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2011.12.09

教育問題にことさら熱心な政治屋はいかがわしい。

 大阪維新の会がやろうとしている「教育改革」(改悪)は、30年前に英国のサッチャー政権がやって失敗した「公教育現場に成果主義を導入する」「市場原理主義で公教育を活性化する。」「経済がわからない教師は解雇する」「教員組合は改革の邪魔なので解体する。」というものでした。

 結果は一部の公立学校は各段にレベルが上がり人気が集中。殆どの公立学校は荒廃し、ギャングの巣に成り、警察が介入しない限り学校運営ができない状態になりました。

 サッチャー以後の後継首相はその間違いを認め、後始末と公教育の再建に莫大なコストをかけていまだ継続中です。一度破壊した公教育はなかなかもとへ戻りません。橋下市長は大阪市でそれをやろうとしています。

 だいたい政治屋が教育に熱心になるとろくな結果は生まない。かつて自民党の森首相もそうでした。自分の行動履歴をさておいて、教育に政治屋が口だしすることは亡国の道なんですよ。

 ファシストの橋下市長は、選挙で成功して舞い上がってしまっているからたちが悪い。大阪の教育現場が心配ですね。

 おそらく必要以上の橋下市長の介入がされたら、深刻な対立が父兄や子供も巻き込んで起きることでしょう。市政の改革や大阪都構想どころではないカオスになると思います。

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