアール・ブリュットを支援したい気持ちで駆けつけました。」
関係者で鏡割りが行なわれました。歩いて行っていましたので、升酒もいただきました。
恒例の餅まきもされました。たくさんまかれました。それほどひがちで取りませんでしたが。それでも14個拾いました。これで今日1日豊かな気分になれました。
アートギャラリーも見学しました。特色ある作品が展示されています。
問い合わせがあると家人に呼び出されました。近所なのでまたゆっくり鑑賞したいと思います。
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