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2011.12.04

アメリカのアジアへの思惑は

  最近のアメリカのアジアへの「でしゃばり」ようはなんだろうか?えらい太平洋区域への関心が高いらしい。アメリカの雇用を増やす為に日本市場をアメリカに都合の良いように解放させて日本の雇用を奪うだけのTPPの実態。どう考えても「不平等条約」のようにしか思えない。

 そうかと思えばオーストラリアと仲良くして、海兵隊基地を建設するとか。南シナ海への中国の膨張に対抗して、インドやベトナム、日本などと協議をするとかなかなかアジアでアメリカは忙しい。

 一方の欧州方面ではアメリカの存在があまり見えないのはどうしたことでしょうか?ギリシャに続いてスペインやぽポルトガル、先進国のイタリアまで経済がおかしくなっている。フランス国債も格下げ対象になり、磐石といわれたドイツの経済も怪しくなりつつあります。

 アメリカは欧州を見捨て「アジアへ乗り出そう」としているようにも見えますね。

 世界に2つの覇権国家はなりたたない。アメリカの狙いは最近台頭が著しい中国をつぶすことでしょう。市場をつぶすのではなく、軍拡を諦めさせる意味で軍事大国中国の抑止に全力をあげているようです。

 日本は当然アメリカの手先ですが、最近のアメリカはなんか頼りない印象。それが気になりますね。

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