公務員はなぜ嫌われるのか?
大阪市長に当選した橋下氏は「大阪都構想」を掲げ、大阪府と大阪市を統合し、大阪市を廃止。職員をリストラすると言います。給与や待遇を引き下げると公言もしました。これが市長選挙で市民に大受けし、圧勝してしまいました。
かくも公務員は国民から嫌われるのでしょう?また国家公務員のキャリア(官僚)もまた嫌われてれています。ひところ「脱官僚」とか言われていましたが、いまや四国四県の知事は全員官僚出身者です。
父が敗戦後復員し、高知県庁に入庁していましたが、「あまりに給与が安い」ので退職したそうです。その頃から「から出張」「から残業」など公金をごまかすことを皆していたそうです。そうしなければ生活ができない。それをしても給与が安いので父は退職しました。
しかしいまや官民逆転の時代。日本1強力な自治労という労組に職員は守られ待遇は格段に向上。福利厚生や年金も民間より格段にいいのです。でもつい最近まで「空出張」などの不正な公金資質や詐欺がまかりと売っていました。待遇が改善されても悪しき伝統は健在でした。
このあたりが公務員が嫌われる要因ではないかと思います。(高知県庁)
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