素晴らしいアール・ブリュト藁工ミュージアム
今日は午後までは仕事。両親のお昼を段取りして一段落した後、散歩がてら藁工ミュージアムへ行きました。それこそ昨日は大変な人出。落ち着いて作品を鑑賞する時間もありませんでしたから。
藁工ミュージアムでは「ART BRUT JAPONAIS パリに渡ったニッポンのアール・ブリュト」展を開催していました。2月19日までの予定。鑑賞券は1人600円。それだけの価値はありましたね。
なんせ昨日は餅拾いや、振る舞い酒もあり、ゆっくりと作品を鑑賞する余裕がありませんでしたから。今日は一段落したこともあり、じっくりと堪能しました。
こちらの作品は、幼い頃少しだけ見た映画ポスターが何年も経過してから「再現」されています。まるでカメラで撮影し、自分の頭の仲で現像したような作品です。作者は施設に入居中とのことですが、原画を見ないで描いたというのですから凄すぎますね。
こちらの作品の作者は元土木作業員。精神障害になって30年ということですが、施設の中で製図器具を使用して緻密にクレーン船などを描いています。
障害者を含め、正規の芸術教育を受けていない人たちの作品を「アールブリュト」と言いますが、白壁の倉庫の雰囲気といい、交通量の激しい地域にもかかわらずミュージアムに入るとなんとも落ち着きます。床が木であるのがいいですね。歩き疲れない。
関係者の皆様ありがとうございました。ご近所ですので時折寄せていただきます。
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